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(速報1)秋田県八幡平熊牧場ヒグマ、明日、12月16日、阿仁の終生保護飼育施設に移送

<秋田県八幡平熊牧場に残されたクマたちの終生保護飼育を願い続けて来てくださったみなさんへ>

 

いよいよ、八幡平熊牧場に残された熊たちの救命プロジェクトが、最後の山場を迎えます。

明日から、北秋田市阿仁熊牧場隣に新設された終生保護飼育施設への、ヒグマたちの移送が始まります。

新施設の建設工事が遅れ、深い積雪の中という厳しい気候下になってしまいましたが、無事に全頭の移送が完了しますように、みんなで見守りましょう。

 

北秋田市から管理を任されている(株)マタギの里社長によると、12月13日に完成したばかりの新保護施設には、到着したヒグマたちが、生まれて初めての冬眠に入れるように、稲藁がどっさりと用意されているということです。

 

(現地派遣本部調査研究員12月15日午後報告より)
 
今朝、現地は悪天候のため、着陸できなければ引き返すかもしれませんというアナウンスの元、羽田を発ちました。大館能代空港上空で、除雪作業が終わるのを待ったため、飛行機は周辺を約1時間旋回し続けました。
 
 
ただ今、八幡平熊牧場。積雪1メートル。昨日まで、積雪ゼロの兵庫県西宮市にいたので、どこに来たのだろうという感じです。
 
 
本日は大勢の方が来られており、みなさん忙しく動き回っておられます。
最大グマであるコディアックグマの太郎250キログラムと姫子200キログラムは、一昨日、移送用檻にうまく入ってくれました。餌で誘導しただけで、麻酔などは一切使っていないそうです。
計4基造った移送用檻ですが、4頭のクマがすでに入っており、一応みんな檻の中で元気にしておりますが、少し、気のせいか、不安そうにしているようにも見えます。
 
外気は低く、手がかじかんできて、これ以上電話はできません。以上です。(I)
 
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