クマを守ることは

森を守ること

豊かな水源を

未来永劫に確保すること

クマ種の状況

●ワシントン条約「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」=CITESでは、

ツキノワグマは絶滅の恐れが最も高い附属書 Iに掲載

日本のヒグマは附属書 II に掲載 国際取引の規制対象

なぜか熊胆の輸出入は規制されていないが、中国のクマファームからの熊胆の輸入は禁止されている。香港からの輸入は認められている。

注:熊胆の輸入問題については、トラフィックジャパンなどが取り組んでいる。熊森は手が回らないので取り組めていない。

 

●国際自然保護連合(IUCN)の世界の絶滅のおそれのある野生生物の「レッドリスト」に掲載されているもの

世界の8種のクマのうち、6種が絶滅危惧種

ツキノワグマ・・・野生絶滅の高い危険性がある「危急種(VU)」

 

環境省のレッドリストに掲載されているもの
  
 天塩・増毛地方のエゾヒグマ 、石狩西部のエゾヒグマ、下北半島のツキノワグマ 、
紀伊半島のツキノワグマ 、東中国地域のツキノワグマ、西中国地域のツキノワグマ 、四国山地のツキノワグマ

★全国クマ捕殺数 2017年環境省速報値2017年6月末  ヒグマ97頭、ツキノワグマ676頭 計773頭

2015年全国春グマ猟 
★全国クマ人身事故件数2016年12月速報値●クマ人身事故統計表(2004年~2015年)
★全国クマ出没数 2016年12月速報値
★クマ生息都道府県ドングリ豊凶状況 2016年10月26日発表

「奥地生息地復元と人里防除を最優先し、殺さない解決法にチェンジを」

<集落にクマ等の野生動物が出て来ないための2法>2016年兵庫県クマ狩猟再開の前に

×1、狩猟や有害駆除で野生動物を大量殺害する。→短絡的残虐水源の森を失う
○2、自然の山を復元して野生動物たちを山に帰し、棲み分けを復活させる。
    →賢明。地元や動物たちに優しいだけではなく、水源の森を未来永劫に確保できる。

被害防除、生息地復元で対応してこそ人間です。クマ対応こちらをクリック

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逃げ場なし 隠れ場なし  
ここで撃つ  全ての命を大切に思う国民の声を兵庫県へ→

・兵庫県20年ぶりのクマ狩猟終了 狩猟数4頭 有害捕殺数29頭  誤捕獲放獣114

 12月11日 兵庫県からクマ狩猟を認可された大阪府のハンターの誤射で1名死亡(兵庫県佐用町)

<くまもりによる野生グマの保護運動成果>

当法人は1997年の会設立以来、野生のクマたちと彼らが造る保水力抜群の最高に豊かな森(熊森)を保全・復元するために、山の実りゼロという異常な大凶作年、公園で集めたドングリを、研究者の指導も受けて、生態系をかく乱しないよう細心の注意を払いながら、クマたちが山から出てくる場所に運び、クマたちが出て来て有害駆除されないようにしたり、奥山生息地の人工林の間伐や皆伐を進め、生息環境である自然林を復元・再生させるなど、全力で保護活動に励んでまいりました

 くまもりは、クマと森を守る、日本最大の実践自然保護団体です。


1992年、兵庫県ツキノワグマ推定60頭絶滅寸前の報を受けて、当法人は行政や地元にも働きかけ、あらゆる手段を使って絶滅回避をめざしてきました。

当法人会長は、2000年以来ずっと、兵庫県の検討会の委員を務めています。

現在、生息地の復元の方が進んでいないため、予断を許しませんが、生息推定数は増加。兵庫県は2011年、クマは絶滅緊急事態を脱したと発表しました。

 

2015年5月6月 三重県が発信器を付けて滋賀県で放獣したいなべ市クマについて

当協会は、滋賀県多賀市で人身事故を起こしたクマと、三重県が放獣したクマは、クマは1日19キロも動けないので別グマであるとして、捕殺しないよう要望し続けました。

6月30日、上記クマの今後について、関係自治体21名(大垣市、海津市、養老町、いなべ市、桑名市、岐阜県、三重県)が協議を行った結果、以下のようになったそうです。

(1)住民が不安に陥っているので、檻13基をかけて捕獲する。(実質は、殺処分だそうです。)

●(くまもり) 絶句。人間には、山中に潜んでいるクマを殺す権利などありません。

(2)クマの所在地調査は継続する。

●(くまもり) これが住民を不安に陥れている原因なのです。気づいてください。

(3)住民への啓発活動を行う。

・(くまもり)大いに賛同。以下パンフレットや10分弱映像がとてもよく出来ているので広めましょう。

岐阜県庁作成パンフレット ツキノワグマとは

短編映画:宮沢正義氏「循環」 監督白鳥哲

 

他の都道府県の「クマと森の保護・保全」についても、本部、支部一体となって取り組んでおります。

 

<くまもりによる飼育グマの保護運動成果>

2012年、経営破たんした秋田県八幡平クマ牧場で起きた従業員死亡事故のあと、1200万円の基金も集め、牧場に取り残された29頭のクマたちの全頭救命・終生保護飼育を求める大運動を展開しました。

秋田県のご尽力により、全頭救命が決定。クマたちは現在、動物福祉に配慮して建設された秋田県阿仁のくまくま園で、全頭大事に終生保護飼育されています。

当法人会長は、阿仁くまくま園のクマたちに関する秋田県の協議会の委員を当初よりつとめています。

 

<くまもりが現在取り組んでいるクマ保護>

2014年度大阪府で誤捕獲されたツキノワグマは「鳥獣保護法」にのっとって放獣されるべきでしたが、貰い手を探したが見つからなかったとして、大阪府は殺処分を決定しました。当協会はこのクマの保護飼育を決定し、大阪府豊能町高代寺に熊保護施設を建設しました。2015年4月から、お寺と熊森で協力して、このクマの保護飼育を行っています。


以下は、動物を殺すことしか考えていない研究者が考え、専門知識のない官僚が決めた環境省の方針だと思われます。大多数の国民は、胸がつぶれると思います。ご参考までに。

「平成26年度クマ類保護管理検討会」
資料はこちら
平成27年1月13日環境省自然環境局主催)

配布資料その1 その2 その3pdf

検討資料その1 その2 その3pdf


大阪府豊能郡豊能町で誤捕獲されたクマの経過

熊森ニュースから右側下トピックスより「豊能町誤捕獲クマ」をクリックすると古い記事が読めます

撮影:佐藤嘉宏氏 撮影地:岩手県

〈新着情報〉2015年全国春グマ猟聞き取り結果


●クマによる人身事故を避ける

<人身事故はなぜ起きるか>

ツキノワグマに人を襲う習性はありません。身体は大きいのですが、大変臆病な動物で、人を恐れています。山中では昼行性ですが、人家近くでは人を恐れて、夜間や早朝などに動きます。うっかり人間に出会ってしまうと、恐怖のあまり、人間を前足ではたいて、そのスキに逃げようとします。これがクマによる人身事故です。

<人身事故を防ぐには>

◎大声や笛・鈴などで、クマに人間の存在を早めに伝えること。そうすれば、クマは自分から、そっと立ち去ります。

◎うっかり出会ってしまった時は、クマをこわがらせないように、クマに優しいことばをかけながら、少しずつあとずさりして離れてやってください。怒ったり棒や石を投げたりすると、クマは人間にやられると思って、走り寄ってきて、人間をはたいて逃げることがあります。

◎クマを放獣するとき、お仕置きと称して、トウガラシスプレーを吹き付けたり、花火や棒で脅すと、クマは人間に対して必要以上の恐怖感を持つようになり、次に出会った人間に対して、パニックを起こし、人から逃げたい一心で、人身事故を起こすのではないかと予測されます。→誤捕獲グマの放獣にあたっては、何もせずにそっと逃がしてやるのがいいと思われます。

<山で子グマを保護しないでください>

山で子グマに出会ったら、必ず近くに母熊がいます。

勇敢な母熊は、子供を守ろうとして人間にとびかかってきます。子に対する母の愛は人間以上です。すぐにその場を静かに立ち去って下さい。

臆病な母熊の場合、人間が立ち去るのを物陰に隠れて待っています。子グマを見守っていたが、母熊がいつまで待っても現れなかったからとして、子グマを保護したと持ち帰る人がいます。これは保護ではなく誘拐にあたります。母熊が子グマを見捨てることはありませんので、心配せずにそこに子グマを置いて帰ってきましょう。

 

ツキノワグマの生態と被害防止 秋田森づくり活動サポートセンター

クマニュース

2010年度 ツキノワグマによる人身事故一覧
(門崎允昭 日本熊森協会顧問との共同調査)