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2015-09-20
栃木県那須町のクマ違法捕獲について、内部告発あり
栃木県那須町で、クマの違法捕獲が行われているという訴えが、8月末、地元からくまもり栃木に届いた。
栃木県では、イノシシを獲るなどで行政から許可を得れば、くくり罠を仕掛けてよいことになっている。
ただし、クマが誤ってかからないように、くくり罠の直径は12センチ以下と決められている。
しかし、直径を20センチに広げて、何回も違法にクマを獲っている近隣の狩猟者がいるというのである。
見かねた方からの通報である。
くまもり栃木メンバーが、現地を訪れたが、行政も警察も、現場の証拠写真がない話は取り上げられないとして、
非協力的だったそうだ。
現地は福島との県境で、放射線量が高く、熊森栃木のメンバーの中心スタッフたちが住んでいるところからはかなり遠いとのこと。
どうやったら違法捕獲がなくなるか、熊森栃木の挑戦が始まった。
みなさん、応援してあげて下さい。
詳しくは、熊森栃木のブログに書かれています。
ワイルドライフ「栃木足尾山地 ツキノワグマ復活の森を生き延びろ」再放送
9月21日午前8時よりNHKBSで「栃木 足尾山地 ツキノワグマ 復活の森を生き延びろ」が再放送されます。
先日の放送を観て、よかったという会員からの声が本部に多数寄せられています。
あまりにも素晴らしかったので、DVDに録画をしたものを何度も見ているという声も届いています。
以下番組のウェブサイトより
本州最大の陸上動物、ツキノワグマ。険しい地形での追跡が難しいため、直接観察がほとんどできず、多くの謎に包まれている。その生態に迫ろうとする男がい る。動物カメラマン、横田博氏。およそ20年間、クマを見つめ続け、それを膨大な映像に記録してきた。フィールドは、栃木県足尾。かつて鉱毒事件が起き た、日本の公害の原点の地だ。一度破壊し尽くされた足尾の森。生態系の頂点に君臨するクマの存在は、森の復活の証なのだ。
ここまで
カメラマンの横田博氏は熊森会員で、栃木県支部の顧問をしてくださっています。
番組を視聴された方は感想を是非本部に寄せください。
NHKワイルドライフのウェブサイトはこちら