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12月26日付神戸新聞特集ページ 貝原俊民氏連載「わが心の自叙伝」に熊森が登場!

神戸新聞「わが心の自叙伝」連載中に、貝原俊民前兵庫県知事が事故死されました。そのため、幼少の頃のことはわかったのですが、知事になられてから、何を考え何を感じておられたのか、もうこれで永遠にわからなくなってしまったと、大変残念に思っていました。

 

ところが、完璧主義の貝原さんらしく、自叙伝はもう最後まで完成されていたということで、亡くなられた後も、神戸新聞紙上で連載が続いています。

 

12月26日の連載18回目「県政基調④」を読ませていただいていたら、何と、熊森に言及した記述がありました。会員のみなさんに喜んでいただきたいので、ご報告します。「環境創造への取り組み」というのが、この回の見出しです。

 

そこには、急激な都市化や工業化、目に余るゴルフ場開発などの自然環境破壊が進むなか、知事として貝原氏が、何とか乱開発を阻止しようと取り組まれたお話が出ています。そのなかで、

 

「クマが棲む奥山の生態系を保全しようとする日本熊森協会の活動も兵庫発である」

 

という部分が出てきました。この回には、豊岡市の中貝宗治市長によるコウノトリの野生復帰のことも、誇らしく書かれています。

 

貝原氏が、熊森について書いてくださった一文を何度も読み返してみて、涙が出そうになりました。貝原氏が、兵庫県から、クマが棲む奥山の生態系を保全しようと熊森が立ち上がったことを、誇りに思ってくださっていたことが伝わってきたからです。

 

何度か顧問として熊森の若手リーダーたちに指導講和をしてくださったり、長年会報を読んでくださったりしていましたから、わたしたちの活動を理解して下さっていたのはわかっていましたが、自叙伝にこのように誇らしく書いてくださっていたとは!

 

貝原さん、ほんとうにありがとうございました。これまでもまっすぐ進んできましたが、これからも、貝原さんにずっと誇りに思ってもらえるように、熊森はどこまでも徹底した現場主義者として国民に真実を伝え、真っ直ぐに活動していきます。

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