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2014-01-19
尼崎市の小学校1・2・3年生に、今年もくまもり環境教育を実施
1月15日に、兵庫県尼崎市内の小学校で、くまもりの環境教育をさせていただきました。
この小学校は、毎年くまもり環境教育部を呼んでくださっています。今年で12年目!となります。
今回の授業は、1年生・2年生『もりとどうぶつ』、3年生『森と人間』です。
くまもり環境教育部の10人で授業に臨みました。
まず2年生
この学年は、去年もくまもりの環境教育を受けてくださっています。去年のプログラムを踏まえて、さらにステップアップした内容の授業を企画させていただきました。
テーマは<森と動物の支えあい>
去年は、動物たちが森の恵みを受けて暮らしていることを学んでもらったので、今年は反対に、動物たちが森にしている「お返し」について学んでもらいました。行き過ぎた人工林化によって、動物たちが日本の山で生きづらくなっている問題について、子供たちは、「動物と人間が住み分ける」「山に動物の食べ物を植える」「自然の森を取り戻す」等、たくさんの解決策を考えてくれました。
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次は1年生
クマの食べ物クイズや紙芝居「どんぐりのもりをまもって」を通して、動物は森から食べ物をもらって生きているということを伝える内容です。食べ物クイズでは、みんな元気いっぱい、笑顔いっぱいに手を挙げてくれました。
一方、紙芝居が始まると、子供たちは、とたんに真剣なまなざしに。子どもたちが集中して参加してくれている様子に、私たちもやりがいを感じました。
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最後は3年生
自然の森と人工林とを比較しながら、森のもつ力を「生き物」「土」「水」「木材」の4つの観点で見ていきます。
自然や環境に興味を持っている子も多く、自分で勉強したことを一生懸命伝えてくれました。さすが中学年。大人びた意見には驚かされました。
木の根っこ比べでは、「おお~」とどよめきの声。視覚的な授業の大切さを実感します。
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環境教育を終えて
今回、環境教育部の新メンバーもたくさん行かせていただきました。今年も、子どもたちから大きな元気をもらい、楽しい一日となりました。そして、たくさんのことを学ばせていただきました。
森や自然と直接かかわる機会の少ない現代っ子に、日本の森や動物たちの現状や人間とのつながりをもっともっと伝えていかねばならないと、改めて思いました。
今回の環境教育では、子どもたちの中に‘知ることの楽しさ’が見えたように感じます。
子どもたちの「もっと知りたい」を生み出し、「もっと知りたい」に答えられるような授業を目指します。
この小学校は『伝える力』の向上に努めているとのことで、子どもたちが活発に発言してくれ、すばらしい学校だと思いました。
毎年、環境教育の機会をいただけていることに、心から感謝です。関係者の皆様、ありがとうございました。
<くまもり本部環境教育チーム定例会のお知らせ>
環境教育部は、毎月第1土曜日午後13時半から、西宮市の本部事務所にて定例会を開いております。
次回は、2月1日(土)13:30~です。
現在は‘水’をテーマにした新プログラムを考案中。初めての方でも大歓迎ですので、どうぞ、お気軽にご参加ください。
環境教育部の練習風景