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2022-12-29

<一大朗報>再エネ事業は、規制法成立を待たなくても、県や市町村の条例でも止められる 

FIT法を使うと、私たち国民が毎月徴収されている再エネ賦課金で大儲けできるため、投資家たちが東北や北海道に正気とは思えないまでに多くの自然破壊型風力発電事業やメガソーラー事業を計画しています。

 

外国の投資家たちもかなり入っており、これでは日本の自然が外資に台無しにされ、私たち国民のお金が外国人を富ますことになります。クマたちの棲む豊かな森を守ろうと運動してきた熊森にとっても、絶対に認められない事業です。再エネは、すでに自然が破壊されてしまっている都市でやるべきです。 水源の森を壊してまでやるものではありません。(日本人、しっかりしよう!)

 

今年の夏、関西電力が蔵王での風力発電計画を発表したとたん、ふるさとの山を守りたい知事や地元が猛反発。

東北を蔑視する気かなどの強い声も出て、驚いた関電が一気に白紙撤回した事例は今も強烈に印象に残っています。

 

宮城県を例にとると、ふるさとの山を守りたいと願う地元の皆さんが事業を止めようと必死になってすさまじい闘いを各地で展開されています。熊森宮城県支部もがんばっています。一日も早い国の再エネ規制法の成立が待たれます。しかし、日弁連の先生方によると、

 

再エネ事業は条例でも止められます!

 

ということです。もちろん法律で規制してもらうのが一番いいのですが、規制法案が成立する前に自然を破壊されてしまったら取り返しのつかないことになります。

地元市町村や県は自然破壊型再エネ反対運動で大変な思いをしている人々のためにも、急いで条例を作って国土破壊事業を止めてあげてください。

事業を止めたら、業者から損害賠償を取られるのではと恐れている首長さんが多いようですが、杞憂であり、そのような心配は不要だそうです。ご連絡いただければ、専門家をご紹介します。

 

 

最新ニュースとして、地元の力で、12月27日、JREによる鳥屋山風力発電事業計画が中止となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月28日の新聞によると、加美町の猟友会までもが加美町で計画されている6つの巨大風力発電計画の中止を求める要望書を12月27日、猪股町長に提出されたとのことです。山のことを良く知っておられる猟師の皆さんならではの要望だと思います。ありがとうございます。

 

 

 

熊森から

巨大風力発電が計画されている宮城県北部の市町の首長さんたちが、このところ次々と風車反対を表明されています。尾根筋風車と環境保全の両立は不可能です。市町村の条例でこれらの風車計画は止まるそうですから、首長の皆さん、条例づくりを急いでください。

 

クマに恨みはないとご遺族 長野県松本市

11月28日に起きた松本市のクマによる死亡事故のご遺族に、事故後何日かして、電話してみました。

いろいろとお話を聞かせていただきました。どれもこれも、胸を打つお話でした。

亡くなられた方のご冥福を祈って手を合わせに行きたい、また、長年、クマの「ペッペ」を大切に保護飼育してくださったことに対して、ご遺族にお会いして一言お礼を言いたいという気持ちが高まって、熊森は12月11日、室谷会長ら7名でご自宅を訪れました。

飼育されていた場所は、普通の車ではいけないような、想像以上の山奥でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

周りは行けども行けども延々と山

 

部屋に上がらせてもらっていろいろとお話を聞かせていただき、長時間お邪魔してしまいました。

また来ますねと言いたくなるほど打ち解けて、なんだか親しい親戚の家に来ているような感じでした。

 

ご遺族によると、クマは、赤ちゃんの時、山の中で弱って動けなくなっていたのを動物好きの男性が保護して「ペッペ」と名付け飼育していた。「ペッペ」はみんなに可愛がられ、地域でもアイドルだったそうです。

 

アルバムの「ペッペ」の写真をたくさん見せていただきました。

「ペッペ」の顔つきは、熊森が今お世話をしているクマたちとそっくりで愛らしかったです。

「ペッペ」がどんなに大切にされていたのか、飼育されていた方とどんなに深い信頼関係で結ばれていたか、一目でわかりました。

 

 

 

 

 

 

事故後も「ペッペ」は、ずっと檻の周りにおり、外に置かれていた食べ物を食べたりうろついたりしていたそうです。逃げ出そうとしたわけでも、男性を噛み殺してやろうとしたわけでもなく、最大の親しみを込めて抱きつき、いっぱい甘噛みしたら、男性が動かなくなってしまったので、戸惑っていたのだろうと思いました。

なぜ事故が起きてしまったのか、獣舎の中もいろいろと見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ペッペ」のお墓には花が添えられていました。私たちも手を合わせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

弟さんが、「兄貴は身体悪くして弱っていて『もう長くないと思うから遺影も撮った』なんて言ってた。あの世でもペッペのこと悪く言ってないと思うよ。向こうがじゃれてるつもりでも、クマの力はすごいんだから。こんなことになったけど、ペッペに怒りはないと思うよ」と話してくださいました。

 

熊森から

熊森は、クマを個人で保護飼育されている全国の方とつながり、情報交換したり、助け合ったりしたいという強い願いがあります。行政にクマを飼っている人を教えてほしいとお願いしたこともありますが、個人情報だからとどこも教えてくれませんでした。

全国でクマを個人的に保護飼育されている方がおられましたら、ぜひ、熊森までご連絡ください。

 

 

 

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