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風車ができたらヒグマが出て来たと稚内の酪農家が証言 くまもり北海道が稚内で学習会

広大な土地を持つ北海道は東北と並んでメガソーラーや風力発電など、再エネ事業の草刈り場となっています。

再エネは、火力発電の何百倍もの土地が必要ですから、北海道や東北が狙われるのです。

 

道北の稚内ではもうすでに稼働している大型風車が188基もあります。

この1年間で44基増えました。

今後も続々と風車計画があがっています。

なんともかとも、もう信じられない思いです。

 

 

下の図は、稚内を中心とした道北地方のアセス中、建設中、稼働中の風力発電です。

クリックして拡大してから見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年シンポジウム 「私たちの北海道を「再エネ植民地”にさせないために」 
北海道風力発電問題ネットワーク 資料より

 

こんな稚内で、10月13日、熊森北海道支部が風車学習会を開きました。十数名の方が集まってくださいました。

 

 

以下、北海道鈴木ひかる支部長からの報告です。

稚内に来ると、山の尾根筋にずらりと風車。ものすごかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稚内の山々の尾根に林立する風車群 クリックしてください。

 

 

地元で昔から代々酪農を営んでおられる方にインタビューしました。

風車ができたらヒグマが山から出て来た、電波障害が起きて携帯電話が使えなくなったと訴えられています。

 

 

 

すでに稼働している稚内の風車の騒音を録音してきました。

 

風車の音

 

この風車の騒音や振動、人間の耳には聞こえない超低周波音などに耐えかねて、山から出て来るヒグマなど森の動物たちを責められますか。

北海道庁は、ヒグマの大量捕殺を計画しています。

 

 

稚内風車に関する新聞記事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町を上げて風車推進の中では、稚内市民もいきなり反対の声を上げにくいと思います。
風車の真実を学ぶ市民学習会を市内各地で順次持っていくことが、まず必要だと思いました。

 

熊森本部から

北海道鈴木直道知事は、再エネ推進派です。

北海道の自然を大破壊をして再エネ発電事業を推進し、東京に電気を送るのです。

北海道の大地を愛する者ならできないと思うのですが。

稚内も市長以下、ほとんどの市議が風車推進派だそうです。

我が国は、産業構造上、地方がどこも疲弊しています。

膨大な利益を得ることになる発電業者からのおこぼれのお金をたった20年間もらうために、地方はもう二度と元に戻せないふるさとの大自然破壊行為を許すのでしょうか。

人間の罪深さ、愚かさに恐ろしくなります。

風車で命を奪われることになる鳥や獣や昆虫などは、どうなってもいいのですか。

未来の子供たちはどうなるんですか。

 

 

自然の大切さを理解できるトップが、行政側にも企業側にもほとんどいないことが、日本社会の深刻な問題です。

 

風車には、バードストライクや風車病、山崩れなど、様々なデメリットがあります。

風力発電は製造から、発電中ずっと必要なバックアップ電源まで考慮すると、火力発電以上に二酸化炭素を出すともいわれており、様々な面からも風車は理論的に、もう完全に破綻しています。

マスコミはこれらを国民に伝えるべきです。

マスコミは、私たち国民の再エネ賦課金を使って、どこの国のどんな業者が風車でぼろもうけする仕組みになっているのか、これも国民に伝えてください。

 

ネットの時代ですから、国民のみなさんも、その気になって調べたら、今行われている再エネの嘘がわかってくるはずです。

要は、この国の未来に責任を持とうとしている大人がどれだけ我が国にいるかという問題だと思います。

再エネは、我が国の存続にかかわる重大問題です。やるなら、都市部と屋根置きまでにとどめるべきです。

 

熊森は、再エネ業者に道徳心を失わせ、地元行政を狂わせている再エネ賦課金を即時廃止するよう、国に求めます。(完)

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