2022/05/04
くまもりNews30年前、森を壊されて生きてけなくなったクマたちが山から出てきて有害獣のレッテルを張られ、片っ端から人間に撃ち殺されて絶滅しようとしているのに、どうして大人たちは何もしないのかと思った、まさにTell Me Whyの中学2年生は、今や日本を代表する実践自然保護団体の会長です。
「声を上げなきゃ誰にもわからん、行動しなくちゃ何にも変わらん」当時、クマの絶滅阻止に向けて動きに動いた中学生たちの合言葉のまま、彼女は25年前に日本熊森協会を立ち上げて、声を上げ続け行動し続けてきました。4年前から会長に就任し、熊森会員19600名を率いて弁護士業のかたわら、全国を飛び回ってこの国土でみんなが生き残るための奥山保全を訴えています。
室谷会長が、これまでの25年間を振り返って、また、次の25年間を見据えて、奥山保全や再エネによる森林伐採に法規制を求めるなど基調報告で語ったことは、次の会報111号で詳しく会員の皆さんに報告させていただきます。会長の力強い決意表明に、出席した会員たちも大拍手でした。
基調報告する室谷会長
次の25年間を推進する熊森本部スタッフたちですと、会長から紹介された平均年齢30代の9名。
熊森本部スタッフの最年少は今年新卒職員となった22歳!右から4人目
特別報告は、再エネ事業からいかにして奥山の森林を守るかの中間報告です。
舞台のようす
5月国会に提出される盛土法案や、4月21日から始まった4省庁(経産産業省、国土交通省、環境省、林野庁)合同検討会が、再エネ名目の森林伐採をどこまで止められるか、まだ未知数です。
人間や、もう一つの国民である野生鳥獣がこの国で生き残るために、奥山水源の森を伐採してはならないという国民の声を大声にして、国会議員の皆さんに届けねばなりません。政治は、国民の大声があってこそ動くのです。
「熊森は本当にすごいことをしているんですね。特別報告に目が釘付けになりました」と、参加者から感嘆の声をいただきました。
参加者の皆さん
国会議員の皆さんのご出席が少しずつ増えてきています。
参議院議員: 片山大介議員 嘉田由紀子議員
衆議院議員: 和田有一朗議員 中野洋昌議員
務台俊介議員(環境省副大臣)ビデオレターで参加です。
務台俊介環境副大臣
他にも、高橋光男参議院議員と赤羽一嘉衆議院議員の秘書さんが参加してくださいました。
将来的には、各会派の国会議員さんが何十人も参加してくださる会にしたいです。
デルタ航空の大隅ヴィクター日本支社長も、来賓としてご出席くださいました。
ご挨拶されるデルタ航空大隅日本支社長
第2部の最後まで残ってくださった方々と、最後に記念撮影をしました。
撮影時だけ一斉にマスクを外しました
ご出席くださった皆さんとオンラインで見てくださった皆さんで、合計200名強のご参加でした。
皆さん、お忙しい中ありがとうございました。
来年も、熊森すごいな、本気だなと言ってもらえるような活動報告ができるよう、今年も熱く燃えに燃えて活動していきます。
新潟県企業会員であるマルソー株式会社から、今年も豪華なお花をいただきました。(完)
P.S 日本の自然を守りたいと心から願う、正義感、情熱、行動力にあふれる青年の皆さん、くまもりで先頭に立って活動されませんか。ご入会をお待ちしています。
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