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2022-12

兵庫県クマ生息地の氷ノ山調査

2022年11月4日(金)、熊森の若い職員らが、主原顧問と共に氷ノ山(ヒョウノセン)の調査を行いました。

氷ノ山は兵庫県と鳥取県の県境にあり、標高1510メートル、兵庫県の最高峰で、兵庫県のクマ生息地の中心です。現在山の状態がどうなっているのか調べて、今後の熊森活動に反映していくのが目的です。

 

氷ノ山の植生

1、原生林

天然スギ、ブナ、ミズナラなどの巨木の森です。

この時期、葉が落ちてしまっているのはブナ、葉が赤くなっているのがミズナラです。緑色は天然スギです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原生林

 

クマの痕跡を探してみましたが、古いクマ棚が一つ見つかっただけです。主原先生によると、クマは古い巨木よりも、登りやすいもう少し新しい木に登るとのことでした。

 

2、伐採跡の人工林と2次林

入らずの森だった氷ノ山ですが、戦後、人間がどっと入り込んでパルプ材を作るために大量の樹木を皆伐しました。その結果、頂上付近は、ササ原になってしまいました。自然界では、親木が倒れた空間に、親木の下で長年待っていた稚樹が突然成長し始めて、元の森に戻ります。しかし、皆伐されると、ササが優勢になってしまい、樹木が戻らない場所が生まれるのです。皆伐跡地にスギが植えられた場所は、人工林として今に至っています。伐採後、植林されなかった場所にはコナラなどが入って落葉広葉樹林が形成され、下の写真の姿になったところもあります。人手が入った山と原生林の見分け方がわかりました。

コナラは薪炭材として古くから利用され、炭の原料となりました。東北ではコナラを使って白炭を作るそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

濃い緑色はスギの人工林、他は紅葉が鮮やかなミズナラやコナラの2次林

 

氷ノ山の中間温帯はケヤキ、シラカシが多く、ミツマタは和紙の原料として利用されます。

そこから標高が高くなって冷温帯に入るとウラジロガシ、ミズナラ、ブナに変わっていきます。中間温帯とは暖温帯と冷温帯の間に位置する気候帯の事です。

ブナの落葉は早いので、この時期は他の木と見分けやすくなります。氷ノ山のミズナラは、ナラ枯れと言って、カシノナガキクイムシという小さな虫が持ち来むタフリナ菌で多くが枯死してしまいました。

カエデ類の種類をみることによって標高帯を分けることができます。カエデの種類によって生育できる場所が違うからです。冷温帯では山の下の方からヤマモミジ→ハウチワカエデ→イタヤメイゲツと変わっていきます。

 

3、ドングリについて

①ミズナラ(落葉)

このドングリはタンニンが多く含まれているので、動物の中でもそれを分解できるツキノワグマしか食べることができない。ネズミなどのげっ歯類は食べるとタンニンを分解できずに死んでしまう。

②ウラジロガシ(常緑:葉の裏が白い)

隔年成熟なので、1年ごとにドングリが実る年と実らない年を繰り返す。

③シラカシ(常緑)

今年ハイイロチョッキリというゾウムシによって実が落とされている。

ウラジロガシとシラカシのドングリの違いは、ドングリの先端の細いのがウラジロガシで太いのがシラカシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

左がウラジロガシ、右がシラカシ

 

 

4、ショックだったササ枯れの発生

氷ノ山はまだ林床にチシマザサが生い茂っており、良かったと安心したのですが、よく見るとあちこちでササが枯れて茶色の葉になっていました。春、チシマザサのタケノコであるスズコはクマの貴重な食糧で、スズコのあるところ必ずクマが食べに来ていると言われるぐらいです。ササが失われることは、クマには致命的です。

ササが部分的に枯れるなど今までなかったそうで、原因は地球温暖化のようです。

ササが消えると土壌が水分を維持できなくなってしまいます。そうなると、乾燥に弱いブナが枯れだすことも考えられます。

ミズナラも枯れていますから、この上ブナ林までが消えると、秋のクマの食料が不足し、大変なことになります。冬、ササは雪に埋まり、―15℃で休眠状態に入ります。春先に休眠状態が解除されたあと、再び突然気温が下がるとあっけなく枯れてしまうそうです。昼夜の大きな温度差についていくことができずに枯れてしまう凍害も併せて起きているようです。ササはわずかな気温の変化によって、枯れるというダメージを受けることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色い部分がササの枯死

 

5、シカ

兵庫県はシカの生息数が多いため、多くの地域でササをはじめとする森林の下層植生がシカに食べ尽くされています。

しかし、全てシカが悪いわけではないと思います。山の自然林を伐採して一面スギ・ヒノキの人工林に変え、野生動物たちの食べ物を奪ってしまった人間に大きな責任があるのではないでしょうか。

シカが多く生息する地域ではせっかく広葉樹の苗木を植樹しても、すぐシカに食べられてしまい、苗木が育たないケースがほとんどです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ササがシカに食べられた痕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シカが多い所では、下層植生がほとんど消えている

 

6、兵庫県のクマ対策である柿もぎ

兵庫県はクマとの人身事故を防ぐために、地元の人たちに柿の実を早く収穫するか、柿の木を伐るように指導してきました。みごとに山裾から柿の木が消えましたが、、集落の柿の木が残っていると、クマは集落に入っていきます。山里の人たちの中には、「クマが柿を食べに来るのは昔から当たり前で、クマが来ている時は家から出ないようにする。昔からそうして共存してきたから、クマが来ても問題ない。」と言って、柿を残しておく方もたくさんおられたそうです。

 

 

7、今回、進む山の劣化に危機感

氷ノ山はクマが棲んでいるだけあって豊かな森です。しかし、確実に山の衰退は始まっていました。クマをはじめとする野生動物たちが生息地や食べ物に困って、山から出て来ることは避けられないと思いました。戦後、原生林を大規模伐採したことや、奥山にまで人が入り込んで道路を造り続けたこと、原因は皆人間が作っています。これ以上山が劣化すると、野生動物と人間の共存はより難しくなってしまうかもしれません。

何とか野生動物の生息地を復元し、山の劣化を防いでいきたい。熊森はがんばります。(羽田)

風車からの低周波音と風車病について、環境省担当者に電話でききとりました

環境省ホームページには組織別の詳しい部署や内線番号が掲載されていないので、環境省代表番号から電話し、水・大気環境局・大気生活環境室が窓口でした。

 

以下に、その時のやり取りがどのような感じだったかを思い出して、感じが伝わるようにまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

熊森:風力発電から出る低周波音について聞きたいのですが。

担当官:そのようなものは出ません。

熊森:出るんですよ。そんなこと誰でも知っていますよ。

担当官:業者は否定しています。

熊森:どこの業者ですか。

担当官:お教えできません。

熊森:測定器を持って行けば一目瞭然ですよ。測定されたことはないんですか。

担当官:ありません。

熊森:その低周波音が原因で風車病になり苦しんでいる人がいるのです。あなたも現場に行って測定してみてください。

担当官:風車病は認められていません。

熊森:ドイツのテレビ番組をユーチューブで見たのですが、風車から出る低周波と風車病の関係はもう科学的に解明されていますよ。あなたも一度見られませんか。

担当官:そういう声があったということはお聞きしておきます。

熊森:風車から出る低周波音や風車病について、論文を読んだりシンポジウムに出たりして勉強されていますか。

担当官:個人的なことはお答えしかねます。

熊森:いつからこの部署に。

担当官:今年4月からです。

熊森:ならば、いろいろと勉強してほしいです。風車病に苦しんでおられる方たちは悲鳴を上げておられます。業者が風車病は存在しないと言ったから環境省の見解も存在しないでは困ります。風力推進業者の言葉を丸のみしないでください。

担当官:風力推進業者ではなく環境省が調査を依頼した会社の調査結果です。

熊森:あなたも風車の近くに行って低周波音を測定したり、風車病に苦しむ人たちの声に耳を傾けたりしてください。真実がわかってきますから。

担当官:そういう声があったということはうけたまわっておきます。

熊森:この部署にいるんですから、積極的に低周波音や風車病について勉強してほしいです。

担当官:そういう声があったということはうけたまわっておきます。

熊森:調べてくれそうにない感じですね。あなたどんな仕事をしているの。

担当官:指針を作っています。

熊森:指針を作る前に、現地に行っていろいろ調べて、困っている人たちの声を聞くべきでしょう!業者の調査結果だけ見ていい指針など作れないでしょう。

担当官:そういう声があったということをうけたまわっておきます。

 

 

熊森から

何かおかしくないですか。

環境省は国民のためにあるはずではないでしょうか

これでは、風車病に苦しむみなさんは浮かばれません。

どんな仕事であっても現場に出ないといい仕事ができないと思います。

私たち国民がもっと声をあげ、声を届けないとダメだと思いました。

 

いずこも同じ、風力推進者の正体と苦しむ地元   ドイツARDテレビ 29分番組:字幕付き

今日、由良守生氏のオフィシャルホームページトップから、ドイツARDテレビのドキュメンタリー番組が見れるようになっていることに気づきました。
先日、風車病を解明した研究者たちのドイツのテレビ番組を見て衝撃を受けたばかりなので、またドイツのテレビか、ちょっとしんどいかなと思いつつ、日本語字幕:鶴田由紀の名に惹かれて、この前と同じ人が翻訳されているのか、ちょっとだけ覗いてみようと思いました。
結果、どんどん番組に引き込まれて、終わりまで見てしまいました。ドイツでは風車は山に建ててはいけないことになっている、市民の力が強いので市民が許可しない限り風車は建たないなどとこれまでドイツのいい話ばかり聞いてきました。しかし、実態は風力発電利権に狂った人たちのしたい放題になっていることがわかり、いずこも同じかとまたまた大衝撃を受けました。と同時に、風力発電推進のからくりがはっきりわかりました。
皆さん、この動画も必見ですよ。
以前、我が国が戦後の拡大造林策において、広大な森を皆伐したことについて、どうしてこんなバカげた政策を取り入れたのかと疑問に思ったことがあります。ドイツ林業をまねたと聞いたので調べてみると、ドイツは戦前すでに皆伐林業は失敗だったと結論付けていたという情報を得ました。ドイツが失敗したと言っていることを、なぜ日本は戦後まねたのか。林野庁の皆さんは、ドイツの新しい文献を読んでいなかったのかと、がっかりしたものです。
今回の風力発電に関しても、先進国ドイツからしっかり学ぶべきです。今、日本各地で、風力発電の事業説明会が持たれていますが、地元住民としては情報が少なすぎて、風車が建ったらどういうことになるのか想像できないため、いいことづくめの業者の説明に反論しにくい状況です。地元の生き物や人々の健康を脅かし、一部の人たちの金儲けの手段と化した再エネを支えているのは、ドイツも日本も全国民に強制的にかけられた再エネ賦課金です。よって、この問題は都市市民も含めた全国民の問題であるとも言えます。
風車先進国のドイツが今どうなっているか、とても分かりやすく作られています。風車計画のある地域は、ぜひ前回ご紹介した番組とこの番組を集落ごとに集まってみんなで見ていただきたいです。
利権にまみれた人々が良心を失っていくのは日本も同じですが、このような利権の裏を暴く番組を作って放映しようとする正義感と勇気にあふれるジャーナリストたちがいる点はドイツは日本と違うと思いました。日本のテレビ局、ドイツに負けるな!

 

日本語字幕(翻訳:鶴田由紀)

尚、熊森は国・政治家・業界等、どこからも1円ももらっていませんので、癒着ゼロ。生き物や自然を守るため、どこまでも勇気いっぱい声を上げ続けます。皆さん、ぜひ会員になって、このような熊森を応援してください。

松本市クマによる死亡事故第2弾 クマに人を襲う習性はない マスコミは「襲う」の言葉をやめよ 

わたしたちが、やがてこの国のクマは絶滅すると訴え続けて31年です。クマ絶滅の最大原因は、マスコミの「クマが人を襲う」という間違った言葉遣いです。

マスコミの報道により、「そんな危ない動物なら日本にいない方が良い。最後の一頭まで殺してしまえ」というヒステリーが、今、日本中に蔓延しています。

クマには不幸なことで、マスコミの責任は重大です。

 

こんな間違い、ちょっと考えればすぐわかるはずなのですが。もし、クマに人を襲う習性があるのなら、全国で登山者の死亡事故が相次ぐでしょう。素手で闘えば、クマに勝つことのできる人間など、まずいませんから。

 

クマは怖がりです。野外でのクマによる人身事故は、クマが怖い人間から逃れたい一心で、臨界距離内に入った人間をひっかいたり噛んだりして、自らの逃げる時間を確保しようとする行為の結果です。例外的に死亡事故もありますが、ほとんどはひっかき傷などの軽傷です。襲っていません。

 

クマがどんなに優しくて飼い主を思いやれる動物であるかは、飼ってみたらすぐわかることです。クマは、飼い主への感謝と敬意を一生忘れません。人間が見習うべき動物です。

今回の松本市での死亡事故に関して、飼い主を恨んで復讐したのかなどという発想は、あまりにも人間的です。

ご遺族も、必死で否定されているようですが、どのマスコミも、クマに襲われ飼い主死亡の誤報道です。ぺっぺと丸山さんは、最後まで深い愛で結ばれていたはずです。

 

クマは飼い主を慕うあまり、思い切り強く抱き着いてきたり、甘噛みをしたりします。

クマ同士ならどうもないのですが、人間はケガをしたり亡くなったりすることがまれにあります。

 

本来は、クマの研究者たちがマスコミの誤報道にノーの声を上げるべきなのですが、今、研究者たちは、論文を書きたくて、捕獲や解剖、DNA研究が主流です。クマを飼育しないので、生き物としてのクマがわからなくなっており、「クマ、人を襲う」報道の誤りに声をあげません。

 

長野市で、10頭のツキノワグマと20年間家族として暮らされた、宮沢正義先生の御著書「家族になった10頭のクマ」の中にも、今回と似た事件が書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮沢先生は60歳の時、イソベトいう180キロ17歳の雄の飼育グマに抱き着かれて、26か所噛まれたことがあります。

傷はごく浅いものばかりだったと書かれていますから、甘噛みだったのでしょう。

 

96歳の今もお元気な宮沢先生に電話して確認すると、以下のように答えられました。

「イソベに思い切り抱き着かれた時、肋骨が折れるんじゃないかと思ったよ。ものすごい力だった。私の傷自体は浅くて入院の必要はなかったけど、緑膿菌に侵されて、そちらが大変で入院した。イソベの遊びが過ぎたんだ。飼い主の私には、最後の最後まで敬意あるのみだったね。飼い主への恨み?そんなもの、クマにあるわけないじゃん」

 

この問題に関心をお持ちの方は、「家族になった10頭のクマ」の該当部分を以下に添付させていただきますので、お読みになってください。

 

イソベの悲しい定め

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、マスコミの皆さん、「クマ、人を襲う」の誤表現を金輪際、やめてください。

けがをしたのなら、クマによるケガ、亡くなったのならクマによる死亡事故と、事実のみを書いてください。

クマに、人を襲う習性はありません。

 

風車から発生する超低周波音が人体に及ぼす悪影響を、科学者たちが解明 ドイツZDF28分動画

日本では、風車病は存在しないと今も環境省が結論付けています。

しかし、実際は、日本にも風車病に苦しんでいる人たちや、風車病で死んだと思われる方たちが何人もいます。

風車病に苦しんでいるという人たちに会ってみましたが、彼らが嘘を言っているとはとても思えませんでした。

 

参照:由良守生オフィシャルホームページ http://yuramorio.com/

 

この度、ドイツZDF(ドイツ第2テレビ)が2018年11月4日放送にサイエンスドキュメントとして放映した「plane e.」を見て、衝撃を受けました。こんなにきちんと科学的に、もう風車病は解明されているではないか。

環境省の役人たちは、この番組を見ていないのか。

風車病に苦しむドイツの人々が訴えている症状は、熊森が風車病で苦しむ日本人から聞いたものとまるで同じでした。

 

これでは水俣病の時と同じではないか。

都合の悪いことは、業者と行政がもみ消して、マスコミも報道しない。

被害者が業者や行政に訴えると、風車とあなたの症状が関連していることを科学的に証明せよと反対に責められる。

素人にそんなこと出来るわけがないから、泣き寝入りするか死ぬしかない。

一体どこに基本的人権があるというのか。

 

この動画を見て、金もうけと保身にしか関心がない人たちに怒りでいっぱいになりました。情けない。

人間はしゃべれるけど、動物たちや鳥や魚たちは訴えることもできません。

この動画を見て、生き物とメガ風車は共存できないことがはっきりとわかりました。

 

豊かな森を守ろうとしている熊森は、これまで尾根筋を破壊して風車を造ることに反対してきましたが、この動画を見て、工業製品であるメガ風車は、生き物のいるいかなる場所でも造ってはならないと、確信を持ちました。

 

ドイツの科学者たちにできて、なぜ日本の科学者たちにこのような研究ができないのか、研究費の出方にも問題はあるのでしょうが、とにかく日本人として無念でいっぱいです。

 

字幕付きです。

みなさんもぜひ見てください。

そして、どうか拡散してください。

奈良県平群町の町長選挙に注目しよう 投票日は11月20日

以下、奈良テレビから

 

任期満了に伴う平群町長選挙が15日告示され、現職と新人の2人が立候補しました。  立候補したのは

「平群のメガソーラーを考える会」代表世話人で無所属の新人須藤啓二さん(71)

無所属で現職の西脇洋貴さん(65)の2人です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●無・新 須藤啓二さん

「奈良県が一切チェックせずに許可を出しています。異常なんですね。このままいったら、本当に夢も希望もない、そんな情けない平郡町にはしたくない。今回の選挙で我々の意思を明らかにしましょう。」

須藤さんは、町内に計画されているメガソーラーの建設差し止めを求めて県を相手に住民訴訟を起こしていて、公約にも建設の中止を掲げます。また改修費が高額になることから町が廃止を検討している町営プール「ウォーターパーク」については、施設の存続は可能であると訴えます。

 

●無・現 西脇洋貴さん

「将来負担比率、実質公債比率、基金比率、今どれをとっても奈良県ワーストワンでございます。少しずつではございますけども、その数値も徐々に良くなっております。皆さんと共に輝く平群の未来をつくるために頑張ってまいりたいと思います。」

 

西脇さんは財政状況の改善のほか小中学校のエアコンの設置といった教育・子育て支援など、これまでの4年間の実績をアピールしました。そして農業の振興や若者の移住・定住に力を入れ、さらなる財政の健全化とにぎわいあるまちづくりを行いたいと訴えました。

 

平群町長選挙の投票は11月20日で、即日開票されます。

 

熊森から

有権者がどう判断するか、期待したいです。

 

後日、付け足し

開票結果 無・現 西脇洋貴さん得票率56% 当選
須藤啓二さん得票率44%

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