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2022-05-06

ヒグマ母子、殺したくないなら即追い払うべし

今年、札幌でのヒグマ目撃は25件にも上っています。

札幌南区で、5月3日に続いて5月6日にも同じ母ヒグマと3頭の子供が目撃されています。

5月6日の場合、3日と同じ牧場のはしっこの笹薮と牧草地の境界あたりで、午前6時前、ゆったりと草を食んでいるヒグマ親子の映像が放映されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行政の皆さん、警察の皆さん、マスコミの皆さん、

いてはいけないところに出てきたヒグマは、見つけ次第、おどして追い払ってください。

愛らしいので眺めていたいのはわかりますが、眺めないでください。

撮影したいのはわかりますが、撮影しないで即、追い払ってください。

被害が出ていないからと黙って観察するのはやめてください。

 

人間がヒグマをじっと眺めていると、ヒグマはここに来てもいいんだと学習してしまうのです。

人間が歓迎して喜んで見てくれていると勘違いして、何度も出てきたり、さらに町に入り込んできたりするようになります。

そうして最後に、困ったヒグマだとして殺されるのです。

 

2019年8月、札幌での連日スター扱いされた挙句、射殺されたヒグマの教訓がなぜ生きていないのですか。

担当者が変わったのかも知れませんが、引継ぎをしていないのですか。

熊森は、この親子グマの命を守りたいので、人間は目を吊り上げて大声で怒り、追い払ってくださるよう訴えます。

 

眺めたり撮影したりするのは、いてもいい地域にヒグマがいるときだけにしてください。

ヒグマとの共存に向けて、もういい加減に人間も学習しましょうよ。

 

P.S

5月9日札幌市役所に電話しました。あの後、ヒグマは今のところ出てきていないそうです。

出てきてはいけないところに出てきたヒグマを撮影しないように、直ちに追い払うように、また、ヒグマが去った後にはもう二度とその場所にヒグマが出てこないように、唐辛子スプレーやニコチンなど、ヒグマの嫌がる臭いのものを撒いてほしいとお願いしました。

あの映像を撮ったのはマスコミではなく一般市民だそうです。ならば、市民にも、啓もうしてほしい旨、お願いしました。

札幌市の共生担当課の中のヒグマ担当職員は3名とのこと。ヒグマを見つけたら、即、轟音玉で脅してほしいというと、自分たちは免許がないのでできない。猟友会にお願いするしかないとのことでした。ならば、お願いして、人なれさせておいて最後は殺すということだけにはならないようにとお願いしました。(5月9日記)

 

 

 

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