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【本部クマ保全】岩手県で、子連れの母熊による人身事故発生。要注意。

4月25日岩手日報webニュースより

 クマに襲われ3人重軽傷 西和賀の仙人山

24日午前10時40分ごろ、北上市と西和賀町にまたがる仙人山(882メートル)で登山者3人が子連れの母熊にかまれたり爪で引っかかれるなどして重軽傷を負った。

現地は、7合目付近の尾根でささやぶがあ るブナ林。北上市は広報車で周辺集落に熊出没を知らせるとと もに25日に登山口に注意喚起の看板を設置する。西和賀町では、5月末まで春グマ狩り中。

 

 

5月9日岩手日報webニュースより

 クマに襲われ男性負傷 岩泉、山菜採り中に

岩泉署と岩泉消防署によると、5月8日、子連れの母熊が午後0時半ごろ、1人で山菜採りをしていた男性を2メートルほど突き飛ばした後、頭や顔面をひっかいた。男性は自力で下山し親類に連絡した。

岩泉町では6日にも龍泉洞付近で子グマが目撃されており、同署や同町はパトロールや広報などで警戒を呼び掛けている。

 

(熊森から)

お怪我をされた方に、お見舞い申し上げます。岩手県自然保護課に問い合わせたところ、どちらの事件も、山奥の国有林で発生したものとのことで、捕獲罠はかけていないそうです。

 

この時期の親子連れの母熊は、子熊(2月生まれ)を守ろうと、大変神経質になっています。クマの生息地に入られる方は、クマ鈴やラジオなど音が出るものをご持参いただき、人間が山に入ってきたことをクマに確実に伝えて下さるようお願いします。そうすれば、クマの方から人を避けます。

 

 

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