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ウィキペディア(Wikipedia)とは、何か。これが、ウィキペディア日本熊森協会ページの実態です。■膨大な記述のほとんどが、一度の取材にも来ず、当協会のドングリ運びに感情的に反対する、ひとりの匿名者による個人的見解や事実誤認記述のとなっている

今、人々が、手軽に辞書代わりに使うのが、ネット上の辞書ウィキペディア(Wikipedia)だと思います。ウィキペディアの記述が、どのようになされているか、みなさんは、実態をご存知でしょうか。

 

ウィキペディアの仕組みは、ある項目に対して、いろんな人たちが匿名によって情報を付け加え続けていき、より詳しいものにしていくという、素晴らしい発想の元にあみだされたツールです。しかし、書き込みを行う匿名者が、公正で責任を持って書き込むという前提があって、初めて価値を持つものなのです。
残念ながら、実際の人間社会は、誤解やねたみ、一方的な思い込みや、欲しい地位を得られなかったことに対する勝手な復讐心等によって相手を陥れようとする人間が渦巻いています。その人たちが、ネットに長けて、時間を十分有している人たちだった場合、匿名性をいいことに、最低限の調査すらせず、いくらでもネット上に自分勝手な書き込みを続けることが可能です。

 

ウィキペディアのしくみ上、書かれた記述が、捏造歪曲されたものや、事実を確認もせず書かれた無責任なものであっても、書かれた側には訴えていくところが明記されていないため、書かれるのを止めさせることができません。間違いを書かれたけれど泣き寝入りするしかないという、書かれた側にとって非常に不公平な場となっています。これは、人権侵害の最たるものではないでしょうか。当協会も、何年も、泣き寝入りを続けています。

 

久しぶりに、今日、ウィキペディアで、「日本熊森協会」と、検索を入れてみました。まず出て来るのが以下の記述です。(2012年10月17日現在)

 

日本熊森協会

「一般財団法人日本熊森協会(にほんくまもりきょうかい)は、奥山の生態系保全を目的とする自然保護団体である。本部は兵庫県西宮市分銅町に所在する。英文名称は”Japan Bear & Forest Society”(JBFS)である。

A  自らを完全民間[1]の実践自然保護団体と称している。

B クマの保護団体ではない[2][3]

C 活動内容から自らの主張とは異なり動物愛護団体と見なされている[4]。」

 

(熊森から)
A. せっかくの出だしなのに、怪しげな団体のように書かれている。
B. 当協会は、クマだけ守っているわけではないが、クマの保護にどこよりも力を入れている。よって、このような記述は、誤解を生む。
C . 秋田県の毎日新聞が間違って1度誤記したのをいいことに、これを使って、熊森を動物愛護団体に貶めようとしたのであろう。(しかし、私たちは、動物愛護団体に大いなる敬意を持っているので、私たちにとっては、熊森を貶められたことにはならない)
ただ、私たちは、野生鳥獣たちと共存する文明を取り戻さないと、人類が自然破壊に歯止めがかけられなくなり、早晩滅びるとして、クマをシンボルに、現代の人間中心主義・物質中心主義文明を全生物と共存する持続可能文明へと方向転換させるべく、会を設立したので、熊森を動物愛護だけの団体におしこめるのは、事実誤認である。
結局、この文を書き込んだ者は、毎日新聞の記事を脚注に持ち出して客観的な記述を装ってはいるが、熊森を動物愛護団体と低く?小さく?見せてやろうとする自らの主観を、読者に押し付けようとしただけに過ぎない。

 

このウィキペディアのページトップの履歴表示をクリックすると、このページの書き込みは今日現在まで、「幹間臼」と名乗るハンドルネームを持った者が、ほとんど一人で長年、悪意ある書き込みを続けているのがわかる。上記記述以下は、読むのも疲れる程膨大な(14121字)、当協会についての自分勝手な解釈記述や、当協会に批判的な他人の記述だけを探し出し、一方的に選んで並べている。
「幹間臼」と名乗る者は、膨大な脚注を付けて、巧みに、客観的に記述しているふりをしているが、私たちは彼から訪問を受けたり、取材されたことは一度も無いのである。取材もしたことがない会の活動について、自分の主観だけで、熊森を知った時にまず多くの人々が最初に好意を持って開いてみるであろうウィキペディアの当協会ページを執筆する資格など、ないと言ってよい。

 

しかも、この「幹間臼」なる人物は、なぜか当協会の中心的かつ恒常的な活動では全くない「ドングリ運び」について、異常なまでに執着を示し、膨大な記述のほとんどを、何一つ自分で不都合な事実を検証したわけでもないのに、ドングリ運び批判で終始させているのである。このようなページが、読者に正しい日本熊森協会の姿を伝えられないのは明らかである。

 

当協会は、以前、ウィキペディアの中の間違っている記述をいくつか修正したことがあるが、匿名者にすぐ元に戻されてしまった。2011年11月25日、このページの余りのひどさにスタッフの若い女性が実名で、事実でない部分などの削除を試みたのである。「幹間臼」氏は、どこかに記述文をコピーしていたのだろうか、ただちに元に戻されてしまった。結局、削除→復元のイタチごっこで、私たちのように忙しくしている者は、時間が十分有り余っている者には勝てないのである。現在、「幹間臼」氏の一方的な個人的記述文だけが、まるで熊森に対する社会からの客観的評価であるかのように、ウィキペディアに掲載されている。

 

私たちは、連日、活動に手がいっぱいで、毎日必死であり、「幹間臼」を名乗る者らが書きこんだページをチェックしたり、負けじと反論し続けるなどの暇はない。本気で社会奉仕活動をしている人は、みんな私たちと同じだろう。それをいいことに、暇を弄んで、愉快犯的なネット上での記述を入れるのは、やめていただきたい。「幹間臼」氏らが、当協会の活動をどう評価するかは自由である。しかし、多くの純真な一般国民が、信頼できる情報源として信じて検索して読むウィキペディアに対して、これ以上悪意ある無責任な書き込み続けるのなら、氏名連絡先を明らかにするべきだろう。匿名では、私たちは訴えることすらできない。この何年間か、当協会が受けて来た信用喪失などの甚大なる被害を、どう償ってくれるのか。

 

● 国民のみなさんは、ウィキペディアページの記述実態を知って、価値観の分かれる項目に対しては、信じすぎないようにお願いしたい。
● ウィキペディアページの管理者は、連絡先を公表し、真実でないことを書かれて困っている者の救済措置を講じてほしい。

 

(最後に)
ウィキペディアページだけではなく、ネット上のブログなども含めて、匿名をいいことにあまりにも自分勝手な捏造記述が多すぎる。何が真実で何が捏造か、言葉巧みに書かれたら、第三者には分からなくなってしまう。その結果、善が悪になり、悪が善になって、私たちの社会が無茶苦茶に混乱してきている。
ネットの匿名性が、それなりに自制心があった人々を、無責任にし、堕落させていっているように思える。許されるべき特例として匿名が審査会で認められたもの以外は、原則、出所のわからない無責任記述は世に出せないようにし、捏造記述には厳しい罰則を設けるなどの規制をしいていかないと、人類社会がダメになってしまうと思う。
当協会には、弁護士会員が結構おられる。何人かに相談してみたものの、今の法律では、原則として、間違ったことを書かれた者が泣き寝入りするしかないようだ。こんな馬鹿げたことはない。ますます国民が、何が真実かわからなくなっていく。

 

ちなみに、2010年に当協会が立ち上げた日本奥山保全・復元学会(現、日本奥山学会)のウィキペディアページに、3.11以降、当協会の信用を失墜させるようなことを書き込み続けているのも、「幹間臼」である。

 

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