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カテゴリー「くまもりNEWS」の記事一覧

石弘之先生が熊森会員に一番読んでほしい本は、「名作の中の地球環境史」だそうです

(読み終えて)人類という動物がどんな動物なのか、どのように歩んできて、これからどうなってゆくのか、はっきり見えてきました。熊森会員にぜひ読んで頂きたいすばらしい大作です。6月25日の石先生の講演会でも販売します。

文章

本部 太朗と花子のファンクラブ

2011年5月22日(日)、あいにくの大粒の雨の中、3頭の大好きな食べ物を用意して、太郎と花子とイノシシのちーちゃんのお世話に向かいます。

太朗は人参、花子はきゅうり、イノシシのチーちゃんは豆腐とちくわが大好物です。

獣舎に着くと早速3頭からのおねだり攻撃!花子とちいちゃんに会員さんの特製ごはんを、太郎には大好きな人参を10本あげました。

そして、私たち人間も大雨からの避難をかねて先にご飯を頂きました。そうしているうちに小雨になり、早速掃除を始めます。寝床のワラの汚れた所を取りだし、プールもピカピカに磨きます。小さな草原のようになった花子の庭は、草を刈ってスッキリ綺麗に。

掃除の後はお待ちかねのふれあいタイム。参加者からおいしいイチゴやサクランボ、イワシをたっぷり貰ってご満悦です。

さくらんぼを貰ってゴキゲンの花子

そこへ、小指ほどの太さのミミズを見つけた一人が、当然喜ぶだろうと太郎の獣舎に持って行きました。太郎は鼻を近づけクンクンと臭いをかいで観察しています。そして、ミミズがニョロッと動くたびにビクビクっ!!「何これ~!?」と世にも不思議なものを見たという様子で、目をまんまるにしてただ見ているだけです。

そこで花子の方へ持って行くと、太郎と同じくまずクンクン…。そしてミミズがニョロニョロ動き出した途端、ビックリして飛び上がり、部屋へ走って行ってしまいました。 会員たちはその様子に大笑い。

ミミズを確認中の花子

でも、本来野生では、重要なタンパク源であるミミズはクマの大好物のはずです。そんな事も母グマから教わる間もなく、人間に親を殺され、その人間に育てられた2頭の境遇を思うと、改めて「太郎と花子のようなクマが増える事のないよう祈り、活動しなければ。」という思いが強くなります。

この日は獣舎の前の藤の花が満開で、雨上がりに紫が美しく映えていました。

この日はこの8人でお世話に行ってきました!

5月20日夕~5月22日夕 森山会長岩手県に滞在

森山会長が、岩手県盛岡の会員の誘いで、急遽、岩手県を訪れることになりました。

5月21日(土)岩手大学総合教育研究等2階北桐ホールで午後1時~3時まで予定されているNPO

法人「森は海の恋人」代表の畠山重篤氏の講演会に参加します。

5月20日21日は、盛岡に宿泊します。22日は丸1日被災地に行く予定です。

急ですが、会員の方でお会いできそうな方がおられたら、本部までご連絡下さい。

4月20日くまもり通信67号発送完了

連日、たくさんのボランティアの方々に駆け付けていただき、本日、無事、通信の発送が終了いたしました。
みなさん、ほんとうにありがとうございました。感謝でいっぱいです。

本部スタッフ一同より

本部 お手伝いください☆くまもり通信67号発送ボランティア募集

本部近隣地域の会員の皆様へ、SOS

いつもありがとうございます。
さて、本日より「くまもり通信」第67号の全国への発送作業が始まりました。

発送数が半端ではなくなってきておりますので、一人でも多くの方に力をお貸し頂けたらと願っています。可能な範囲のお時間で構いませんので、おいていただける方はぜひ本部事務所までご連絡ください。

【★下記日程のうち、特に19日(火)の人手が不足しております】

☆☆☆
場所:くまもり本部事務所(兵庫県西宮市)
日程:18日(月)、19日(火)、20日(水)
いずれも午前10時~夜遅くまでの間で、可能な時間帯にお越しください。
どうぞ宜しくお願いいたします!

本部 太郎と花子のファンクラブ

太郎(22才)と花子(21才)。山田さんやくまもり和歌山会員らにお世話してもらって、元気にしています。3月27日に、本部今年3回目の太郎と花子のお世話に行ってきました。まずはサバの水煮をもらった太郎くん。最後の一滴までほおばります。

そしてまだまだお眠な花ちゃんです。(右側を頭にして、丸ぁるくうずくまっています。)

ちょっと目が覚めて、外の様子をうかがいます。少しだけ出てきて、わたしたちにフーッというびっくりするような大きな息を吹っかけ、冬ごもり室にもどってしまいました。

1月2月のあまりの寒さに、水が凍ったのでしょう。太郎君の水飲み用のブリキのバケツが壊れてしまいました。新しいバケツと交換しました。

今回は6人でお世話に行ってきました。たまたま現地に遊びに来てくれた地元の女の子3人も、太郎と花子、そしてちーちゃんとふれあい、楽しいひと時を一緒に過ごしてくれました。初めて参加して下さった会員の皆さんは、楽しかった、また来たいと大喜びでした。

3/15 熊森活動予定、大幅に延期または中止

熊森兵庫県本部事務所では、東北大地震で被災した人間や動物たちのために、被災しなかった地域にある熊森が、今、何をなすべきか連日、真剣に考えています。阪神大震災の時、森山会長は、被災しなかった地域の学校をしばらく休校にすべきだと強く感じたといいます。水、食料、医療などのライフラインにかかわる仕事についておられる方は、普段以上に仕事に励んで頂かなくてはなりませんが、教育公務員など不急の仕事についている人たちは、自らまたは可能なら、生徒たちを連れて隣接する被災地の救援に駆けつけるべきだったということです。

今回、延期または中止することのできる熊森活動は延期または中止することになりました。その分、被災されている人や動物たちに何かしていこうと考えた結果、まず福島原発の危険性を正しく報道しているところを手分けして探し出し、福島県民に伝えようということになりました。

ぽかぽか陽気の中、今年本部2回目のお世話

今日は、作業をしているとシャツ一枚でも暑くなるくらいのいいお天気。今年本部2回目のツキノワグマふれあいの会。今回はインフルエンザの感染が心配で、参加者を公募せず、スタッフ3人だけでお世話に行ってきました。

眠くて眠くてしょうがない長野生まれの花子ちゃんは、スローモーションで動くなまけもののよう。獣舎の掃除に来たスタッフの呼びかけに、ふかふかの寝床から「なーに?」と見返り美人。

花子ちゃんとは対照的に元気な和歌山生まれの太郎くん。格子に手を置き、舌をペロリ。「ご飯はまだ?」とおねだり。

まぶしい日差しに目を細めながら、「何してるの?」とイノシシのちーちゃん。

2月2日 河島英五記念基金から熊森に寄付金贈呈 於:奈良市

2月2日、河島英五さんの奥様がされている奈良市のTENTENCAFEというお店で、待ちに待った河島英五財団からの寄付金贈呈式がありました。寄付金を贈呈していただくことへの感謝はもちろんですが、河島英五さんの残された3人の子供さんがどんな方たちなのか、とてもお会いしてみたかったのです。

写真左から、長女河島あみるさん(女優)、次女河島アナムさん(歌手)、長男河島翔馬さん(歌手)

みなさんおきれいで、明るくて、見るからに人柄がよくて、本当に素敵な方々でした。納得。1年のうち200日は仕事で家を空けておられたという河島英五さんですが、子どもたちはみんなこんなにまっすぐ育って、そろいもそろってこれまた親思い。自然が好きで自然を心から愛していた父を思い、自然保護団体や音楽を志すひとたちに、毎年こうやってお父さんの名前で、寄付金を贈呈されているということです。親を親とも思わない若い人たちが増えている中で、亡くなられて10年にもなるお父さんをこうやってずっと顕彰し続けている子供たちがいる・・・これだけでも、感動で胸が熱くなります。
お店の中は、熊森本部や奈良地区の会員の皆さん、その他関係者の方々で満席でした。贈呈式が終わってから、次女のアナムさんが、「ツキノワグマのおかあさん」という自作の歌を初めて披露してくださいました。森山会長は、歌が始まる前から、もう泣いていました。アナムさんは、去年の秋、テレビで、2頭のこぐまを連れた母グマが、道路の真ん中を堂々と歩いている姿を見られて、母グマが、「わたしたちクマにも生きる権利がある」と主張していると感じ、感動で一気に歌ができてしまったそうです。多くの皆さんに、聞いていただきたい歌です。なんとうれしいことに、この日、3兄弟全員が、熊森会員になってくださいました。

1月23日 厳寒の中、お世話に行ってきました   (太郎と花子のファンクラブ)

毎月第4日曜日は、本部のお世話当番の日です。今年は寒い日が続いており、一般からの参加応募者もなかったため、和歌山県生石高原山頂の獣舎まで、スタッフ4人で行ってきました。凍結が心配されたので、この日は南面の道路を使って行きました。案の定、飲み水もすべて凍っていました。プールの水も凍っており、氷の厚さは約10センチでした。プールの氷をとってあげると、太郎がゴクゴクと、プールの水を飲んでいました。太郎は、今年、22歳です。おめでとう。

今冬、太郎が造った冬眠穴です。寒いためか、去年より深めの穴を造っていました。

花子は、今年、21歳です。おめでとう。飼い主の山田さんがあげた1斗缶のはちみつに顔を突っ込んで食べたらしく、頭にはちみつがこびりついていました。山田さんによると、花子は、今冬いったん冬眠しかけたのだが、少し暖かくなったので、また起き出してきて、まだ冬眠に入っていないということです。私たちの車の音を聞いて、冬眠室からゆっくり出てきてくれ、あげたキウイやピーナツなどを、おいしそうに食べていました。

実際のクマに接してもらうと、クマがどんなに平和的な動物か、わかってもらえると思います。今年も、多くの人々に、本当のクマの姿を伝える場にしていこうと思います。第4日曜日の活動にご参加頂ける方は、熊森本部担当者、花岡まで。

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