全国春グマ猟聞き取り結果 2017年12月作成

(平成25年)2013年捕獲状況

(平成26年)2014年捕獲状況

(平成27年)2015年捕獲状況

(平成28年)2016年捕獲状況

(平成29年)2017年捕獲状況
春グマ狩りについて
<春クマ狩り>
3月~5月、冬眠中かあるいは冬眠明けのクマを、ハンターが山奥に出かけて行ってクマの巣穴を探し出し、捕殺することを春グマ狩りや春クマ猟といいます。
<予察駆除>
法律で決められている狩猟期間は11月15日~翌2月15日ですが、春グマ狩りはこの期間外に行われます。春、クマが目覚めて活動を始めると人に被害を与える恐れがあるとして、予防的に予察するというものです。何の被害も起こしていないクマをわざわざ山奥まで行って駆除することは、駆除の名を借りた猟期外の狩猟に等しく、違法性が極めて高い行為です。
また、クマの出没は秋のどんぐりの豊凶に左右されることが多く、2004年、2006年、2010年の大量出没の年はいずれもどんぐりが凶作の年でした。そのどんぐりの豊凶に関わらず、山奥でひっそり暮らすクマを殺す予察駆除という春クマ狩りは、クマの出没とは無関係の人間都合の殺戮です。
<熊の胆>
冬眠明けのクマの胆嚢は肥大しており、漢方薬の熊の胆として高額で取引されるため、冬眠明けのクマは価値が高く春クマ狩りはかつて、マタギ達によって伝統的におこなわれていました。
<熊森の見解>
春グマ狩りは何の害も出していないクマを、生息地である山の奥で、予察駆除という名目で殺すもので、冬眠明けの体力のないクマを獲る、特別残酷で、卑怯な見込み猟法です。本当の目的は冬ごもりあけのクマの胆嚢が1年間で最も大きいため、金より高く売れるというクマの胆嚢の販売を願う狩猟者への便宜ばかりであると思われます。このような春グマ狩りは禁止すべきです。県によってその呼び名は様々で、有害駆除としてカウントされたり、狩猟として扱われたりしています。伝統猟法を守るためだとか予察駆除だとか言われていますが、結局は被害も何も出していないクマを無差別に殺す為の名目でしかありません。