自然農

くまもり自然農のご紹介

~農をとおして、森・生物・水などの大切さを伝えていきます~
植物と動物から成る水源の森づくりとその水を使った農

日本熊森協会は設立以来、常に地元山間地に足を運んで、被害に苦しむ方々と膝を突き合わせて、一緒に出来ることを話し合って来ました。かつては私たちに厳しい言葉を投げかけてこられた方々が、今では一緒に被害防除や動物の棲める森の再生活動を行う、という地域もあります。

これまで開催してきた「動物の棲める森再生活動」「原生林ツアー」などの実践活動では、森と野生生物、水、人間生活などのつながりが理解できるようなプログラムを組み、実践を通してその大切さを体験的に学んでいます。さらに、自然農を実践することで、他生物との共存の途を、より身近な問題として共に模索していく機会にしていきたいと思います。

「自然農」とは、耕さず、無農薬・無肥料、草々や虫たちを敵としない栽培法です。耕さないことで、そこに生きる生きものたちの亡骸の層が壊されることなく重なっていき、多くの生命が栄え、その中でお米も成長していきます。くまもり自然農では、一粒のお米の種の成長を通して、生命自らがもたらす恵みを上手に受け取る術を学んでいきます。

た、山から流れ出てくる水を使ってのお米づくりからは、「多種多様な生命からなる豊かな森は、あらゆる生き物にとっての貴重な水源である」ということも学べるでしょう。さらに、動物を殺さない方法での被害防除の実践や、山村と都市との交流も深めていきます。そして、たくさんの人々と共に、これからの生き方を考え、森林や野生生物保全の輪を広げていけるように、くまもり自然農を実践していきます。