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2014-05-15
鳥獣保護法改正案は、5月15日午前10時から参考人質疑開始 国会インターネット中継で見れます
5月13日、シカの食害がひどいので有名な栃木県日光の山視察には、参議院環境委員会の議員のうち、約半数の11名もが参加されたそうです。議員のみなさんの関心が高いのでしょうか。すごいと思いました。
5月15日は、「鳥獣保護法改正案」の参議院環境委員会参考人質疑の日です。誰を参考人に呼ぶかで、すっかり流れが変わると思います。多様な考えの人を呼んで下さっていたらいいのですが。くまもりを呼んで頂きたかったです。あと、もう1回の審議くらいで、環境委員会採決。その後、本会議で採決です。そして、ほとんどの国民が知らないうちに、法案が成立するのです。恐ろしい仕組みです。
可能な方は、傍聴や国会インターネット中継で、審議の様子を見てください。
生命の尊重と生息地保障が、議論から抜け落ちている→参議院環境委員会議員に、くまもりがアタック ④
「鳥獣保護法改正案」についての衆議院環境委員会国会インターネット中継を見ていて、本来、生き物たちに優しい心を持った国会議員のみなさんが、野生動物の大量殺害しか考えない恐怖のホロコースト法案にどんどん取り込まれていくのがわかり、いてもたってもおれなくなりました。
人間はしばしば、常軌を逸した狂気の残酷思想に熱狂してしまう傾向がありますから、こわいです。
やはり、くまもりが、これから審議が始まる参議院に行くしかない。5月8日、急遽、参議院環境委員会の議員のみなさんに会いに行ってきました。
国会議事堂
国会議事堂の向かい側が、議員会館と言って、全国会議員の皆さんの事務所があるところです。
議員会館
久しぶりの国会です。国会議員のみなさんは、ありとあらゆる問題を審議しなければならないので、いつもとても忙しくされています。分刻みで飛び回っておられるという感じです。国会議員になられた時、シカやイノシシの問題まで審議することになるとは、夢にも思われなかったのではないでしょうか。
この日お会いできた秘書さんのうち、与党議員の秘書さんは、みなさん関心を示されませんでしたので、ごあいさつしかできませんでした。法案は閣議決定されてから環境委員会に下りてくるからかもしれません。
野党議員の秘書さんの中には、「どういうことですか」と、熱心に国民の声を聞こうという姿勢を示される方が一部おられ、議員に会えるように取り計らってくださいました。お会いした議員も、とても勉強熱心で誠実な方々でした。こんな国会議員もおられるんだと思うと、国民として、本当にうれしくなりました。
30分間ほどの間に、この法案の恐ろしいとしか言いようのない問題点を説明するのは大変でしたが、がんばってきました。