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富山県(3) 11/24  当協会トラスト地670haに、ヘリコプターでどんぐり運び

今年、山に大異変が起き、森は未曾有の食料飢饉。クマをはじめとする森の動物たちに何とか生き抜いてほしいという愛と願いを込めて、名も無き一般国民たちが、腰が痛くなるまでがんばって集めたドングリが、500キロ入りのバケットに次々と移されていきます。

富山県のツキノワグマも、絶滅するな!ハンターに撃たれるな!ドングリを満載したバケットをぶらさげたヘリコプターが、車が入れない当協会のトラスト地670haに向けて飛んでいきます。本部から持っていったGPSで、位置を確認します。

トラスト地上空にさしかかりました。クマたちの冬眠前の主食である奥山のミズナラのドングリの巨木がたくさんナラ枯れで枯れてしまっていました。同乗してくださった地元の方が、「これでは、クマたちが人里に出てこざるを得ないな」と、納得されていました。全国で、クマは、絶滅に追い込まれています。原因は全て人間です。

このヘリコプターでのドングリ運びは、11月24日のテレビ朝日の報道ステーションなどで放映されました。

クマが里に出てくるのは、クマが増えているから、里山が放置されたから、ハンターが減ったから、このような誤情報がたくさん飛び交っています。奥山に食糧がないからという真実を、国民のみなさんになんとか伝えたいと思います。

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