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2015-06-12

第18回くまもり全国大会、参加者160名で盛会に終わる 5月24日

ー 子や孫と参加 ー 第18回くまもり全国大会は、北海道から鹿児島まで160名のみなさんがご参加くださいました。

 

・この1年間に亡くなられた顧問、支部長、一般会員のみなさまに黙とうをささげました。

・オープニング 英国の10歳の男の子が歌う

「Tell me why」 に、参加者が大きな衝撃を受けました。

 

・森山会長の基調報告

全生物との共存を実現した祖先の他生物への共感文化を高く評価し、2000年代になってうなぎ上りに増えるクマの目撃数・捕獲数の原因は、冷温帯に残された自然林の急速な下草消失が原因とする熊森見解を発表しました。

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この後は、来賓の皆さんや顧問の先生方、法人会員や個人会員の参加者の紹介、祝辞、祝電と、にぎやかに華やかに会が進みました。

 

・くまもり特別報告は本部作成「豊能町誤捕獲グマ救命」映像

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上映後、救命にかかわって下さった方々にマイクを回しましたが、泣いてしまってうまく答えられません。会場参加者のみなさんも、あちこちで目を赤くされていました。山に帰してやりたかったと、会場みんなで涙しました。「とよ」を、これまでの太郎や花子共々、大切に飼育していきます。

 

・その後、本部・支部からの元気いっぱいの発表が続きました。どの発表も熱くさわやかでとてもよかったと思います。

 

<休憩>

・後半オープニングは、会員による二胡の演奏と歌

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みんなで、聞き惚れました。

 

・次は、お楽しみ、テーブルごとに懇親の時間です。

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みなさん、楽しそうですね。アメリカのノースカロライナ大学の先生も参加くださいました。新しいお友達ができたかな。

 

・最後は副会長たちがしめました。

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・恒例のくまもりエール

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今年も楽しかった、元気が出ましたと、初めて参加くださった方もいつも参加くださる方も、みなさん喜んでおられました。

 

・最後に全員で記念撮影を撮りました。

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参加者のみなさん、0歳から上は○○歳まで、参加してくれた子や孫のみなさん、本当にありがとうございました。

 

来年もぜひご参加ください。

来年の全国大会は、5月1日です。

会場は兵庫県尼崎市ホテルホップインアミングです。

今から、ご予定を立てておいてください。

遠くの方は、申し訳ございませんが、旅費の積立を開始してください。

 

この日の夕方から次の日の夕方まで、1泊2日の恒例の全国支部長・地区長研修会が西宮市で持たれました。

「どんな会もリーダーで決まる」という森山会長の言葉に、来年も成果を持ち寄れるようにがんばろうと心新たに決意し、研修会を終えました。

支部長・地区長のみなさん、ご苦労様でした。

 

 

 

 

平成26年度誤捕獲グマ放獣時の発信器装着は、ゼロ(近畿圏調査)

平成26年度誤捕獲後放銃されたクマの発信器装着例を近畿地方で調べてみました。

(誤捕獲グマは、原則として全頭放獣されています。例外:京都府3頭兵庫県2頭)

 

 

誤捕獲後放獣されたクマの頭数             発信器装着頭数

三重県     0               -

奈良県     0               -

和歌山県     3              0

滋賀県     6              0

京都府           58               0

兵庫県           87               0

 

誤捕獲グマは捕獲許可を得ておらず、人間側のミスで捕獲してしまったのですから、速やかに現状維持のまま現場復帰させるべきです。

 

三重県は、誤捕獲グマに付けた発信器を何らかの方法で外してやるか、それが無理なら発信器を付けなかったことにして、山中にいるクマの位置確認をやめるべきでしょう。そうすれば、おのずと、このクマはどこにいるのかわからなくなり、捕殺事業は幕引きされます。担当部署や猟友会の皆さんにも、ゆっくり休んでいただけます。

誤捕獲されて、里や人間の怖さを知り、もう2度と出ていくまいと学習して山奥にもどったクマには、危険性はありません。

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