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2011-03

マスメディアのみなさんからの当協会取材受付条件

2011年9月22日改訂

1、現象だけでなく、原因も報道してください。
2、これからどうしていけばいいのか、解決法にもふれてください。

高知県支部 結成会 4月2日(土) 13:00~

日本熊森協会では、四国4県初となる高知支部を結成することにいたしました。日程は下記のとおりです。当日は、天気が良ければ、近くの山林の実状見学も行おうと思っています。

会員の皆様も、そうではない方も、ぜひお気軽にご参加ください。
山や森、野生動物に興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

高知県支部 結成会
【日時】 2011年4月2日(土) 13:00~16:00頃まで
【場所】 本山町プラチナセンター ふれあいホール1
〒781-36 高知県長岡郡本山町本山569-1
TEL (0887) 76-2084 FAX (0887) 76-2078

参加を予定される方は、人数把握のため、
kumamori.kochi@gmail.com
までメールを頂けましたら大変幸いです。

3/25 岡山県のクマ生息地訪問

岡山県のクマ生息地、勝田郡を訪ねました。去年の山の実りのありえないような大凶作のあと、クマたちが生き残れたのかどうか心配でした。地元では、今年の春はこぐまを見かけないということです。母グマが栄養不足のため受精卵を流してしまい、出産出来なかったのだろうと思われます。

3月30日 「森林法の一部を改正する法律案」衆議院農林水産委員会にて可決

福島原発事故対処と統一地方選挙で大変なときですが、国会では3月30日の9時から衆議院農林水産委員会が開かれ、「森林法の一部を改正する法律案」が可決されました。可決された修正案では、自民党が主張していた「重要な山林を地方公共団体が公有地化する措置に対して国は財政支援をすること」といった項目などが入りました。

本日の審議を見ていて熊森が残念に思うのは、熊森があれだけお願いし続けたのに、農林水産委員会の国会議員の方々は、やはりどこまでも日本の山を林業用地としてしか捉えておられないことです。

今回の法改正には、一部の林業経営者の方々の意見は反映されましたが、残された自然の森をいかに守るか、大荒廃しているスギ・ヒノキの放置人工林で林業不向きな場所をいかにして野生動物たちがすめる本来の自然植生の森へと樹種転換をしていくのかといった、奥山保全・再生の観点での質問がまったくありませんでした。生きられなくなっている野生動物や山崩れなどの災害が多発して悲鳴を上げている地元の人たちの叫びは、まったく反映されませんでした。

農林水産分野のすべての「業」は、豊かな森があって、川があって、海があって初めて成り立ちます。林野庁は「採算のとれる林業の促進のみ」という経済中心主義の考え方から1日も早く脱却して、林業すべきところではし、林業をすべきではないところでは自然の森の保全・再生をすすめていってほしいものです。

これではいけない。今後、熊森をもっともっと大きくしていかねばならないと、改めて決意しました。

農林水産委員会の様子は3月31日以降、
下記URLからご覧になれます。
衆議院TV http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

「森と生きる」-日本熊森協会が「むすび(2011年4月号)」に紹介されました

「むすび」(2011年4月号) 熊森特集「森と生きる」正食協会発行の雑誌「むすび(2011年4月号)」が、日本熊森協会・森山まり子会長の最近の講演を中心とした15ページにわたる「森と生きる」を特集して下さいました。

「持続可能な文明への転換めざす」日本熊森協会の活動を紹介するすばらしい内容です。会員のみなさん、ぜひお読みください。1冊570円。

購入を希望される方はこちらへ

・水源の森を買取り永久保全

・奥山再生を目指し、放置人工林を強度間伐

・豊かな植生を戻すための広葉樹の植樹

・そして豊かな森の存続には欠かせない野生動物の保護活動

・自然農 ・環境教育、等々

地元農家や林家をはじめ、様々な方達と信頼し合い連携しながら現地で進めているくまもりの先進的な実践活動が見事にまとめられています。

「先祖への感謝、未来への責任、生きとし生けるものへの畏敬の念 これなくして日本の国はない」顧問の安田喜憲先生の言葉が、読む者の胸を打ちます。

是非ご一読ください。

本部 太郎と花子のファンクラブ

太郎(22才)と花子(21才)。山田さんやくまもり和歌山会員らにお世話してもらって、元気にしています。3月27日に、本部今年3回目の太郎と花子のお世話に行ってきました。まずはサバの水煮をもらった太郎くん。最後の一滴までほおばります。

そしてまだまだお眠な花ちゃんです。(右側を頭にして、丸ぁるくうずくまっています。)

ちょっと目が覚めて、外の様子をうかがいます。少しだけ出てきて、わたしたちにフーッというびっくりするような大きな息を吹っかけ、冬ごもり室にもどってしまいました。

1月2月のあまりの寒さに、水が凍ったのでしょう。太郎君の水飲み用のブリキのバケツが壊れてしまいました。新しいバケツと交換しました。

今回は6人でお世話に行ってきました。たまたま現地に遊びに来てくれた地元の女の子3人も、太郎と花子、そしてちーちゃんとふれあい、楽しいひと時を一緒に過ごしてくれました。初めて参加して下さった会員の皆さんは、楽しかった、また来たいと大喜びでした。

福島第一原発事故で避難されている皆様へ

熊森は、少しでも何かみなさんの力になれないだろうかと、いつも考えています。

6歳のときにチェルノブイリの原発事故で被災されたナターシャ・グジーさんが、日本語で歌う

「いつも何度でも」

是非お聞きください。

http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds

阪神南地区・神戸地区の合同例会に森林組合の方がいらして、奥山の現状をお話くださいます

本日午後6時より、日本熊森協会本部3F会議室にて神南地区・神戸地区の合同例会があります。
今回は、森林組合の方がこられて、奥山の現状を話してくださいます。
皆様、ご家族ご友人をお誘いあわせの上、是非ご参加ください。

「放射性物質、当面人体に影響なし」でいいのでしょうか

政府発表やマスコミ報道を見ていると、福島原発から出ている放射性物質について、基準値を越えてはいるが「当面人体に影響なし」で済まされています。「人体に影響なし」が本当かどうか知りませんが、本当だったとして、それでいいのでしょうか。

余りにも人間のことしか考えていない(本当は利権に目がくらんで、人間のことも考えていない)人間中心主義の考え方を、恥ずかしく情けなく思います。海の魚や鳥や虫は、植物は、どうなのか。みんな大丈夫でないと申し訳ない。みんな大丈夫でないと、人間も生き残れないのです。

2週間たった地震・津波・原発の被災者・被災動物の皆さんへ

避難生活を送られている被災者・被災動物のみなさん、救援物質は届いていますか。

先日、当協会のある会員が、新潟経由で福島県郡山まで自車で水を届けに行きました。行ってみて一番不安だったことは、現地ではガソリンが入手できないということだったそうです。途中で帰れなくなったらどうしようかとこわかったそうです。

また元医者の会員は、まだまだ動けるので、自車で岩手県まで医療応援ボランティアに行くことを決意され、昨日、当協会会員達から昔の出征兵士のように送り出されました。こうすることが熊森魂であると、力強く語られていました。

熊森自然農チームのメンバーは、今年とれたお米は味見分だけ取って、残りは東北の被災者に送ると決められました。

熊森会員たちは、自分に関係なくても、他人や動物たちが困っていると聞けばほっておけないタイプの人たちばかりです。(日本人に多いタイプ)

被災者のみなさんは、地震だけでも大変なのに、津波、原発からの放射性物質と三重苦に見舞われておられます。特に、原発事故の方は見通しも立たず、最悪の場合も予測される現状で、故郷に帰ることもできない方たちでいっぱいです。どんなに大変だろうと、熊森本部スタッフ一同、連日皆さん方のことを心配し、胸を痛めています。このことだけでも伝えたくて…ブログを書きました。とにかく会員の皆さんも会員でない皆さんも、強く生き延びてください。

参考 長崎原爆投下時被ばくした聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士と病院関係者は、被爆後、塩辛いおにぎりと塩辛い味噌汁を取り続けたところ、ひとりも原爆症が出なかったそうです。秋月 辰一郎 著「長崎原爆体験記」(日本図書刊行センター刊「日本の原爆記録」第9巻)には、その理由なども書かれています。これから目に見えない放射性物質に対抗していかなくてはならない方々に教えてあげてほしいというメールが本部に届いています。塩は放射性物質を押さえるのでしょうか。わたしたちには分かりませんが、ご参考になさってください。

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