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「市街地に出たクマは捕獲し、山へ返す」 福島市のクマ対応に、人間としての優しさあり

<以下、福島民友 みんゆうnetより>

5月24日、福島市の市街地周辺でのクマの目撃情報が2件(午前2時15分、午前2時30分)あり、23日から続く目撃情報は計5件となった。いずれも人的被害などはない。県警と県猟友会、県、福島市、JAふくしま未来は、目撃情報があった信夫山に捕獲用のわなを設置、一部を立ち入り禁止にするなど警戒を強めている。

クマはいずれも体長約1メートル。クマを見た男性は「クマの胸元に白い月のような模様が見えた。『襲われるのでは』と思い、その場から離れることを心掛けた」と話した。

福島

 

5月25日、熊森はすぐに電話で問い合わせました。

〇福島市農業振興課

クマの目撃があった時間帯は、夜中から早朝、夕方から夜で、クマは人目を恐れて動いていることがわかる。信夫山付近で3回の目撃(松川河川敷の目撃含む)、笹木野駅周辺では深夜に2回の目撃があったが、別クマであると考えられる。

両目撃地点付近では、警察によるパトロールを続けている。特にクマが現在、山中に身をひそめていると思われ信夫山付近は、学校などの教育施設もあるため、24時間体制でパトロールをしている。このクマは、奥羽山脈から松川を下って市街地に入ってきたと考えられる。

付近住民には、「クマを目撃した際は、まず騒がず落ち着くこと。そのあと、市のほうまで連絡してください」と、口頭で伝えている。

人間と野生動物の共存は大切。現在、捕獲罠を2基設置しているが、クマ捕獲後は山奥へ放獣する。

 

熊森より

福島県・福島市の関係者のみなさん、ごくろうさまです。

福島県は、昨年11月27日にも、郡山市の工場内に侵入したクマを、捕獲後山奥へ返してあげています。

全生物との共存に成功して自然豊かな地球を残すためにも、命を大切にするやさしい人間社会を作るためにも、全国行政は福島県・福島市の心豊かで優しいクマ対応に続いてください。

 

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