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岩手県盛岡市で初のクマ追い払い中に人身事故 クマ射殺 

8月24日、盛岡市の市街地に近い河川敷で、クマの追い払いに参加していた62歳の猟友会員が、前頭部や左手首をクマに引っかかれるという事件が発生しました。

 

どのような状況だったのか、熊森本部は盛岡市の担当者にすぐ電話で聞き取りました。

 

※クリックすると、地図が大きくなります

 

◎以下、盛岡市農政課担当者のお話(地図参照)

・8月24日の朝6時と8時半に、クマの目撃情報が入った。現場は、盛岡ICの近くで、盛岡市街地にも近い。

クマは奥羽山脈のほうから雫石川を伝って現場に来たと思われる。

 

・雫石川の河川敷で、猟友会10人と警察4名の総勢14名で爆竹を鳴らして追い払いを行った。

 

・猟友会は2人一組となってチームで巡回していた。

 

正午頃に、堤防から下りた河川敷の藪の近くで猟友会の男性が爆竹を鳴らしていたところ、3~4m離れた繁みから突然クマがでてきて、2回の攻撃を受けた。2回目の攻撃を受けたときに、自分の身を守るために持っていた銃でクマを射殺した。

 

・射殺したクマは、体重108㎏、年齢は10~12歳のかなり大きなオスグマだった。

 

・盛岡市で、こうした追い払いを行ったのは初めて。

 

(熊森から)

今回けがをされた方に、お見舞い申し上げます。

熊森本部は、8月21日から24日まで東北地方各県のクマの生息地の調査に行っていました。24日はちょうど岩手県庁で県の担当者と、岩手県のクマ保護体制について話し合っていたところでした。

東北では、山から出てきたクマは当然のごとく駆除の対象とされます。そんな中、今回は残念な結果に終わってしまいましたが、盛岡市が初めて爆竹でクマの追い払いを行ってくださったことは、一歩前進でした。

 

今回のような場合、人は河川敷に下りずに、堤防の上から藪に向かって爆竹をならせば、男性もけがをすることはなく、クマも命を奪われずに済んだのではないでしょうか。

 

ぜひ、次回は追い払いに成功していただき、人もクマも無事に終わってほしいです。

クマは市街地に出たかったわけではなく、河川敷の茂みの中を歩いていたら偶然、市街地に出てしまったのだと思います。

河川敷の刈り払いも、なんとかお願いしたいです。

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