くまもりHOMEへ

ホーム > アーカイブ > 2017-04-05

2017-04-05

埼玉県会員から 狭山丘陵墓地開発に反対の声を

熊森にお願いがあって連絡させていただきました。

 

埼玉県所沢市三ケ島2丁目の自然豊かで希少な湿地(埼玉県立狭山公園内)に約7000㎡(0.7ヘクタール)856基の大規模な墓地開発計画が進められてます。

墓地計画地では、市内では見ることの稀になった蛍も棲息しています。

所沢市では墓地や駐車場や住宅地などで、年々、森林伐採が進み自然がなくなっているのでとても胸が痛いです。

カブト虫もクワガタ虫も野鳥もあまり見なくなりました。

狭山丘陵は僕の住んでる近くです。墓地計画が確定すると所沢市では希少な蛍がいなくなってしまいます。

貴重な所沢市の自然とそこに住む生き物のために、どうか署名と拡散お願い致します

 

公益財団法人トトロのふるさと基金

 

狭山丘陵墓地開発反対協議会

 

 

(熊森から)

以前、日本には至る所に湿地があって、様々ないきものの良好な生息地だったそうですが、今や、ほとんどが埋められてしまいました。狭山丘陵の湿地はなんとしても残していただきたいです。

今回の開発場所は奥山ではありませんが、熊森は自然保護団体としてこの開発計画が気になり、関係各部署に問い合わせてみました。

 

この開発を計画しているのは大聖寺(だいしょうじ)というお寺で、開発しようとしているのは事業型墓地と言い、ふつうの檀家さん用のお寺のお墓とはちがうものだそうです。この開発計画には、石材店などの業者もかかわっているもようです。申請はこれまで2回出され、いずれも市から棄却されています。現在3回目の申請の手続きが進行中とのことです。

 

所沢市は2015年4月、市内の事業型墓地の余りが5%以下にならない限り、事業型墓地の造成は認めないという新しい墓地条例を作りました。現在、所沢市の事業型墓地は9%以上余っており、新条例ではこの墓地造成は不許可となります。しかし、この開発のための事前協議の申請が、新条例ができる前になされていたため、今のところ、新条例の適用は受けないのだそうです。

 

大聖寺は現在、開発計画の練り直しをしており、市から許可されそうな新しい開発申請を出してくるもようですが、今のところ、市役所にまだ新開発申請は出てきていないということでした。

 

詳しくは、公益財団法人トトロのふるさと基金や、狭山丘陵墓地開発反対協議会のHPをご覧になってください。埼玉にも、自然を守ろうとがんばってくれているなかまたちがいる。うれしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィード

Return to page top