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苗の生育は順調!田んぼの周りの シカ防止ネット張り完了 

5月25日(日)、自然農2回目の作業日です。

作業の前に、近くの「山の神」神社へ参りました。自然への感謝と自然農塾息災を、お願いしてきました。

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○まず苗床にお米の芽が無事に出ているかどうかを調べます。ワクワク・ドキドキです。

保温と保湿のために苗床にかけておいた藁をそっと取ってみると、かわいい芽が出ていました!自然農では、温室苗床など使わず、苗作りもすべて自然に沿って行います。そのため、この時期の苗は、まだこんなに小さいのです。ちなみに、今年の田植えは、6月15日です。

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   種籾から根と芽が出てきています。

○苗床には、生き物がいっぱいです。いろいろな草の芽、コオロギ・バッタの仲間の子供たち、クモ、毛虫、巨大ナメクジ?、アマガエル、カナヘビの子供など

自然農の理の一端を感じることができました。

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  寝覚めのアマガエル、周りにいろんな草が芽を出しています。

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  カナヘビの子供

○ しばらく生き物たちを見つめた後は、田植え時に備えて、イネの芽の周りの草を取ったり、根元を刈り取ったりします。

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 イネの芽以外の草の芽を取るか、根元で切ります。

○苗床の一部にモグラが入った跡がありました。ここは本当にモグラの多い所です。モグラが入ると、苗床の土が浮いてしまい、苗の成長の妨げとなります。浮いた土は上からしっかり押さえ込みます。

オケラもいるようで、オケラに食べられて空になった種籾がたくさん残っていました。予定の苗数に成長するかちょっと心配です。

オケラに種籾が食べられるのは、珍しいことです。オケラの目覚めの時期と種籾を蒔いた時期が合致したためか?と思われます。

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モグラが入った跡(横方向にモコモコしている部分です)

○草抜きの後は、苗床に敷いていたワラを短く切って苗床に再び敷きます。乾燥防止になります。

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○昼からは、シカ・イノシシの進入防止のために、田んぼの周り全体を囲む柵・ネットを張りました。

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柵、ネットを田んぼの周りに張っていきます。

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 おつかれさまでした。 

○追記

下の写真は、現在多くの農家がやっている米作りである慣行農法の田んぼです。

同じの日の様子です。

すでに大きい苗が、水の張った田んぼに、機械を使って整然と植えられていました。

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このやり方では、イネの苗が2~3本ずつ束になって植えられます。イネの成長を思うと、

1本植えにしてあげた方が 、イネはのびのびと育ちます。

次回作業は、6月14日の畦作り、15日田植えです。楽しみです。

 

 

 

 

 

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