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山口県の山を本部と支部で調査

3月21日、山口県のクマ生息地を調査しました。案内してくださったのは、88歳の元森林組合長さんです。健康の秘訣は、山を歩き続けていることだそうです。今も現役で山関係のお仕事をされています。健脚ぶりには驚かされました。

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下写真は、左がスギの人工林で、右が自然林です。

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自然林の中は、落葉樹と常緑樹が混在していました。兵庫県北部の落葉広葉樹だけのクマ生息地を調査し続けている本部には、不思議な光景でした。

ここでは、放置人工林の中でも、常緑の低木が生えていました。気候が植物の生育にいいのでしょうか。放置人工林の中は茶色一色と思い込んでいる本部には、これも不思議な光景でした。

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放置人工林の中

尾根筋にイノシシのぬた場が2つありました。どちらにも、池のように、水が溜まっていました。

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途中の山道に、糠入りのイノシシ罠が設置されていました。ここはイノシシがよく獲れる場所なんだそうです。

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以前、誤ってクマもかかったそうです。絶滅危惧種であるそのクマはどうなったか知りたいと思いました。熊の胆は高く売れるから、逃がすわけないということでした。

 

奥の方に入っていくと、クマの爪痕がいくつも見つかりました。古いのも多かったですが比較的新しいものもありました。

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山口県のクマはこんなところで暮らしているのかなど、いろいろと勉強になりました。

所変われば、生息環境も変わります。日本は、もう十二分に開発されました。これから人口もどんどん減っていきます。開発をやめて、自然復元に税金を使って欲しいものです。ここに残された二次林も、このまま未来永劫、残りますように。

 

山口県支部長はいろいろな生き物を飼っておられますが、ヤギを5頭も飼っておられるのにはびっくりしました。

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この辺では、他にもヤギを飼っておられる方は何人かおられるそうです。ヤギを飼っていると草刈りをしなくて良いそうです。いろんな動物と触れ合って暮らすことは、人間の心身の健康にも大変プラスになるだろうと感じました。

 

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