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環境省が管轄する釧路湿原国立公園内に太陽光発電建設ラッシュ 

釧路湿原国立公園内に、6,6haの太陽光発電施設が設置されています。
環境省の地元事務所に問い合わせると、国立公園内と言っても、普通地区ですからと気にしていない様子。
普通地区でもダメでしょう。
新聞報道によると、予定地の大半は、氷河期の遺存種である両生類・キタサンショウウオが生息する湿原です。
キタサンショウウオは今年1月には種の保存法の国内希少野生動植物にも加えられ、販売目的の捕獲が厳罰化されるほど絶滅の恐れが高まっている種です。
釧路湿原にすでにできてしまった太陽光発電6、6ha 釧路市民提供(毎日新聞)

明らかに自然環境に配慮できていないので、このメガソーラー、すぐに除去してもらおうと思ったのですが、なんと隣接地に、この60倍の面積にあたる400haの太陽光発電施設(ドイツ資本?)が新たに予定されているそうです。

ここは、市街化調整区域で、「市街地の拡大を抑制し自然環境に配慮した形で土地利用を図る」とされる場所で、地目は大半が原野。基本的には開発が規制されているはずですが、太陽光発電設備は「建築物」とはみなされないため、出力4万キロワット以上の巨大メガソーラー以外は、環境アセスメント(環境影響評価)の対象にならないのです。他にも建設予定があるそうです。

 

ソーラーパネルの中には有毒物質が含まれているため、何かの時にそれらがパネル外に出ることも考えられます。

 

国立公園内での再エネを禁止する法案も必要です。

 

こんなことまで私たち国民が心配しなくてもいいように、環境省が動いてください!

 

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