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2013-11

高知県チラシから、”すごいアウトドア”が消えている

狩猟の魅力まるわかりフォーラム

 

今日初めて知ったのですが、私たちが他生物の生命軽視の最たるものとして、削除を強く願ってきた、”すごいアウトドア”という狩猟者養成のためのキャッチコピーが、12月7日実施予定の高知県の「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」のチラシから削除されていました。

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12月7日実施予定 高知県 

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12月15日実施予定 静岡県

高知県に対して熊森がこの言葉の削除をお願いをしたことは、ありません。高知県関係者のみなさんが、自主的に削除されたのだと思います。自然や生態系を破壊し続けてきた人間の責任を思うと当然ですが、とてもうれしいです。

豊かで広大な自然が残されていたら、そのなかで、ある種の生物だけが増え過ぎたり減りすぎたりすることなく、すべての生き物たちが増減を繰り返しながら、絶妙のバランスで共存していくのです。シカが多すぎるから、殺して生息数をコントロールしてやると言っている人たちがいますが、人間がとことん壊してきた自然を復元してやらない限り、自然界のバランスは永久に戻りません。

遠回りなようでも、まず、行き過ぎた奥山人工林を撤去して自然林に戻すことから始めるべきでしょう。それをせずに野生動物たちの殺害から入るなんて、人間として恥ずかしい限りです。

環境省主催狩猟の魅力まるわかりフォーラムは、12月に3回予定されています。以下の2回以外に、12月21日には長崎県で開催予定です。

兵庫県 三室国有林間伐全10回で無事終了!

11月23日、第10回目の作業を終え、標高950メートルにある三室国有林の間伐が終了しました。

この日参加したのは、くまもり本部関係者や本部ボランティアたちです。

9月末から始まり、約2か月弱の作業でしたが、これまでご協力いただいた皆様、応援してくださった皆様、どうもありがとうございました!

現場は急峻な斜面でしたので安全に十分注意して実施してきました。事故なく最後までやり遂げられたことを、一同、非常に嬉しく感じています。

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この日は最終作業日ということもあって、兵庫県森林管理署から2名の係官が、現場の施業状況を確認しに来てくださいました。「非常にきれいに施業をしてくださりありがとうございました。」と嬉しいお言葉を頂きました。

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また、この日初参加の2名の方には、のこぎりで間伐体験をしていただきました。のこぎりで木を切るのはチェンソーに比べるととても大変ですが、安全にできる伐倒方法です。その後、枝打ちものこぎりでしていただきました。

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みんな笑顔で最終日を終えることができ、本当に良かったと思います。今回は25%間伐だったので、外から見た山の様子はあまり変わっていないように感じますが、やはり林内はだいぶ明るくなったと思います。

(9月10日撮影)

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11月23日撮影

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この日はとても天気がよく、みなさん笑顔で作業をしてくださっていました。

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初日から数えると、699本の伐倒と枝打ちしたことになります。すごく大変でしたが、岡山や滋賀から応援隊が来てくれた時は本当にうれしかったし、雨や雪の中でも作業してやり遂げた喜びは本当に大きなものがあります。いろいろと学ぶことも多かったです。

 

次回は、林業用の25%間伐ではなく、奥山の人工林を自然林に戻したいので、75%間伐してくれますかというような活動に参加したいです。今のところそのような活動は、兵庫県の国有林で予定されていないそうですが、もしそのような日が来たら、声をかけてくださるよう、森林管理署の皆さんにお願いしておきました。(完)

11月23日 本部 第10回兵庫県三室国有林間伐の最終回にご参加を

9月の末から始まった三室国有林の間伐ですが、いよいよ11月23日が第10回目で、最終となる予定です。

これまで、チェンソーを使える人でないと参加できなかったため、参加者が限定されてきましたが、最終日の11月23日は、

チェンソーを使えない方でもOK。初めて間伐に参加する方でもOK。のこぎりでの間伐体験も可能です。

ご参加いただける方は、至急熊森本部まで、お知らせください。晩秋の山のすばらしさも体験していただけます。

 

<11月18日第9回三室国有林の間伐のようす>

この日は、本部から3名、滋賀県支部から村上支部長ら3名、計6名で間伐しました。雪の舞う寒い日でしたが、みんなでがんばって間伐しました。この日午前中に間伐したのは41本。これまでで、計691本間したことになります。

午後からは、伐倒木の枝落としなどに精を出しました。

 

全身の力を使うため、みんな雪の中で汗をかきながら作業していました。

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市民による間伐。今日も、やったねえ!

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帰るとき、間伐した国有林に思わず見入ってしまいました。

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鉛弾を浴びて駆除されたシカの死体を食べる野生鳥獣たち・・・わたしたちは鉛中毒を心配する

都道府県によっては、シカの捕殺数が、最近、膨大な数となっています。ちなみに、兵庫県の平成22年度のシカ捕殺数(狩猟+有害駆除)は、約3万6千頭です。

 

シカはふつう30メートルぐらい離れたところから、ライフル銃か散弾銃で撃つそうです。(割合は半々ということです)

 

山に放置されたシカの死体をよく見かけるようになってきたため、シカの死体をどう処理しているのか、いくつかの県に尋ねてみました。埋設処理という指導が口頭でなされていても、実際は、シカを埋めるような大きな穴を山中で掘ることは難しく、ある県の猟友会関係者にきくと、例外以外は山中に全て放置しているということでした。焼却場に持って行くと、焼却代を1頭あたり2千円取られるので、持って行く人はまずいないだろう。ジビエ料理と言っても、鉛弾で撃っているため、鉛が体内で溶けだしている恐れがあり、人間の食用にするのは難しい。せいぜい、金属探知機で鉛弾を取り除いて、ペットフードに一部を加工している程度ということでした。

 

現実問題として、放置されたシカの死体を、クマをはじめとする野生鳥獣が食べている例があります。ここで心配される大きな問題は、鉛弾を誤って肉と共に胃の中に取り入れることによる、野生鳥獣の鉛中毒の恐れです。海外では、鉛が自然界に広がらないように、もう20年以上も前に、鉛弾が使用禁止になり、鋼鉄弾に変えた国がいくつもあります。しかし、日本では、北海道以外は、いまだに昔ながらに鉛弾が使用されています。ある猟友会員に尋ねると、鉛弾用の銃で鋼鉄玉を使用すると銃がいたむので、弾の鉄への転換は難しいと言われました。

 

ライフル銃の弾は親指ぐらいの大きさなので、野生鳥獣が飲み込むことは少ないと思いますが、散弾銃の弾は直径5ミリなどと小さいので、シカ肉と一緒に体内に入れてしまうことが考えられます。実際、クマの糞を調べている人が、糞を水洗いすると、鉛の散弾銃の弾が出て来たと言われていました。強烈な胃酸で溶かされた鉛が、いったん体内に拡散すると、もう元に戻せません。一番現実的な解決案は、散弾銃の鉛弾の使用禁止でしょうか。

 

国も都道府県も、まだどこも真剣に考えてくれていませんが、熊森は野生鳥獣に鉛中毒が広がらないかとても心配しています。大変な問題が起きてからでは遅い。未然に防いでこそ、大人と言えます。

 

 

 

絵に描いた餅のまま終わらせてはならない 「鳥獣被害防止特措法18条」生息地整備

鳥獣被害防止特措法

(生息環境の整備及び保全)

第十八条  国及び地方公共団体は、人と鳥獣の共存に配慮し、鳥獣の良好な生息環境の整備及び保全に資するため、地域の特性に応じ、間伐の推進、広葉樹林の育成その他の必要な措置を講ずるものとする。

 

鳥獣被害防止特措法は、2007年に成立しました。熊森はこの年、何度も国会に通って国会議員の皆さんに訴え続け、この法律の制定にあたって2つの主張を入れてもらいました。

 

①最初の案では、この法律の名前は、「有害鳥獣特措法」でした。熊森は、有害鳥獣などこの国にいない。どの鳥獣も豊かな自然を作ってくれる大切な鳥獣ばかりである。鳥獣を有害にしたのは人間である。有害鳥獣などという言葉が独り歩きする国にしないために、法律名を「鳥獣被害防止特措法」としてほしい。

 

②戦後人間が野生鳥獣のあまりにも広大な奥山生息地を破壊したため、野生鳥獣が生きていけなくなっている。多額の予算が法律に付くのであれば鳥獣の良好な生息環境の整備及び保全のため、地域の特性に応じ、間伐の推進、広葉樹林の育成その他の必要な措置にも、予算を使ってほしい。

 

 

間伐の推進、広葉樹林の育成その他の必要な措置がどのようになされているのか各省庁に尋ねてみました。

 

●農水省・・・地元からの第18条関連の予算請求がないため、予算をつけたことはありません。

 

●環境省・・間伐の推進、広葉樹林の育成は、環境省の仕事ではありません。林野庁がやってくれていると思います。

 

●林野庁・・・林野庁ではそのような事業を行ったことはありません。


<熊森から>

まさに、熊森は当時、全組織を上げて精根尽き果てるほどの激しいロビー活動を続け、やっと獲得した2点です。

あれから6年、鳥獣被害防止特措法には年間約95億円の予算がついていますが、第18条関連の予算は毎年ゼロです。これでは、何のための18条かわかりません。

自然保護団体が本当に苦労して法文に入れてもらった大切な1行です。このまま絵に描いた餅に終わらせてはならない。都道府県や市町村行政、そして地元に、予算請求していただくよう、運動していかなければならないと思いました。

 

 

 

減る人口、〝 新設〝より〝 減築〝こそが、今、必要

以下、山梨日日新聞に掲載された、鉄道関係の著書や監修多数の今尾恵介氏の文章です。

 

  リニア計画進めるべきか 

   減る人口、リニア新設より〝 減築〝こそが、今、必要

 

JR東海は「リニア中央新幹線」を2027年に品川―名古屋、そして2045年には新大阪まで開通させるという。東京五輪の開催も決まったことだし、リニアがもたらす「バラ色の経済効果」の夢に酔っている人が多いようだが、このプロジェクトは本当に進めていいものだろうか。

国立社会保障・人口問題研究所の2012年推計によれば、27年の生産年齢人口は、現在より12%減少する。新大阪まで完成するはずの45年には実に32%減(出生・死亡とも中位推計)だ。

平日の新幹線の乗客の多くがビジネスマン(ウーマン)であるが、彼らが激減する中で、いったいどんな勝算があって、新幹線と同等に近い輸送力を持つ別線を追加するのだろうか。東海地震に備えたバックアップ用にしては、約9兆円(新大阪まで)の投資額はあまりにも大きい。

東京と名古屋の間の需要予測にはだいぶ景気よい数字が出されているようだが、これからは高齢者が毎週のように新幹線で旅行して回る世の中が来るとか、通勤客の減少で今後確実にすいてくる電車をしり目にリニア通勤をする人が激増するとか、そんな想定で数字を積み上げたのだろうか。

いずれにせよ、インフラを造る際に出される需要予測より、人口推計の精度の方がはるかに高いことは、数々の実績が証明している。

もちろん便利な交通機関が需要を喚起する現象は、歴史的に各地で起きた。阪神電鉄が開通した明治の終わり、それまでのたまにしか来なかった官営鉄道だけの時代よりはるかに多くの人が電車で都会へ出かけるようになった。電車がライフスタイルを変えたからだ。

私事だが、横浜に住んでいた幼稚園時代、2両編成だった相模鉄道の電車は、高校生のころに10両に増えていた。ダイヤ改正ごとに増えて便利になる特急、伸びる新幹線。これまで輝かしく発展する鉄道の魅力を、私も大いに味わってきたことは確かだが、今後確実に訪れる生産年齢人口の激減という状況を考えれば、同じように浮かれてはいられない。

これからの日本は、世界でも未経験レベルの「減築の時代」に突入する。リニアを待ち望むワクワク感に水を差すのは申し訳ない気もするけれど、冷静に考えてみれば、これからはインフラの上手な手入れと撤退のモデルケースを世界に先駆けて示すことこそ、日本という国の役割ではないだろうか。

「そんな後ろ向き思考が経済をますます停滞させる!」とのお叱りも聞こえてきそうだが、家人が減った豪邸にいつまでも住み続けるのではなく、身の丈に合った家に造り直して生活の質を高めるのである。

先日、認知症のお年寄りが線路に立ち入って電車に接触して死亡、列車が遅れたことについて、JR東海が遺族に損害賠償を求め、名古屋地裁が720万円の支払いを命じたとの報道があった。そのお年寄りも、かつては新幹線のおとくいさんだったかもしれない。

この話は何かを象徴していないだろうか。リニアという「大風呂敷」を広げることで株価は上がるかもしれないが、子や孫の世代にとって本当に住みやすい将来を考えるならば、誠意をもって「国の減築」を支える企業こそが評価されるべきだと思う。

 

<熊森から>

今尾氏の視点を面白く読ませていただきました。要するに、リニア新幹線は採算など取れるはずがないと言う訳ですね。

取り返しのつかない自然破壊となるリニア中央新幹線の建設を止めるには、このように自然保護団体と違う視点からの反対の声も大切だと思います。

これからは、その国の自然やエネルギーだけで生き残れる人口に落ち着かせるように、各国が長期計画に基づいて人口を調整していく時代だと思います。そうなれば、他国を侵略する必要がなくなるので、人類が夢にまで見た世界平和も実現すると思います。まさに、人類という動物が今後も地球上で生き残れるための確実な進歩の一つだと思います。

 

 

 

西宮市のライオンズクラブの設立記念例会で、森山会長が講演 11月17日

西宮市のライオンズクラブの設立記念総会で、森山会長が40分間の記念講演をさせていただきました。講演会場の入り口には、熊森による、滋賀県朽木のトチノキ巨木群立木トラスト成功を報じた先月末の新聞記事のコピーが、たくさん置かれていました。材木商を営むあるライオンズクラブの会員の方が、この熊森活動に感動して、新聞記事をたくさんコピーして配布しようと発案してくださったのだそうです。

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初めて熊森の話を聞かれた方々は、森や動物のことなど何も知らなかったと驚いておられました。中には、「すでに熊森会員ですよ」と声をかけてくださる方も2~3名おられました。熊森もライオンズクラブも、ボランティア団体という点では共通項があります。

 

この会の会長さんのご趣味は、渓流釣りだそうです。昔、ヤマメを釣って、おなかの中をわったら、セミがいっぱい出て来たと教えてくださいました。渓流魚は、死んで谷川に落ちてきた虫を餌にして食べているそうです。山が、スギやヒノキばかりになってからというもの、昔雨が降っても濁ることのなかった川なのに、今はすぐ濁るし水量も激減、山に虫がいなくなって餌不足となり、渓流魚もすごく減ったと嘆いておられました。

 

今度、熊森と一緒に奥山に入って、渓流魚や渓流の環境についていろいろ教えてくださることになりました。楽しみです。釣りに入られる山は、どこも熊の生息地だそうですが、40年間やっているが足跡を見るばかりで、実際のクマには会ったことがないと言われていました。人間に会わないように、そっと身を隠している森の中のクマたちの姿が見えてきそうなお話でした。

 

西宮市に、こんな素晴らしい活動をしている団体の本部があったなんて知らなかった。みんなで応援していこうと言ってくださる方もおられました。嬉しい限りです。

 

細かいところまで気配りされた楽しい例会に参加させていただき、とても勉強になると同時に、豊かなひと時を過ごさせていただきました。会長さんはじめ、関係者の皆様に心からお礼申し上げます。

 

 

森づくりの名人 柿の種をまいて歩く

山で、クマの糞を見つけました。

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表面が黒くなっていましたが、中を割ってみると、柿の種がコロコロといくつか出てきました。

柿は、種類によっては、発芽させるのが難しいと言われています。

しかし、動物たちの体内を通った種は発芽しやすいのだそうです。

どれくらい違うのか、調べた人がいたら、教えてほしいですね。

 

野生の鳥や獣によって、人間にとってもその存在が欠かせない、森づくりがなされています。

クマも人も守りたい  くまもり柿もぎ隊の知恵

クマは何よりもドングリが好きだと、わたしたちは思いこんできました。しかし、もしかしたら、柔らかくて甘い柿の実の方が好きなのかもしれません。そう思いたくなるほど、集落周辺の柿の木に、クマがやってくる。そんな集落があります。

 

集落の人たちの中には、「昔からだから気にならないよ」という人もいれば、「クマが怖いから何とかしてくれ」という人もいます。

 

そこで、くまもり柿もぎ隊が出動です。集落近くの柿の木の枝を伐り落とす人。

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枝についている柿の実を取る人。取った柿の実は、袋に入れて、山に運びます。

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人家から離れた人工林内。ここで食べてください。裏山の、クマたちの通り道に運びました。緊急避難措置です。

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くまもり柿もぎ隊に参加してくださったみなさんです。後ろに見えている柿の木の実がなくなりましたね。

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このような活動の一方で、さあ、次の活動は、昔あったように山の中に柿の木をもう一度植えることです。

餌を求めて山から出て来た動物たちを殺すだけが、能じゃない。出てこないように、戦後私たちが壊した山中の餌場を復元してやりましょう。

 

他生物にも優しい文明だけが生き残る。熊森のスローガンの一つです。

 

 

本部 国有林間伐に 近隣支部から次々と応援隊

第6回間伐11月11日と第7回間伐11月12日には、岡山県支部の会員の応援が、第8回11月13日には、くまもり滋賀村上支部長ら滋賀県支部チェンソー隊が、本部の国有林間伐の応援に駆け付けてくださいました。

 

どの日も雨や雪で、大変な1日でしたが、みんな一生懸命がんばってくださいました。

11月11日、12日

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岡山県会員は、1泊2日で応援してくださいました。この日は間伐に必死で、写真をほとんど撮れませんでした。

 

11月13日8名 この日も山はうっすらと雪化粧しており、寒い1日でした。この日は本部から写真班が1名参加したので、写真がたくさん撮れました。

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次々と間伐が進んでいきます。

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滋賀県支部のチェンソー隊は、前日夜、大津を出発し、国有林の近くの宿で1泊しての参加です。

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この日までに、熊森は計650本のヒノキを伐倒しました。残された間伐予定木はあと50本ぐらいと思われます。

 

この後、第9回間伐が11月18日に、第10回間伐が11月23日に予定されています。

とてもいい経験をさせていただいています。

会員のみなさん、奮って三室国有林の間伐にご参加ください。

 

写真は、あと50本の間伐を待つ、三室国有林です。11月13日撮影。

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