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猟友会員のみなさんに告ぐ・・・兵庫の山は大荒廃、クマ狩猟者に登録しないでください

兵庫県は、10月11日か~10月26日までの期間、クマ狩猟希望者(定員140名)を募っています。

 

私たちはこれまで、何人もの兵庫県のクマ生息地(但馬地方)の猟友会の方々が、クマを狩猟したい猟友会員などまわりにいないと証言されるのを聞いてきました。

10月17日の神戸新聞にも、以下の記事がありました。(一部抜粋)

 

同センターが昨秋、猟師約850人に実施したアンケートでは「クマを撃ち たい」としたのは15%。禁猟前には養父市で4頭を狩った丹波市の男性も数年前、猟 銃を手放し、「知る限り、周りに進んでクマを撃ちたいという猟師はいない。犬を殺さ れることもあり、銃を持っていても怖い」と話す。

 

猟友会員のみなさんは、誰よりも兵庫の山をご存知です。兵庫のクマが人間に生息地を破壊されて生きていけなくなっていること、食料を求めて集落の周辺に出てきて目撃数や捕獲数が増えているが、それと生息数が増加したかどうかは関係ないこと、クマは爆発増加などしていないこと、みんな感覚でご存知です。

 

森林動物研究センターの研究員と県の担当者が組んで、兵庫のクマが爆発増加したことにしていく様を、茶番だと笑っておられたのは猟友会のみなさんです。今のように生息地を破壊したままクマ狩猟を再開したら、クマが滅びてしまうことがわかっておられるのも、猟友会のみなさんです。狩猟を再開することによって、獲り過ぎてしまうのではないかと大変危惧されていましたね。

 

兵庫県の猟友会員のなかには、高いお金を払って、海外へライオンなどを撃たせてもらいに行っている人もいるようです。丸腰の猛獣の命を高価なライフル銃で奪うことが、快感を伴う遊びになっているのでしょう。

そのような人が今回のクマ狩猟再開に応募されるのではないかという猟友会員の声も聞いています。

 

誰よりも山のことクマのことを知っておられる猟友会員のみなさん、どうか兵庫県のクマ狩猟に応募しないでください。

 

今回兵庫県が、クマ狩猟を再開するにあたって、猟友会の声と地元の声を聞かなかった理由は、狩猟を再開すべきという声がないことを知っているからでしょう。

 

一体誰が兵庫のクマ狩猟を再開したいのでしょうか。

 

 

 

 

 

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