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2014-07-21

くまもり自然農田んぼ 生きもの調査 7月21日の調査風景

先月、兵庫県豊岡市但東町にある、くまもり自然農田んぼにて、毎年恒例の生き物調査を実施しました。

普段お世話をしている田んぼの小さな動物や植物を調べることで、身近な自然について学ぶことが出来る良い機会です。

生き物調査1

参加者は全部で14名。田んぼの中、溝の中、池の中、周辺の草むら等に分かれて調査をします。

今回は生き物調査の常連さんや、生き物のエキスパートの方々ばかりで、とても心強いです。

生き物調査2

コオイムシの赤ちゃん誕生の瞬間に立ち会うことができました

生き物調査3

顕微鏡でプラナリアを観察。なかなかキュートな目をしています。

今回は3名の小学生が参加してくれたのですが、子どもならではの目を働かせて、次々に生き物を見つけていきます。

今ではあまり見かけなくなった、自然に遊ぶ子どもの風景に、胸が暖かくなりました。

生き物調査4

トノサマガエルに夢中な小学生たち。

今回の調査で、約200種類もの生き物を見つけることが出来ました。

小さな生き物たちの息遣いに、耳を澄ませながらの作業は、

暑さを忘れて夢中になれるものでした。

ゲンゴロウのポーズで、ハイチーズ☆

ゲンゴロウのポーズで、はいチーズ☆

日差しの強い中での活動となりましたが、皆さま、お疲れ様でした。(SY)

リニア新幹線沿線住民ネットワーク全国交流集会に参加しました!

7月21日、静岡県で行われた、「リニア新幹線住民ネットワーク全国交流会」に参加しました。

DSC08234

 

リニア新幹線開通予定である東京―名古屋間の沿線住民が集まり、現在の活動状況など報告して下さいました。午後からは、「南アルプスとリニア残土」というタイトルで、静岡大学名誉教授の佐藤博明氏が、「大井川の水と地下水の影響」というタイトルで福島大学教授の柴崎直明氏がご講演されました。

 

関西圏に住む私たちにはなかなか入ってこない情報をたくさん得ることが出来ました。野生動物の生息地であり、日本の貴重な水源である南アルプスに穴をあけるなんてとんでもない!というのが、日本熊森協会がリニアの問題を考えていこうと思ったきっかけです。今回は、先ずは現状を知ろうと参加しました。

 

すると!知れば知るほど危険な乗り物であったこと、日本列島に大きな穴をあけてまで造る必要のない物であることが分かってきました。エネルギー消費量の多さや、環境影響評価の杜撰さ、電磁波の問題などなど、、、果たして、「夢の乗り物」なのでしょうか。

 

さらに驚いたことに、そのネットワークの事務局の中にはJRの職員さんたちも数名いらっしゃいました。JR内でも反対している人は結構いるらしいですね。

 

関西では、遠い話のようにあまり話題に上ることがありませんが、これは日本全体で考えていくべき事だと改めて思いました。

 

8月8日に、日本熊森協会が主催で18:30~芦屋市市民会館で第1回の勉強会を行います。まずはリニアについて知ってみませんか。

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