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女優の杉本彩さんが大阪豊能クマ問題をブログに

杉本彩さんは、動物愛護活動に熱心で、公益財団法人動物環境・福祉協会を立ち上げ理事長をされています。
http://www.eva.or.jp/

昨年、大阪府豊能町でツキノワグマが誤捕獲されたときには、何とか法律にのっとって山に返してやろうと悪戦苦闘していた熊森に、協力を申し出てくださいました。

3月20日の個人ブログに「人と熊との共生を願って・・・」と題して、豊能町誤捕獲グマ問題のことを書いてくださっています。
http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-12003472260.html

ブログの中で、今熊森が大阪府に建設中の民間クマ飼育獣舎などに使われる「熊保護基金」への協力も呼びかけてくださっています。熊森としては感激です。

 

ブログによると、京都府会議員小鍛治氏が、県境府境を行き来する絶滅危惧種のツキノワグマへの対応について、2月に府議会で一般質問をしてくださったそうです。

議会でツキワグマに関する広域的な質問は初めてなので、非常に意義のあることと考えます。杉本彩さん、貴重な情報をありがとうございました。

 

以下に、京都府議会での質問と答弁を引用します。
質問 : 小鍛治府議

特定鳥獣保護マニュアルと京都・大阪・兵庫三府県の境界にまたがり生息する鳥獣の課題について、

今回はクマに絞ってお伺いします。

環境省が策定した「特定鳥獣保護管理マニュアル(クマ編)」は、
既に絶滅した可能性の極めて高い九州を除き、
対象地域を18の保護管理ユニットに区分し
ユニットごとに関係都府県が協力連携して計画を策定すべきとなっています。

ツキノワグマの行動範囲を考慮すると、
保護管理には関係都府県相互の協力連携が必要不可欠であるうえ、
それをふまえた新たな枠組みを必要とする地域も出てきていると考えます。

こういった状況の中、
昨年6月に大阪豊能町でツキノワグマが
誤って有害鳥獣捕獲用の檻にかかるという事件がおき、
マスコミでも大きく取りざたされることとなりました。

今回の誤捕獲については、
大阪府から相談があったかと推測いたしますが、
京都府ではどのような協力・支援をされたのでしょうか。

また、ツキノワグマは府県境を関係なく山野を移動し、
場合によっては生息域を拡大させることもあります。
野生鳥獣の保護・管理を進めるにあたっては、
この当たり前の事実を認識し、
関係府県がしっかり情報交換し、連携すべきことと各々が責任もって対応すべきことがあると考えますが、
ご所見をお聞かせ下さい。

 

答弁 : 農林水産部長

これまでツキノワグマについては、
京都府レッドデータブックで「絶滅寸前種」とされており、
鳥獣保護法の改正に伴い保護すべき鳥獣として位置付ける予定でありますが、
生息状況に関するモニタリング調査では生息数が減少しておらず、
近年人家周辺に出没する個体が増えているため、
環境省のガイドラインに準じて捕殺上限数を定め、
人身被害の回避に努めており、
今後とも地域住民の安心・安全に配慮しつつ、
適正な管理を実施してまいります。

 

大阪府での誤捕獲に対する京都府の協力・支援については、
捕獲檻の貸出、京都府のクマ出没対応マニュアルや専門家の紹介を行ったところであります。
議員ご指摘のとおり、
それぞれの自治体において責任ある対応が必要と考えており、
京都府では誤捕獲の対応について、
クマが人家近くに出没すると、
地元では子どもたちが集団下校を余儀なくされるなど
住民への心理的圧迫が強いと考えております。
地域住民と協議を重ね、地元との信頼関係を構築し、
原則誤捕獲された地域で放獣を実施しております。

 

また、これまでから特定鳥獣保護管理計画の策定過程で
近隣府県と意見や情報の交換をしているほか、
出没事例などについて定期的に情報を共有し、
地域住民への周知に役立っており、
今後とも近隣府県との連携・協力関係を維持し、
野生鳥獣の保護・管理に努めてまいります。

 

 

 

 

 

大阪府豊能グマお世話日記  3月13日 元気です

先週は少し元気が無くて心配しましたが、今週はとても元気でした。
ブドウを与えると、1パックをぱくぱく平らげました。
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先週、見向きもしなかったスギの間伐材の輪切り、
今日は先週分を取り返す勢いでかじっていました。
ストレス解消にもってこいの遊びなのかもしれません。
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いつものようにわたしたちと飲み水用のバットを取り合いっこ。
ひょいっとバットを檻の奥に引っ込めたり、お腹の下にいれて
覆いかぶさったりするユーモラスな光景が繰り返されました。
毎週、同じようなことを繰り返しているわけですが
元気でやんちゃなクマさんとの
変わらないやりとりができたことに
うれしさでいっぱいになった今日でした。

また来週来るね。元気でね。獣舎は3月末に完成です。
もうすぐこの狭い檻から出れるんだよ。がんばれ!
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2月27日 豊能グマ近況

 この日は6人でお世話に行きました。
 雪がちらついたかと思うと
 さっと日が射しこんできたり、
 はたまた、ふいに突風が吹きあれる
 くるくる変わるお天気でした。


 先週マグネットシートを貼った2つのバットのうち
 ひとつは檻の隅っこでうんち用のトイレになっていました。
 ひとつはひっくり返ってワラに埋まっていました。
 マグネットの効果はよくわかりませんでした。

 今日はニンジンをもってこられた方がありました。
 和歌山の太郎はニンジンが大好物です。
 しかし、豊能のクマさんは、
 鮮やかなオレンジ色のニンジンを見ても
 興味を示しませんでした。

 いままでに
 根菜類では大根、サツマイモ、ニンジンの差し入れがありましたが
 クマさんはどれも食べませんでした。

 掃除中に
 3つ目のバットが
 3週間ぶりに発掘されました。

 掃除の過程で
 今日も箒の柄などがかじられて
 使用不能になりました。
 そのうち掃除用具の追加が必要になるかもしれません。
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 わたしたちのほうきを取り込んでしまった豊能グマくん
 
 きれいに洗ったバットを檻に入れ
 ホースで水を入れると
 クマさんは
 ホースの水や
 バットの水を
 ごくごく飲みました。
 のどが渇いていたんですね。

 でもすぐに飲むのをやめて
 水の入ったバットをひっくり返してひと暴れ。
 わたしたちとのバットの取り合いっこは
 いまや恒例の光景となりました。

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 あと1か月で獣舎が完成するよ。それまで元気に。

 今日は初めての方が来られました。

 「思ったより小さい」
 「いや、やっぱ大きい」
 「意外とおとなしい」
(クマさん檻にアタック!!)
 「うわっ!!やっぱ怖い!」

 はじめてクマさんを見たひとは
 だいたいこんなふうに感じるんだなと
 思いました。

 2月に入って
 クマさんはどんどん活発になっています。
 来週のお世話日は啓蟄に当たりますが
 クマさんは春モードを先取りしているようです。

豊能グマ、元気です & 獣舎建設進捗状況

2月の6日のご報告

日光を浴びて、大好きなイチゴをいただく豊能グマ。至福の時間です。

それにしても、たくさん藁を入れてもらっていますね。足が埋まっています。

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2月13日のご報告

山口県支部のみなさんから豊能のクマさん支援として、藁より水切れがいいというカヤや、果物などが、どっさり本部に届けられました。みなさん、ありがとうございます。

この日はこれらを持ってお世話に行きました。残念ながら、豊能グマは、ミカンやサツマイモ、ギンナンなどには、見向きもしませんでした。食べたことがない物は食べないのかもしれません。リンゴやクルミ等、いつも与えているものを食べました。

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カヤを檻に入れてもらう

 

2月20日のご報告

おなかもすいていないし、のども渇いていないようでした。きれいなお水を入れてやっても飲みませんでした。

リンゴとキウイを少し食べると、後は、檻の中ではしゃいでいました。

ヒノキの間伐材の輪切りはお気に入りで、うれしそうに齧ります。齧りきるとなくなることを覚えたのでしょうか。このごろは、いったんかみ砕いたかけらを拾って、さらに細かくかみ砕くようになりました。ときにはかじり甲斐のないようなほんとうに小さなかけらまで拾い上げて口に運ぶこともあります。退屈しのぎでしょうが、檻の中では、これしかすることがありません。

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ヒノキ間伐材の輪切り齧りに夢中の豊能グマ

 

ひとしきり遊び終えると、甘い干し柿の差し入れをぱくぱく食べました。殻付きクルミもあのかたい殻をパキッとよい音をたててかじります。ただ、かじるだけで、 あまり実を食べていないように見えます。おなかがすいていないのかもしれません。

 

3つあるステンレス製の水入れパッドが、2つしか見当たりません。1つは藁の中に入ってしまっているのだと思います。探しても見つかりませんでした。

 

お掃除の最後に、水入れバットをきれいに洗って底面にマグネットシートを両面テープで貼り付け、床に固定して水を張ったところ、ひとつのバットはさっそく軽々とクマにひっくり返されてしまいました。バットを置き直してもう一度水を張って帰りました。後で飲んでいるかな。

 

山口県支部差し入れのカヤ(茅)は、クマさんにとっては、ワラより馴染みのある植物だろうと思われましたが、クマさんは、ワラもカヤも区別せず同じように利用しているようでした。

 

 

●獣舎建設がどのくらい進んでいるか、建設現場を見に行ってきました。3月末には完成します。

 

 

くま保護基金は、現在600万円を超えたところです。みなさん本当にありがとうございます。

今回は、1500万円をめどに基金を集めています。

クマの場合は、よほど頑丈な獣舎でなければ飼育許可が出ないため、クマの獣舎を造るには、想像を超えた驚くほどのお金がかかります。

まだの方で、余裕のある方は、どうぞご寄付のほどをよろしくお願いします。

 

熊森は、このクマを飼うことでクマへの理解が広がり、クマの保全、クマの棲む森の保全・復元・再生が進むことを願っています。

1月30日 興味津々、豊能グマの1週間の動きが記録されました 自動撮影カメラ回収

記録された動画をチェックしてみました。自動撮影カメラを設置したことでクマに負担をかけないか心配でしたが、豊能グマは赤外線の小さな明りをあまり気にしていないようだったのでほっとしました。

 

豊能グマは1週間中ほとんど寝ていましたが、時々体を動かして寝返ります。そのさまは、まるで休日に寝転んでいる人間にそっくりです。何もすることがないからか、時々思い出したように寝床のわらをしごいて細かくしたり、何かを食べたりしていました。

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ちょっと寝る向きを変えてみようかな 

撮れた動画は、全編通して、本当に静かなものでした。時々、移送檻の内部を見まわして、これから僕はどうなるのだろうかと考えているようにも見えました。退屈なのでしょうね、大きなあくびも時々していました。

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 大きなあくびをする豊能グマ

落ち着いたクマの様子にホッとしました。一日も早く明るくて広い獣舎に出してやりたいです。みんなで応援しているから、春までここで我慢してね。

1月16日23日豊能グマ近況 元気です

1月16日お世話日  ステンレスの容器に入れてもらったきれいな水を、おいしそうにごくごく飲んでいました。このクマが水を飲む姿を初めて見ました。

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1月23日お世話日  気分転換用に入れてあげた間伐材の輪切りを、右の歯で、左の歯で、交互にかんで、あっという間に粉砕してしまいました。

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この通り粉々です。我が家の17キロの犬は、かまぼこ板を与えると噛み砕きますが、間伐材の輪切りを与えると、歯が立ちませんでした。さすがに、クマはものすごい力です。犬とは比べ物になりません。

 

この日、自動撮影カメラをセットしました。クマが動くと、自動的に写真撮影動画撮影が始まります。クマにできるだけ負担をかけないように、弱い光で撮影します。1週間後が楽しみです。

 

 

1月6日 年明け早々の豊能グマくん

役場がお正月休みだったので、久しぶりの豊能グマ君のお世話日となりました。役場の方が、休み中もお世話して下さっていました。ありがとうございました。

 

元気にしているかな。今回は特別で8人で行きました。

 

そっと部屋のドアを開けて移送檻の中の豊能グマ君をみんなでしばらく見ていました。年末にたくさん入れてもらった藁の中に埋もれて、眠っているようです。私たちが来ていることに気付かないのか、動きません。

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 眠っているよ

お掃除を開始です。みんなで部屋の中に入っていくと、クマ君は起きてきました。女性陣には、少しずつ気を許し始めたようです。

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 女性陣は信頼してもいいみたい

移送檻内の藁を、4センチの鉄格子からいったん全部取り出しました。結構時間がかかりました。その間、クマ君には、杉の間伐材の輪切りをおもちゃとして与えておきました。食事よりも、間伐材の輪切りをかじって粉々にすることに余念がないようです。

 

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 お掃除中も、杉の輪切りをかじり続けるクマ君 ストレス解消になるといいね

 

糞尿もたくさんあったので、移送檻の床を水できれいに洗い流しました。

その間、Mさんが、杉の輪切りをかじる豊能グマ君の歯を、集中的に撮影しました。どうも、右上下の牙が折れているのではないかと、前回、問題になったからです。

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右牙上下

逃げ出そうとして獣舎の鉄をかじったのかもしれませんが、仕方がありません。箱罠にかかって檻の鉄を噛み、歯を全部失ってしまうクマも多いと聞いていますが、豊能グマ君は、今のところ、他の歯や左牙上下は大丈夫ですから、良しとするしかありません。本当に一日も早く、広い獣舎に移してやりたいものです。

 

 

12月26日 豊能グマお世話 熊森としては、年内最終 

この日は年内最後のお世話日でした。
 
今回、お世話に初参加された会員さんが、クマさんの魅力に出会
ってとても感動されていました。想像していたよりも体が大きく
て毛並みがきれい、つぶらな瞳がなんとも言えないなどと目を輝
かせておられました。  

 若グマの姿形の美しさもさることながら、賢く愛嬌のある仕草
にすっかり魅了されたようです。

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 クマさんはもしかしたら冬籠りに入(りかか)っていたの
 かもしれません。
 わたしたちが檻の置かれた室内に入って行っても
 うつらうつらしていました。

 檻の横のシャッターをがらがらと開けはじめると
 クマさんは顔を上げ
 ようやくむっくり起き出して
 光の射しこむほうへ移動しました。

 先週食べなかった柿は
 熟れて甘くなったものを食べました。
 会員さんからいろいろと送られてきたものを与えてみまし
 た。
 食べるものと食べないものがありました。
 これまでと、嗜好が違っていました。

 クマさんはワラの交換作業に慣れたようです。
 作業中も落ち着いていました。
 お腹が空いていないのか
 ご飯の催促もしません。

 といっても、殻なしのクルミにだけは目がありません。
 柵に並べたクルミを
 立ち上がったまま舌でなめとり、ぱくぱく食べました。
 舌が届かないものは手の爪で器用にすくいとりました。
 その仕草にみんなから笑顔がこぼれました。
 (立ちながら食べる姿は初めて見ました!)
 
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この時とばかり、ツキノワの模様を観察する会員たち


 そろそろ作業もおしまいというころになると
 クマさんにエンジンがかかってきます。

 この日は水切りモップをつぎつぎにキャッチ、
 ぼりぼりとかじってしまいました。
 クマさんにかかれば
 アルミの柄などぽきりと折れてしまいます。
 水切りモップのゴムもプラスチックも
 あれよあれよというまにボロボロです。

 興味深かったのは、
 クマさんがモップの柄を口でくわえて檻のなかに引きずり
 込むと両手で体のしたに隠すような仕草をすることです。
 2本目のモップの柄もやはり体のしたに抱え込み、
 それらに覆いかぶさった状態で
 ゴムやプラスチックのパーツをかじりました。

 モップを取り戻すのはなかなかたいへんです。

 この行動は獲物を取り上げられないようにする工夫でしょ
 うか。

 もうひとつ思い浮かぶのは「熊棚」を作る習性です。
 (クマさんが木に登って実を食べるとき、
 実のついた枝を折って口でしごき
 食べ終わると枝をお尻の下に敷いていくので
 木の上に棚のようなものができます。)

 野生のクマさんの習性をちょっぴり垣間見たようで
 わくわくする気持ちが抑えられませんでした。


 スギ材の輪切りは残っていた3個を与えて
 在庫がなくなりました。

 


 クマさんのお世話で
 毎回気になるのは飲み水です。

 飲み水用の容器(バット)は小さく軽量で
 クマさんがちょっと手をかければ
 ひっくり返ってしまいます。

 バットは柵の5cmの檻の鉄格子の隙間から取り出して
 洗い、檻のなかにもどしてホースで水を張ります。
 そのため、いつも檻の隅に置かれています。

 クマさんは檻の隅をトイレに利用します。
 今回は3つのバットのうちひとつが
 うんちでいっぱいになっていました。
 ほかの2つのバットには水があまり残っていませんでし
 た。

 クマさんはもう冬籠りに入りかけていて
 ほとんど水を飲まないかもしれませんが、
 それでも、新鮮な水の常設は必要です。
 
 この日、クマさんがいちど嘔吐しました。
 こぶしひとつくらいの量を
 げろっと吐き出して
 あとはけろりとしていました。

 吐き出したものは
 すりおろした自然薯みたいでした。

 わたしたちはこれからも
 このクマさんとは長いお付き合いになると思います。
 大阪地区、阪神地区、近隣府県の会員のみなさまのご
 協力をいただきながら、力を合わせてお世話していき
 たいと願っております。

 とりあえず、春に広い新獣舎が完成するまでは、クマ
 さんを元気づけながら、本当に狭いのですが、この檻
 の中で元気に生き抜いてもらうしかありません。
 みなさん、応援してやってください。

 このクマさんを生かしてくださっている役場の担当者
 の方に、心からお礼申し上げます。年末年始の間も、
 毎日お世話に行ってくださるということで、本当にあり
 がとうございます。
 来春までお世話になりますが、どうか来年もよろしくお
 願いします。

12月19日 豊能グマ報告

5人でお世話に行ってきました。

今日のクマさんはあまりお腹が空いていないようでした。

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熟し柿はよろこんで食べましたが、それ以外の
甘くない柿、りんご、ドングリ、いちごなどには無関心
でした。干し柿はおいしいようでした。

クマさんが一番好きなのはクルミです。
檻の柵(水平の柵)に殻付きのクルミを並べてやると
クマは落とさないようにひとつずつじょうずになめとって
ちょうど手の甲の上あたりでボリボリかじります。
手の甲にクルミのかけらがどんどんたまります。
すると、そのかけらもなめとって食べます。
 
手の甲がお皿みたいでした。


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クルミがワラのなかに転がりこんだら
 ワラのなかを鼻で探って
 ちゃんと探し当てます。

 
狭い檻の中では何もすることがないので、ストレス解消の
ために、スギの間伐材を輪切りにしたものを何枚も与えて
います。
 輪切り材を手でしっかり抱え込んで
 顔の角度を左右に変えながらかじっていきます。
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木の輪切りをかじる感じは
 人間がコップの氷をかじるのに似ています。

 木の輪切りが足りなくなりそうです。


 豊能の町は今週の寒波でうっすら雪が積もったようです。
 日陰や北向きの屋根などに雪が残っていました。

 クマさんは2度目の雪で冬籠りするという話も聞きますね。
 このクマさんも
 次に雪が降ったら冬籠りするのでしょうか。

 元気ながらも
 いつもの食欲をみせなかったクマさんを見ていて
 そんなことを思いました。

12月5日豊能町グマの報告

12月5日、4人でお世話に行ってきました。

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クマさんはみんなが部屋に入って行くと
 檻の端っこに移動して
 おいしいご飯を待つような仕草をしました。

 差し入れたイチゴがとても気に入ったようで
 大きな粒をぱっくんぱっくん食べました。
 熟し柿もおいしかったようで
 6個の大きな柿をぺろりと平らげ
 まだ足りない様子でした。

 今日のクマさんはご機嫌な感じで
 ちょっとふざけているようにも見えました。

 いつもは水切りモップなどにあまり反応しないのですが
 今日は水切りモップのゴムを2本分、咬み切ってしまいました。
 (ゴムを飲み込まないように、慌てて取り出しました。)

 水飲み用のバット3つに水を張って
 作業完了かと思いきや
 クマさん、バットの中にダイブ。
 水は豪快にひっくり返りました。

 はたまた
 ワラで雑巾がけをするようなかっこうで
 なんども檻に滑り寄りました。
 ワラに押し出されて
 クルミやドングリが
 ざらざらとこぼれ落ちました。

 そうかと思うと
 檻のところで体を丸めて
 むさぼるようにスギの輪切りをボリボリボリ。

 バットを置き直そうとすると
 クマさんがそのバットを手で奥に引き戻したり。

 毎日、ひとりで退屈しているクマさん。
 みんなが帰るとまた退屈してしまうので
 ちょっと引き止めてみたようにも見えました。
 (願望です;)

 ひとしきりやんちゃを終えると
 クマさんは落ち着いて
 檻の中ほどにすわり
 ぽりぽりとドングリを食べ始めました。
 そこで、わたしたちも引き上げてきました。

 
 今回、気になる点がひとつありました。

 クマさんの月の輪マークの上に
 2箇所ほど
 脱毛しているように見える部分がありました。
フィード

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