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2012-12-30

<スマトラゾウ>受難…ヤシ畑荒らす「害獣」毒殺増加 30年以内に絶滅か

何とも胸の痛む記事でした。

以下、毎日新聞を紹介します

毎日新聞 12月30日(日)

<スマトラゾウ>受難…ヤシ畑荒らす「害獣」毒殺増加
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今年11月10日、インドネシア・スマトラ島リアウ州のアブラヤシ畑近くで発見された、毒殺されたメスのスマトラゾウ=WWFリアウ事務所提供

【ジャカルタ佐藤賢二郎】インドネシア・スマトラ島で絶滅危惧種のスマトラゾウが毒殺される事件が増加している。象牙目当てに加え、パーム油の原料であ るアブラヤシ畑を荒らす「害獣」として駆除対象になっているとみられ、自然保護団体はインドネシア政府に対策強化を求めている。

 

世界自然保護基金(WWF)リアウ事務所によると、スマトラ島中部のリアウ州で今年11月、メスのスマトラゾウ3頭の死骸が発見された。同州では今年、 他に12頭が殺害されており、昨年の計5頭から3倍に増加。同島北部アチェ州でも今月、1頭が白骨化した状態で見つかったほか、3月から6月にかけて、少 なくとも計7頭が殺害された。方法はいずれも毒物を混ぜた果物を使用した毒殺とみられる。死骸の多くはアブラヤシ畑の近くで発見された。

 

スマトラ島では1980年代から製紙・パルプ用の植林やアブラヤシ農園の開発が本格化し、スマトラゾウの本来の生息地である低地林の3分の2が失われた。現在の生息数は2600頭前後とみられ、85年の推定数からほぼ半減している。

 

WWFリアウ事務所広報担当のシャムシダルさんは、「ゾウ殺しは毎月のように起きているが、容疑者は一人も検挙されず、地元では『普通の出来事』。当局 は厳正に対処すべきだ」と訴える。WWFは、有効な対策がとられなければスマトラゾウは30年以内に絶滅すると予測している。

兵庫県 クマ目撃数・捕獲数の月別変化に、今年、異変

今年の山の実りは、まずまずでした。それにもかかわらず、今年全国で有害捕殺されたクマの頭数は10月末現在2799頭。大凶作年だった平成22年度の約3分の2を10月末で既に超えています。

 

今年の異変 秋より夏に大量捕獲

兵庫県では、今年の特徴としてクマの目撃、捕獲、捕殺が春から夏にかけて多く、秋以降は、いずれも激減しました。冬眠前の食い込み用ドングリを求めてクマが里に出て来て撃ち殺されるという従来パターンとは違う、新しいパターンでした。(下グラフ参照)

 

 

目撃のピークが8月

夏のクマ大量出没の原因として、クマの夏の食料であるハチをはじめとする昆虫が、山から激減したことが、考えられます。

ハチが激減したのは、カメムシを殺すための農薬ネオニコチノイド使用が原因だという情報が、何人もの会員から届いています。

もし、そうなら、ネオニコチノイド使用の農作物を買わない運動を、国民が起こせばいいと思います。もっとメディアが取り上げて騒いでくれないと、一般国民には伝わりません。

 

 

クマが人里に多く出て来たときのこれまでのパターン

 

 

 

 目撃のピークが10月

 

 

 

 

 

 目撃のピークが10月

 

 

 

 

 

 目撃のピークが10月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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