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2013-06-10
阿仁クマ牧場受け入れ支援事業補正予算が秋田県5月議会を通過
以下、秋田県庁HP平成25年度5月補正予算通過報告より
●阿仁熊牧場受入れ支援事業 327,800千円
北秋田市が実施する阿仁熊牧場の施設整備に対し助成する。
・補助対象 八幡平クマ牧場 ヒグマ受入施設建設工事
・補 助 率 県 10/10
・総事業費 347,540 千円
(実施設計費 19,740 千円、工事費 327,800 千円)
・工事完了 平成 25 年 12 月(予定)
<熊森から>
補正予算案が無事通過できてよかったです。
これでヒグマたちの終生保護飼育施設の建設が現実のものとなります。
7月から工事が始まる予定だそうです。
「里グマ」出没注意を! 県外からの密猟者情報も 福井県
2013.4.11 産経ニュースより
山菜採りやハイキングシーズンの到来に伴い、冬眠から覚め活動が活発化するツキノワグマと遭遇する危険性が高まることから県は10日、自治体関係 者らによる出没対策会議を開き、人身被害防止対策などを確認した。石川など隣府県では通常いなかった里地で繁殖する「里グマ」の出没が増えているため、県 内でも注意が必要としている。また、奥越などでは県外からの密猟者情報もあり、注意を呼びかけている。
県によると、平成24年度の出没件 数は前年度の124件(捕獲数5頭)を上回る143件(6頭)。うち5、6月は出没件数が61件と多い。「多いだけでなく思わぬところに出てくる。大学の キャンパス付近や通常いない所に出てくる」(県自然環境課)。理由としては繁殖期で雄が雌を求めて放浪的に出てくるためで注意が必要という。
とくに嶺南が35件を占めている。「同じクマが繰り返し出没しているとみられ、近隣の滋賀県などでも同様に出没しており、即時対応が必要」(同)。事故も2年に1回起きており、今年は危険性な年で、入山者は注意すべきだという。
また、京都、石川など隣府県では里グマが増えており、県内でも春先早い時期に親子グマなどが里地に出てくる場合の通報を呼びかける。同課は、県内では、小学校の裏山などでの生息情報があるという。
<熊森から>
なぜ、クマたちが、里山でひんぱんに目撃されるようになってきたのか。
奥山の荒れぶりを見ていると、クマが増えすぎて奥山からはみ出してきたんだろうというような単純な見方では、判断を間違うと思います。