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2017-04-10
4/8植樹地のシカ防除ネット修復作業 豊岡市但東町 4/12(水)、4/16(日)手伝ってください!
今年の兵庫県但馬地方は数年ぶりの大雪でした。
雪解け時に塊となって斜面を動いていく雪の力で、毎年植樹地のシカ防除ネットが倒されます。一刻も早く修復しなければ、シカに苗木を食べられてしまうので、さっそく4人で修復作業に出かけました。
くまもり植樹地に行く道中、人工林のスギの木で倒れているのがありました。通れないのでチェンソーで伐り倒しました。直径30cmくらいの元気なスギの木でした。こんな木まで倒してしまうとは・・・、雪の力はすごいです。
倒れていたスギの木を伐採
いよいよ、植樹地に到着。運んできた資材を降ろしました。
アー重たかった。資材運びも大変です。
いよいよ植樹地に入ります。
シカ防除ネットを張ったままにしておいた斜面のパッチディフェンスは、杭もネットも倒れていました。
平地部分のシカ防除ネットは無事でした。
下の写真は、去年初めての試みとして、雪が降る前にネットを降ろしておいた場所です。ほとんどの杭が立ったまま残っています。セーフ。
雪が降る前にネットを降ろしておいた場所
しかし、何と、もうすでにシカが来て、新芽を食べてしまっていました。あ~あ。
一緒に植樹をしてくださった会員の皆さんのお顔が浮かんできます。せっかく植えてくださったのに、申し訳ない。
実は、心配で、3月下旬にも、ここの植樹地を見に来ていたのですが、その時は、まだ雪が残っていて、降ろしたネットが雪に埋まったまま凍り付いていました。
近くに住んでいつも見回りしていないと、ネットの引き上げチャンスを逃してしまうと思いました。
都会に住んで、ボランティアを募って修復に来るという今のシステムでは、どうしても対応が遅れてしまいます。
しかし、嘆いている暇はありません。さっそく、倒れている苗木を起こしたり、植え替えたりしながら、防除ネットも修復していきました。
今回新しく買ってきた杭は、雪で折れないように、直径5.5cm、長さは210cmもあります。地面に埋め込むことを考えるとこれぐらい長くないとシカから苗木を守れません。
この日の豊岡市は最高気温28度。暑いくらいでした。
一つ一つ状況が違います。丁寧に直していきます。
ヤマグワの苗木は非常に成育が良くて大きくなっていたので、防除ネットを大きめに張り直しました。
この日は4人で日没まで作業しましたが、まだ半分以上残ってしまいました。
そこで4月12日(水)に緊急的にいきもり活動但東町を実施します。
また、4月16日(日)は兵庫県宍粟市波賀町戸倉にある植樹地の防除ネットを補修します。こちらはまだ雪が残っているので、雪かきをしながらの作業になると思います。両日とも、人手がもっともっと必要です。
手伝っていただける方は、本部にすぐにご連絡ください。<森再生担当>
次回のいきもり活動
【内容】
4月12日(水)くまもり広葉樹植樹地のシカよけネットの補修(兵庫県豊岡市但東町)
4月16日(日)くまもり広葉樹植樹地のシカよけネットの補修(兵庫県宍粟市波賀町)
【集合時刻・場所】
午前8:00 阪急電車神戸線夙川駅南口ロータリー(兵庫県西宮市)
【参加費】無料
(兵庫県ボランティア保険に未加入の方は年間500円で加入できます。保険期間4月1から来年3月31日まで)
【お申し込み先】
TEL:0798-22-4190
Mail:contact@kumamori.org
よろしくおねがいします。