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2012-11-25

11月4日 第6回くまもり東京シンポジウム 記念講演 小出裕章先生「日本の自然と原子力」

福島原発事故以来、日本の森や動物を守るために、放射能汚染の話を避けて通れなくなった熊森です。

第6回くまもり東京シンポジウムのテーマは、[原発事故後に考える自然といのち]

会場は、渋谷にある日本赤十字看護大学

 

 

 

 

 

 

 

この日のために、何か月も前から準備を続けてきた関東支部長と関東支部スタッフのみなさんが、シンポジウムの成功をめざして、打ち合わせ

 

 

 

 

 

 

 

会場の舞台正面

 

 

 

 

 

 

 

参加者が集まり始めました。打ち合わせ通り、スムーズに受付が進みます。

 

 

 

 

 

 

 

会場が埋まっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

森山会長あいさつ

「報道機関が真実を国民に伝えてさえくれれば、国民はもっと正しく判断して、もっといい行動ができる」

 

 

 

 

 

 

小出先生の登場で、大きな拍手がわき上がりました。

この日の先生の演題は、「日本の自然と原子力」です。

 

 

 

 

 

 

 

本当に誠実で一般国民にもわかり易く、最先端のお話をしてくださいました。一人でも多くの国民に、この日の話を何らかの方法で伝えねばならないと思っています。

後半は、熊森若手リーダーと小出先生の対談です。日本熊森協会の活動と小出先生の講演がつながります。

 

 

 

 

 

 

 

質問が相次いで、残念ながら時間切れに。どれも真剣ですばらしい質問でした。もっともっと国民は原子力について知りたがっていることがわかりました。

 

 

 

 

おかげさまで、いい会になりました。最後に小出先生を囲んで、スタッフ全員で記念写真。

 

 

 

 

みなさん本当にありがとうございました。

 

●参加者からいただいた感想

小出さんの講演を初めて聞いて、衝撃を受けました。今の日本人は、自己責任が欠如していると思います。自分が直接の加害者でなくても、今世の中で起きていることに、連帯責任を持たねばならないと思いました。小出さんが、食品の放射能汚染の話をした後、「私は食べます。福島原発事故を防げなかった責任があります」と、言われた。ごく普通の話し方で言われたため、この発言のすごさに、会場の人たちは気づかなかったのではないか。

常に被害者意識で物事を見る習慣がついてしまっている国民に言いたい。自分の子どもをかわいそうに思うなら、福島の子どもはもっとかわいそうであることがわからねばならないだろう。

放射線管理区域以上に放射能に汚染された地域の地図を見せられた時、卒倒しそうになりました。クマや森の保全を訴えてきた会長が、熊森関東が東京でこのようなシンポジウムを開くことを認めた真意について、会員として考えてみたいと思います。

秋田発:ブナの木に16の熊棚

秋田在住研究員より、たくさんの今年の秋田の山の写真が届きました。

紅葉の八幡平です。10月18日

 

 

 

 

 

 

 

林内です。林床は、ササで埋まっており、ほっとします。

 

 

 

 

 

 

 

11月8日。ブナの木に、熊棚発見。こんな高い所まで、あの体重の重いクマが上がっていたとは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊棚をアップ。葉柄に離層が出来る以前に、クマが枝を折ったので、葉が落ちていません。

 

 

 

 

 

 

 

今年の秋田のブナは皆無という行政発表ですが、実った場所も少しはあったのですね。クローンではだめ。種内の多様性が大切です。

くまもりの横断幕を付けて走り回っています

 

 

 

 

 

 

 

八幡平クマ牧場からツキノワグマを阿仁熊牧場に移送した時の写真が送られてきました。「せめてもの感謝に、八幡平クマ牧場のトラックの横に熊森協会の横断幕を発注して付けて走りたい」という牧場主の提案を、「多くの個人や団体も応援されているし、元々名を出さないように支援しようと思ってやってきたことなので、そのようなことは望んでいません」と言ってお断りした熊森ですが、牧場主が実行されたことがわかりました。現在もこの横断幕を付けて走り回っているということです。せっかくですので、みなさんにご披露しておこうと思い、写真をアップします。

 

一番上に、クマの棲む豊かな森を次世代へ・・・

赤字は、八幡平クマ牧場を支援している団体とあります。

もちろん当協会以外にも多くの個人や団体が、それなりに精いっぱい八幡平のクマを応援して下さっているのですから、なんらかの機会にみんなで讃え合えたらと思います。

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