太郎と花子のファンクラブ
なぜ、太郎と花子は人間に飼われているの?
ツキノワグマの太郎と花子は、まだ赤ちゃんのとき、人間に母親を撃ち殺されました。ツキノワグマは生後約2年間、母親の元で食べ物の見つけ方など、自然の中で生きる術を学びます。独り立ちする前に母親が殺されてしまうと、野で生き延びるのはとても難しいのです。太郎と花子は、かわいそうに思った優しい人に引き取られて育てられる事になりました。
しかし、太郎の場合は県の指令で、また、花子の場合は育ての親に飼育を続けられない事情が起きて、それぞれ殺処分されることになりました。これを見るに偲びず、善意の方が引き取って育ててくださっているというわけです。この善意の方を、みんなで支援しようと、2005年夏、「太郎と花子のファンクラブ」が設立されました。
山にもう一度放してやろうという提案も時たま来ますが、和歌山県には、クマが安心して棲めるような森がまずもう残っていません。第一、山に放したら、このクマたちは人間を見ると喜んで寄っていくでしょう。びっくりした人間との間に、トラブルが発生することは必至です。
太郎と花子は今、和歌山県有田川町生石高原山上で、皆さんのご支援を受けながら、暮らしています。2頭にはかわいそうですが、ここで生涯を送ってもらうしかありません。今後、こんなクマが出ないように、日本熊森協会は、各地で「動物の棲める森」を保全・復元しています。
>奥山保全トラスト基金(民の募金で奥山水源の森を買い取って永久保存)
>奥山再生ボランティア(チェーンソーや皮むきなどの方法で、人工林を強度間伐)
(顧問 宮澤正義先生の指導) もし、山中で、子グマを見つけても、絶対に連れて帰らないようにしてください。殺されていない限り、必ず、母グマはその日のうちに子を連れに来ます。クマは見かけと正反対で、とても臆病な動物です。人間がいると出て行けません。子グマを見つけたら、その場からすばやく立ち去ってあげてください。母グマが子グマとはぐれることは、ありません。
ツキノワグマふれあいの会のご案内
~お世話ボランティア募集~
獣舎に住む花子と太郎の世話をお手伝いしてください。自然が大好きな熊森会員といろいろ話をしながら、車で乗り合わせて2頭が住む和歌山県生石高原 山上ま で向かいます。途中で地元の市場に立ち寄って、食餌を買って行きます。何を食べているのかな?どうやって食べるのかな?花子と太郎との出会いを通して、 もっとクマのことを身近に感じてもらえたら嬉しいです。
太郎
花子
●毎月第4日曜日・・・兵庫県出発
阪急電鉄 夙川駅 8:30出発
※道路状況等諸事情により、中止/変更する可能性があります。
参加を希望される方は、3日前までに事務所までお知らせ下さい。事前に電話などでご連絡いただければ、現地集合も可能です。
※参加費1000円
※ボランティア保険の加入が必要です。保険代500円(当日より年度末まで有効。事務手続きの都合により、3日前以降のキャンセルは保険料をお支払い頂く必要がございますのでご注意ください。)
獣舎の清掃などの作業にご協力いただきますので、汚れてもよい服装でお越しください。あればよい物:長靴、軍手、着替え、タオル、雨合羽、防寒具(冬期)、帽子(夏季)。昼食、飲み物は各自でご用意ください。行く途中でお店に立ち寄ることもできます。
●毎月第1,3,5日曜日・・和歌山県出発
和歌山県会員らで飼育清掃奉仕を続けています。和歌山および近隣府県の方で、応援してくださる方は、和歌山連絡所 TEL 0738-23-0531 まで。
●毎月第2日曜日・・南大阪出発
南大阪地区会員で飼育清掃奉仕を実施しています。予定が変更になることもありますので、熊森本部までお問い合わせください。





