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ノーベル賞受賞・山中伸弥教授が「人類は滅ぶ可能性がある」とつぶやく

以下、9/22(日)ネット配信 FRIDAYより要約

 

「人類は滅ぶ可能性がある」

『シリーズ人体Ⅱ 遺伝子』という生命科学の最前線を視聴者に伝えるNHK番組の中で、iPS細胞の生みの親としてノーベル賞を受賞し、現在も生命科学研究の最先端を走り続ける京都大学山中伸弥教授(57)がつぶやいた。

 

生命の根本に関わる遺伝子まで操作することが可能になった現在、こうした生命科学が発展するからこそ生まれてくる「危険性」がある。

人類が滅ぶ可能性がある、という発言について、山中さんはこう説明した。

1万年後、私たちとは全然違う生物が、地球を支配していても不思議ではありません。

しかも、自然にそうなるのではなく、人間が自らそういう生物を生み出すかもしれません。

 

「一歩間違うと、新たな生物に地球の王座を譲り渡すことになります。いま、人類はその岐路に立っていると思います」

 

山中さんの懸念は、研究者の倫理観が低下して生命に対する畏れを失い、研究に歯止めが利かなくなった結果、人類が滅亡するかもしれないというものです。

 

山中さんは科学者、研究者に求められる姿勢として、「密室で研究しないこと」を挙げていました。

 

いま、科学の進歩は加速度的にスピードを上げている。この先、人類はどんな道を進むのか。

生命倫理の規範は、誰かがひとりで決めるものではなく、さまざまな立場の人の意見を反映して決めていくべきだ。

 

 

熊森から

 

研究というのは大変面白いものですが、人間は狂いますから、部屋に閉じこもって研究していると、往々にして、自分のしていることの是非がわからなくなっていきます。

研究者は博士号を持っていたり教授の肩書きを持っていたりするので、人々から一目置かれがちなのですが、実は大変危険な存在です。

なんだかんだと理由を付けて、研究内容を隠ぺいしようとする研究者がいますが、私たち国民の税金で研究しているのですから、私たち国民は、それを認めてはならないと思います。

 

 

 

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