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速報 基地整備中の馬毛島で3万年前の石器発見 

鹿児島県西之表市教育委員会は10月11日に防衛省の許可を得て、米軍機訓練移転と自衛隊基地建設が計画されている馬毛島の全域で文化財調査を実施。11月24日、3万3千~3万年前の石器とみられる数点の遺物が見つかったと発表した。場所は駐機場や滑走路などが整備される区域。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石器は、島の中央部で数点が露出した状態で発見された。市教委によると、地質状態などから年代を推定した結果、3万年を超える石器で、出土例が多くなく希少だそうです。

市教委は、石器を発見した場所が「埋蔵文化財包蔵地」の可能性が高いとみて、今後、文化財保護法に基づき、県教委に報告する。県教委が包蔵地に認定した場合、国と協議。建設工事が遺跡に影響すると判断されれば、県教委は発掘調査の実施を国に勧告できるという。

 

熊森から

今年、西之表市では、基地化反対を掲げて市長に再選された八板市長が、突然、基地化容認に姿勢を転換されました。市民の間から、「公約違反」だとして、リコール=解職請求に向けた動きが出ています。

 

馬毛島の基地開発が続けば、マゲシカ数百頭の生存が難しくなります。生存に向けての有効な手立ては取られていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マゲシカ

 

そんな中の、貴重な石器の発見です。マゲシカたちが聞けば、これでしばらく生き残れると、泣いて喜ぶことでしょう。今後、馬毛島とマゲシカがどうなっていくのか、目を離せません。日本がマゲシカを滅ぼすようなことをしたら、生物多様性条約違反です。

 

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