2022/11/05
くまもりNews10月15日(土)
午後は弘前市で、夜は青森市でくまもり講演会を開催しました。急遽開催を決めたので、地元のくまもり会員さんたちも人集めをする余裕があまりなかったと思います。無理を言って申し訳なかったです。弘前会員のリンゴ農家の方は、リンゴの収穫で一番忙しい時だそうで出席できないということでしたが、電話で初めていろいろ話せて良かったです。
青森の講演では、まず、なぜ森を破壊してはいけないのか、なぜ人間の事だけではなく他の生き物たちのことも考えねばならないのかから話しました。次に、自身が39歳の時に町内で計画された無茶な開発を止めようと、町内みんなで協力して住民運動を闘い、見事、開発を止めた話をしました。その話の中で、町内の住民運動を指導してくださった隣町の大会社の社長から教わった合法で効果のある闘い方のコツを次々と紹介していきました。青森の皆さんに参考にしていただき、山林破壊型の再エネにノーの声を上げていただきたいという強い願いからです。
お上にも限界がある。お上に頼っていてはだめ。全生物のため、次世代のために、勇気を出して、市民がみんなで声を上げて、森を守る、自然を守る、国を守る、みんなで大人の役割を果たそうと熱く呼びかけました。
弘前会場
青森会場
弘前会場から青森会場まで、昨日の弘前会員とは別の弘前会員が車で送って下さり、この日もまた、会員さんのありがたみが身に沁みました。
青森会場では講演後、すでに再エネ自然破壊から青森の山を守ろうと活動されている青森市の若い女性が、講演の感想と共に、青森の森を守りたいという熱い思いを涙ながらに参加者の皆さんに訴えられました。会場は感動でいっぱいになりました。
涙なしには聞けなかった若い女性のすばらしい訴え
青森に行くまでは、関西人だからと反発を受けるのではないかとか、それなりに心配していましたが、講演会に来てくださったみなさんはすでに意識の高い方々で、十分わかり合えたのではないかと感じました。この日、新たに19名の方がくまもり会員になってくださいました。兵庫県から青森まで行くのは大変でしたが、思い切って行ってみて良かったです。今後もみなさんとお付き合いしたいです。みちのく風力発電白紙撤回まで、共にがんばりましょう。この日の青森市での講演は、講演会に出席してくださっていた青森経済新聞とデーリー東北の記者さんが記事にしてくださいました。感謝です。
今回、本当に、いろいろな方にお世話になりました。この場を借りて、心からお礼申し上げます。
この後、私たちは福島県で2010年から熊森をずっと応援してくださっている郡山の酒造会社仁井田本家あぐりの仁井田社長を訪ねました。
仁井田本家あぐり
この時のことは、次の会報113号で、会員の皆さんにお伝えしようと思います。お楽しみに。
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