自然農
21世紀 月1回は大地に寄り添う暮らしにもどろう
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草や虫たちとともに育つ稲
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《活動報告》
★現地までは車に乗り合わせて向かいますが、阪神間から車を出してくださる方が不足しております。
可能な方は、ぜひご協力ください。
くまもり自然農のご紹介
~農をとおして、野生動物・森・水の大切さを伝えていきます~
森の荒廃は全国民が早急に取り組むべき問題
全地球規模で進む環境悪化。日本でも歴史上かつてないほどの自然環境破壊が進んでいます。開発や酸性雨、日本特有の森林荒廃の原因である過剰な人工林問題 (日本の全森林の42%にもおよぶ。内8割が手入れのされていない、いわゆる放置人工林だが、青々とした木々が生い茂っているので森林破壊と捉えられにく い)など、特に国土の67%を占め水源でもある森林の荒廃は、一般に知られているよりずっと深刻です。
大規模な土砂崩れや洪水が頻発し、河川の水量は目に見えて減少しています。立ち枯れる木が増え、秋になってもドングリなどの実りの極端に少ない年が頻繁にありますし、様々な生物の減少が各地で報告されています。棲みかを追われた野生動物が人里近くに現れるようになり、甚大な農作物被害のため、毎年数十万頭もの野生鳥獣が害獣として殺されています。
水源である森林の荒廃 は、私達にとって死活問題です。 日本で森林・野生生物問題を取り扱うとき、農業や林業と切り離して考えることはできません。ところが農林業と野生生物保護は利害がぶつかるため、地元と協議するなどして積極的に取り組んでいるところは、行政・民間ともほとんどありません。
都市民も、森からの豊かな恵みを授からなければ生きてゆくこ とはできないのですから、森の荒廃や農林業被害、野生生物の大量捕殺問題を、地元山間地の方々だけに負わせていてはなりません。私たちは森の保全・再生や野生生物の保護にもっと関心を持ち、一役を担うべきです。
植物と動物から成る水源の森づくりとその水を使った農
日本熊森協会は設立以来、常に地元山間地に足を運んで、被害に苦しむ方々と膝を突き合わせて、一緒に出来ることを話し合って来ました。かつては私たちに厳しい言葉を投げかけてこられた方々が、今では、一緒に被害防除や動物の棲める森復元植樹を行うという集落もすでに幾つかあります。
これまで毎年開催している「動物の棲める森再生活動」「原生林ツアー」など、都市からの参加者に森や野生生物とのつながりを理解してもらえるようなプログラムを組み、実践体験と、森林、野性動物、農林業の大切さを学んでもらっていますが、さらに、農を実践することでより身近な問題と認識してもらえるように考えています。
地元から提供された人工林伐採後の広葉樹植樹地から流れ出てくる水を使って、地元の方々と一緒に農薬や化学肥料を使わない自然農で持続可能な農業を実験し て行きます。多種多様な動植物からなる豊かな森は、あらゆる生命にとっての貴重な水源でもあるということを、参加者に理解していただき、地元山間部の方々にも、地元の森や野生生物の素晴 らしさを再認識していただきたいと思っています。
同時に、動物を殺さない方法での、被害防除の実践も行います。地元農家の方々にもご指導いただくことで、山村と都市との交流も深めていきます。たくさんの人々が、森の荒廃に伴う水源の枯渇・土砂崩れ・野生動物による被害な どを地元の方々と一体になって考え、森林や野生生物保護を行えるよう、くまもり自然農を実施していきます。
2010年活動報告





