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くまもりNews

山形県東置賜郡高畠町が今回、熊の放獣を決定

13日に報告した山形県高畠町の熊についての続報です。

17日朝、高畠町役場に電話し、現況をお聞きしました。

ドラム缶のわなを設置しているが、まだ熊は捕獲されていません。捕獲された場合の対処として、県より、放獣が決定したとのことです。

13日に電話でお聞きしたときに放獣場所を探しているとのことでしたが、今日お聞きしたところ、県で放獣場所をなんとか確保できたとのことでした。山形県でも熊が多数出没しており、放獣場所を探すのもなかなか困難であるとのことでしたが、ご尽力により確保していただきました。

また、経営者の方へも、電気柵を設置していただきたくよう指導中とのことです。補助金では全額出ないとのことですので、熊森が足りない部分を補う旨再度申し入れました。

ひとまず、放獣が決定されたことは、喜ばしいことです。

当然のことながら、捕獲されたクマの、精神や心臓へのショックや苦しみは大きい上に、全身麻酔するための薬物を注入すると弱ってしまいます。当協会は、人間の所に出て来たクマ対応としては、クマが執着している食べ物の除去、追い払いや電気柵などの防除をお願いしています。捕獲は、最終的にそれ以外に方法がない場合に限るべきだと思います。捕獲しても、いわゆるお仕置きなどせずに、水と餌がある奥地に運んで、そっと逃がしてやっていただきたいと思います。

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