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2015-01-30

1月30日 興味津々、豊能グマの1週間の動きが記録されました 自動撮影カメラ回収

記録された動画をチェックしてみました。自動撮影カメラを設置したことでクマに負担をかけないか心配でしたが、豊能グマは赤外線の小さな明りをあまり気にしていないようだったのでほっとしました。

 

豊能グマは1週間中ほとんど寝ていましたが、時々体を動かして寝返ります。そのさまは、まるで休日に寝転んでいる人間にそっくりです。何もすることがないからか、時々思い出したように寝床のわらをしごいて細かくしたり、何かを食べたりしていました。

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ちょっと寝る向きを変えてみようかな 

撮れた動画は、全編通して、本当に静かなものでした。時々、移送檻の内部を見まわして、これから僕はどうなるのだろうかと考えているようにも見えました。退屈なのでしょうね、大きなあくびも時々していました。

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 大きなあくびをする豊能グマ

落ち着いたクマの様子にホッとしました。一日も早く明るくて広い獣舎に出してやりたいです。みんなで応援しているから、春までここで我慢してね。

2月17日(火) 平成26年度兵庫県野生動物保護管理運営協議会の傍聴を

今年4月以降、環境省の指導により、全国の野生鳥獣保護管理から、保護の字が取り外され、管理だけになります。管理という行政用語は、=殺すです。

 

野生鳥獣は害獣と決めつけられ、科学技術や株式会社まで使って、今以上に大量に補殺されるようになります。野生鳥獣大量虐殺(ホロコースト)がさらに促進されると言っていいと思います。

兵庫県に於いては、その変わり目となる、平成26年度兵庫県野生動物保護管理運営協議会です。

兵庫県クマの狩猟再開案が提出される恐れもあります。

 

・日時:平成27年2月17日(火)13:30~16:30

・場所:兵庫県立ひょうご女性交流館501号室

神戸市中央区下山手通4-18-1

兵庫県庁3号館の通りを隔てた北側

・電話:078-221-8031

 

1時間早めに行って登録しておけば傍聴できますから、メディアのみなさんをはじめ、猟友会のみなさん、県民や国民のみなさんにぜひお越しいただき、会議を傍聴していただきたいと思います。

兵庫県庁担当部署 電話078-362-3069

 

ちなみに、大日本猟友会長さんは、環境省が開催した会議で、今回の法改正は大変危険であり事故が増える恐れがあるとして、いくつもの点で反対されました。しかし、原案が強行されました。環境省付きの先生方は、現場をよく知る猟友会の方々の声をもっと慎重に聞くべきだと思いました。

 

かつて、環境省は、野生鳥獣を守るところでしたが、今はどこよりも大量殺害を進めるところです。

人間が行った戦後の森林大破壊によって、山で生きられなくなっている野生鳥獣たちへのお詫びは一切なく、増加する鳥獣被害問題に対して、第1次被害者である野生鳥獣を第2次被害者である農家に殺させて終わろうとしているのです。

このような対症療法のみの解決法は、ひたすら残酷であり農家の方々をも不幸にするもので、くまもりは人間として認められません。

 

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