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11月24日 八幡平クマ牧場、ヒグマのひとみちゃん死亡 残り20頭に

秋田県在住の熊森研究員の報告によると、今朝、八幡平クマ牧場に残された21頭のヒグマのうち、衰弱が目立っていたひとみちゃんが死亡したということです。

 

今 年春に、雪山を伝って脱走したヒグマ6頭が射殺された時、23頭のヒグマと6頭のツキノワグマ計29頭のクマたちが牧場に残されていました。あれから7か 月後の今、ヒグマ20頭(現在八幡平クマ牧場)ツキノワグマ4頭(現在阿仁熊牧場)となっています。現在の所、死亡率17%。クマは強そうですが、意外と 弱い動物なのかもしれません。

 

先日の阿仁に移送されたツキノワグマ2頭の死因はストレス死ということになっていますが、全 身麻酔が影響したのではないかという声も当協会には、入ってきています。真実は神のみぞ知るで誰にもわかりませんが、疑わしきは次回から取り除くべきで す。来年のヒグマ移送は、マイクロチップなど入れる必要はないので、麻酔なしでやって頂けたらと願っています。(本州には野生のヒグマはいませんから、 わざわざマイクロチップを使ってまで個体識別する必要性はありません)

 

積雪4メートル、気温マイナス20度、八幡平の厳しい自然環境の中で、春までに死亡するクマが まだ出るのではないか。生存を危ぶむ声も聞こえてきます。これまで、このようなクマたちの世界は公表されることなく、私たち国民にとってはカヤの外でした が、今回の事故を契機に、当協会のような自然保護団体など市民の目がクマ牧場の中に入るようになり、情報が世に出てくるようになってきました。こういう風 通しの良い社会こそ、私たちが望む社会です。良きにつけ悪しきにつけ、真実を公表することは、多くの人々の理解を得るための第一歩として欠かせません。

 

残 されたクマたちを取り巻く秋田県庁をはじめとする職員の方々は、本来の業務外に、大変な業務を背負わされ、わからないことだらけのなかで、なんとか残され たクマたちを生かそうとみなさん必死になっておられるということです。春の事故以来、職員は、休日返上、時間外勤務の連続で、過労死するのではないかと、 上司として心配の連続だったと、ある管理職の方が語っておられました。そうだろうと思います。クマたちの命に直接かかわってくださっている方々に、全国民 は感謝と励ましを送り続けるべきだと思います。

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