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2015-08-15

8月7日 第20回本部原生林ツアー下見

今年も早々と予約バスが満席になった岡山県西粟倉村にある若杉原生林へのツアー。

参加者のみなさんに、安全で楽しく、しかも勉強になる「くまもり原生林ツアー」を体験していただこうと、お世話させていただくスタッフたちが、下見に出かけました。

 

 

当日、森の案内を手伝ってくれる地元高校生たちも参加して、みなさん、しっかりと勉強してくれました。

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原生林の案内で欠かせないものの一つが、ギャップの説明です。高校生のひとりが、「ギャップ、ギャップ」と何度も声に出して覚えていました。

 

 

生き物たちは人が入っていくと逃げてしまうので、なかなか会えませんが、痕跡を探しました。きれいな小鳥の羽が落ちていました。さてこの鳥の名は…当日、

参加されたみなさんにお教えしますね。

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赤い実がなっていました。何の実でしょうか。人間も食べられるのでしょうか。答えは当日です。

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緑の実もなっていました。

 

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2つに切ってみると

 

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これは何の実でしょうか。食べられるのでしょうか。などなど。→サルナシです。熟すとまるでキウイのミニチュア版です。サルナシを品種改良したのがキウイですからもっともですが。もちろん人間も食べられます。

 

8月23日の当日、参加者のみなさんにいろいろご説明させていただきます。お楽しみに。

 

 

8月9日 本部、クマの生態調査

兵庫県豊岡市の今秋のクマ調査を始めようと思います。

今年もカキに青い実が実っています 。

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すでにもうこのカキに、クマが来ていました。

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今年の爪痕です。3本の爪の間が7センチです。大きいクマです。

 

山の実りはどうでしょうか。小さな実は、コナラのドングリです。まだまだこれからです。

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調査に興味のある方は、ご連絡ください。

 

 

 

8月4日 本部職員、福島県会員らと福島県庁を訪問

本部職員1名福島県会員5名計6名で、福島県庁生活環境部自然保護課を訪れました。

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福島空港到着

 

県庁では、3名の担当者が出て下さり、ていねいに対応していただきました。

福島県では今年、ブナが豊作だそうです。という事は、来年は凶作です。

 

大型野生動物の現状は、地球温暖化が原因でしょうか、

会津でイノシシが増加し、クマの生息域と重複しだしている。

ニホンジカが茨城県、山形県より入ってきているなどと、

教えていただきました。
ツキノワグマについては、推定生息数は2700~2800頭。しかし、よくわからないということでした。

 

最近は人家の近くに出没し、人間を見ても逃げない若グマが増えているのだそうです。

昨年度の有害捕殺数は430頭で、長野県に次いで全国で2番目に多い捕殺数です。

もちろん、放射線量が高いので、食用にすることはできません。

殺す必要はあるのでしょうか。

 

シカやイノシシがあまりいないためか、シカ罠やイノシシ罠にクマがかかるという事はほとんどないそうです。

誤捕獲グマは、2015年春より現在まで2頭あり、2頭とも放獣したといわれていました。

 

県民へのクマ対策としては 県が作成した啓発チラシを会津地区の全戸に配布したそうです。(以下参照)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/48231.pdf

 

最近の クマの行動には、これまでになかった明らかな変化が出て来ており、それがなぜなのかわからないと言われていました。

会津は福島の中では放射線量が低い方ですが、それでも他県と比べると高くなります。

熊森としては、2011年福島原発事故以来、野生鳥獣の体にも被曝変化が出て来ていないか心配ですが、行政の方は、少ない人数で調査もなかなか思うように進んでいないようでした。

熊森福島県会員たちは、市民団体として、自分たちもこれからもっともっと調べていこうということになりました。

 

お時間を取っていただいた担当部署のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

8月2日 本部生き物調査 兵庫県豊岡市

毎年行っている自然農の田んぼ横での生き物調査。今年は、3人の中学生も参加してくれました。

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生き物の種類数は、生息環境の変化により、年によってかなり変動があるようです。今年の結果報告を待っています。暑い中ご苦労様でした。

 

 

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