お知らせ

2025/04/24

イベント+講演
5月17日 広島「安心安全な暮らしのために クマをはじめとする野生動物のことを知る~法改正時の参考事例となった住宅地での合法発砲経験者を交えて~」

近年、市街地にも出没してくるクマやイノシシなどの野生動物。
それに伴い、市街地での猟銃発砲がされやすいように法改正がされました。それにより実際にどんなことを考えないといけないのか。
どんなことが起こるのか。どんな対策ができるのか。わたし達の安全な暮らしのために何ができるのか。
どんなことが研究されているのか。クマをはじめとする野生動物と人間は本当に共存できるのか・・・。
〈第一部〉では、法改正時の参考事例となった兵庫県豊岡市有害鳥獣主任対策員 岡居宏顕氏
研究者の視点で広島大学生物生産学部 西堀正英教授
取材者の視点で中国放送 戸倉真一氏 のお話し
〈第二部〉質疑応答では第一部の出演者とともに
広島フィールドミュージアム代表金井塚務氏を招いてお伺いします。

豊岡市農林水産課 有害鳥獣主任対策員 岡居宏顕氏
「市街地出没するクマと今後どのように共生してゆくべきなのか」
~住宅密集地でのクマ出没が多く、比較的広島と条件の似ている兵庫県豊岡市で、駆除だけに頼らない対応の成功事例~法改正時の参考事例となった住宅地での合法発砲経験者。
2014年より兵庫県豊岡市・有害鳥獣主任対策員。農林水産省/農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー。
徹底した観察を基に市の鳥獣害政策を策定。鉄道事故を1/10にするなどの成果をあげた。

ツキノワグマについては、その自然界での役割を踏まえ、出来る限り追い払いや防除での対応だが、問題個体は徹底的に追跡し捕獲する。これにより事故ゼロと最小限の捕獲を両立。防除のために日本熊森協会と協働中。

 広島大学生物生産学部 西堀正英教授
「環境DNAによるツキノワグマ生息・生態モニタリング」
空気中のDNA(環境DNA)を集め,野生動物および鳥類の生息モニタリングおよび生態学的な研究への展開し,環境DNAを使ってツキノワグマ生息モニタリングおよび住民票登録プロジェクト,広島県絶滅危惧種ニホンリスの生息モニタリング,東広島市と鳥獣害に対するCommon Projectを実施する傍ら,国内繁殖するジョウビタキの研究についてDNAをツールに研究室の学生と共に研究を行う。

 中国放送 戸倉真一氏
「広島を取材する中で見えてくるクマを取り巻く現状について」
*当日にロケ等が入った場合はご欠席の場合もあります

広島フィールドミュージアム代表 金井塚務氏
1990年以降、西中国山地のツキノワグマの生態学的研究を始める。
西中国山地国定公園、細見谷渓畔林保全活動に参加。以後、日本森林生態系保護ネットワークに参画し、全国各地の森林保護活動を行う。
日本森林生態系保護ネットワーク 代表      広島県ツキノワグマ対策協議会委員 同科学部会委員

司会・進行 日本熊森協会会長 室谷悠子(弁護士)
大阪のあすなろ法律事務所に所属。二児の母。
1997年、野生動物のつくる豊かな森を保全・復元するために立ち上げられた、実践自然保護団体「日本熊森協会」の設立に参加し、以来20年に亘り、最前線で自然保護活動に取り組む。

詳細

開催日時:5月17日(土)13:30~17:00 (開場 13:00)

会場:コジマホールディングス 西区民文化センター大会議室A 

   広島市西区横川新町6番1号 3階(JR横川駅南口より徒歩3分)

参加費:無料

主催:一般財団法人 日本熊森協会 広島県支部

後援:中国放送

申し込み ※事前の申し込みが必要です

広島県支部  光野 080-8745-3419(10:00~18:00)/ hikalino0307@gmail.com

熊森本部 0798-22-4190

QRコードからもお申込み可能です

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