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2016-10-14
10月13日 とよ君近況
- 2016-10-14 (金)
- くまもりNEWS
とよは、お寺のみなさんの愛情を毎日たっぷりと受けて、とても元気に育っています。
くまもりお世話隊も、とよの世話をそれはそれは楽しみにして、毎週木曜日に出かけています。(参加希望の方は本部までご連絡ください)
プールの給水係も、とよの為にせっせと水を運んでいます。(こちらも手伝ってくださる方を募集しています)
会員作製の、とよ君の専用水飲み容器(ステンレス製)が新しく設置されました。
すごく立派です。これで、こぼさずに済むね。
さっそく、とよはジャボジャボ水を飲んでいます。
秋になって、食い込みがどんどん進んでいます。ドングリを集めて下さる方々から届いたドングリです。
秋になって食べるものは、ブドウ・栗・ドングリ・柿・リンゴなど(好物の順)です。
ドングリは、コナラ・アベマキ・クヌギしか食べません。お送りくださる前に種類のご確認をお願いします。
うれしいな みなさんありがとう(最近1週間の食べ物:クリ・ドングリ40㎏+果物+クマフード)
ひさしの上に置かれた柿を発見
クマだからね、こんなところにさっと登れるよ
木の上につるされたブドウを発見
クマだからね、木にも簡単に登れるよ
お世話隊のみなさん、いつもありがとうございます。
これまで獣舎に入れられたとよを不憫に思っていたけれど、兵庫県の山にいたら今年から、スポーツやアウトドアとして、山にひっそりいるだけで人間にライフル銃で撃ち殺されるんだよ。
痛いだろうな。つらいだろうな。どんなに悲しいか。クマだって人間と同じ心を持っているのに、それがわからない人たちがいるのかな。
銃で撃たれても、野生の方がクマにはいいという人がいるけれど、自分が撃たれることがないからそんなこと言っているんだろうな。
滋賀県にある熊森トラスト地は今
- 2016-10-14 (金)
- くまもりNEWS
10月11日、滋賀県高島市にある熊森トラスト地211ヘクタール(2015年度に購入した国・県・山主による分収造林地)を見に行きました。
トラスト地に行くまで林道が、2か所崩れていました。
1つ目の崩壊か所
2つ目の崩壊か所
ここからが熊森のトラスト地です。
くま森のマークがついたビニールテープ発見
トラスト地に入りました。ここは、本来スギの人工林のはずですが、植林後の手入れが足りなかったんでしょうか。広葉樹林になってしまっていました。この光景は、兵庫県や京都府の奥地と同じで、残念ながら、下層植生がほとんどありません。
クマは棲めないなー
このあたりの材は良く育っているので、早く入札を掛けて主伐してほしいな
この後、国の分収造林地を管轄している森林総合研究所の事務所(京都市)へ行って、来年12月に55年契約が切れるので、どのようにして山を返してもらおうかと、係官のみなさんと長時間懇談しました。現在はまだ契約期限が切れていないので、熊森が山主ですが、地上権が取り上げられたままです。早く山主に山を返してもらって、全山動物の棲める自然林に戻していきたいと思います。とても楽しみです。
交渉に参加した、森山会長、室谷副会長、村上滋賀県支部長、熊森本部スタッフ3名が、森林総研の担当者から説明を受けているところ