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大阪府北部で震度6弱 とよ元気でした

6月18日午前7時58分、本部のある西宮市で、短時間ながら身に危険を感じる地震がありました。

携帯電話にはすぐ、震源地は大阪府北部と出ました。直ちに通話制限がかかり、携帯は使用できません。

23年前の阪神大震災よりは明らかに規模は小さかったのですが、念のため、熊森本部はラインや固定電話でスタッフ間の安否確認をすばやく行いました。大阪府北部への電話は不通でした。

 

「とよ」だ!

 

「とよ」が暮らしている高代寺は、大阪府北部にあるのです。

 

この日はちょうどお世話日。前日までに買っておいたおいしい果物をいろいろ持って、車で高代寺に向かいました。「とよ」にとって、こんな大きな地震は初めての体験でしょうから、こわくておびえているのではと心配でした。

 

高代寺に、到着。

お寺は大丈夫でした。

獣舎も、問題ありませんでした。

獣舎、OK

 

次は、「とよ」です。

「とよ」は、何事もなかったように元気でした。

良かった。

好物の山菜や果物がもらえるのがうれしくて、待っていた感じでした。

お世話係の人たちを見ると、自分からさっさと寝室の餌箱に向かい、いつもの手順通り運動場のお掃除が終わるまで、寝室に閉じ込められての食事となりました。

「今日は、どんなものを持ってきてくれたの?」

 

獣舎のお掃除が終わってから、運動場にいつものように、山菜のミズ、ブドウ、サクランボ、キイチゴ、ビワ、ハダンキョウ、クルミ・・・などを並べてやりました。「とよ」はみるみるうちにおいしそうに平らげていきました。目が生き生きとしており、とても楽しそうです。

一番に食べたのはブドウでした

 

「とよ」はどんどん人間と心通わすようになってきています。

お世話係の人たちによると、以前いつもしていた行ったり来たりする常同行動は、今はもうしません。

すっかりおだやかになって、獣舎内でゆったりくつろいでいる感じがするということです。

 

シュレーゲル(カエルの一種)がプールに泡のような卵を産みつけると、気味が悪いのでしょうか。なぜか「とよ」は、あんなに大好きなプールなのに、入らなくなります。仕方がないので、お世話係の人たちは、泡のような卵をそっと取って、山中の池に持って行ってやります。獣舎にはカエルが何匹か住んで?いますが、それは気にならないようで、平気な顔をして同居しています。

 

「とよ」のかわいさは写真だけではなかなか伝えられません。ぜひ、熊森HPトップより、「くまプラネット」の「くまくま日記」で、最近の動画を見てください。

 

 

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