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利尻島のヒグマ、山中に設置されたセンサーカメラに撮影される

利尻島内に設置されたセンサーカメラが、ヒグマを撮影しました。

北海道新聞(6月19日付け)

 

6月18日、熊森本部は利尻富士町の担当者に現在の状況について再度聞き取りしたところでした。

【利尻富士町担当者のお話】

山の中では、今もヒグマのフンがあちこちで見つかっています。幸い、どれも山の中の食べ物です。痕跡はいずれも人間の居住区から離れた場所で、島の南西部の山中や人気のない海岸近くで発見されています。目撃者はいません。

山にはセンサーカメラを7台設置しています。今のところ(6月18日現在)撮影されていません。クマは山の中で採食して、人目を避けているので、今後クマが目撃されたとしても駆除や捕獲などはしないつもりです。

 

熊森から

このクマは、人目を避けて夜に移動しており、人間との棲み分けを理解しているクマであると考えられます。研究者の皆さま、利尻島にお住いの皆さま、行政機関の皆さま、どうか今後も温かい目でそっと見守るだけにしてください。

 

人気の少ない早朝や夜間は、このヒグマも居住区の近くを移動するかもしれません。外出時は音の出るものを携帯したり、生ごみを屋外に置かないように心掛けてくださるようお願いします。

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