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2月18日(木) 本部【いきものの森】活動 青空の下、トチ苗木移植作業 兵庫県宍粟市千種町

本部の「チームいきものの森」では、動物たちが棲める豊かな森の再生をめざし、必要な山に、実のなる木の植樹を行っております。昨年も、たくさんの実のなる木を植樹しました。(その時のブログです。→http://kumamori.org/news/category/field/30550/

ただし、「植えない森造り」と言って、本来は自然再生が一番いいので、再生できる山は自然に任せます。

 

熊森活動に賛同してくださる千種町の方が、トチノキの苗木を200本ほど育ててくださっています。昨年の植樹活動の時にも、20本ほどここから苗木をいただきました。苗木は、小さいうちはポットで育てますが、根が張って大きくなってくると、広い苗畑へ移し替えてやらねばなりません。

今回は春休み中の大学生の参加も得て、6名で作業してきました。

 

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地元の方に聞くと、異常暖冬の今年、この地域では記憶にある限り、初めての雪のない2月だそうです。

まず、畑の縁に溜まっていた、草や落ち葉、枝などをロール状に巻き取っていきます。

 

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苗畑

シカよけ網で囲まれた苗畑に、穴をあけていきます。

苗木の葉は落ちていましたが、しっかりと冬芽が育っており、トチの命を感じました。

 

 

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トチの冬芽

畑への移し替えが必要な苗木は、おおよそ150本でした。みんなで手際よく、移し替え作業を終えました。

植樹会は根付きの良い、春と秋に行います。

くまもりにとって、地元のみなさんのご協力は、ほんとうにありがたいです。

 

最後に、地元の方に連れられて、近くの放置人工林を見に行きました。このあたりにはこんな山がたくさんあるそうです。ここもくまもりの活動で間伐か皆伐し、都市の人達を呼び込み、地元のみなさんと広葉樹の自然の森に戻していけたらいいなと思いました。

みなさん、本部の「いきものの森」活動に、どうぞ参加してください。

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近くの放置人工林

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