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2026/07/26

くまもりNews
いつも日本熊森協会の活動を支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます
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いつも日本熊森協会の活動を支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
日本熊森協会は、来年4月に設立30年目を迎えます。豊かな日本の自然と野生動物たちの未来を守るため、多くの課題に向き合い、そのたびにさまざまな挑戦を重ねてきました。
決して順調な歩みばかりではありません。成功も失敗もありましたが、一つひとつの経験から学び、活動のあり方を見直しながら、今日まで歩んできました。
自然や野生動物が置かれている状況を社会に伝え、問題点を指摘し、改善を求めることは、自然保護活動において大切なことです。私たちも、団体として責任を持ち、声明や要望、活動情報などを広く発信してきました。
しかし、たとえ事実関係が確認されていたとしても、特定の地域や個人に抗議が集中するよう働きかけたり、誹謗中傷の的となるような形で拡散を呼びかけたりすることは、決してあってはなりません。
発信した本人に誰かを傷つける意図がなくても、情報は広がる過程で強い言葉や異なる解釈が加わり、やがて誰にも制御できないものへと変わっていきます。
ときに多くの反響が集まり、一時的には状況を動かすことができたように見えるかもしれません。しかし、その過程で地域や関係者との信頼が損なわれ、長くしこりが残れば、その後の対話や協力は難しくなります。結果として埋めることのできない溝をつくり、問題の解決から遠ざかってしまうこともあります。
私たちは、対立や分断を望んでいません。
自然や野生動物をめぐる問題には異なる立場や事情があります。
だからこそ方法を選ばなければならないと考えています。
今、野生動物たちが置かれている厳しい状況に心を痛め、目の前の命を助けたいと願っている方が、全国にたくさんいらっしゃると思います。私たちも同じ気持ちです。
しかし、命を助けたいという切実な思いや正義感から始まった行動であっても、それが特定の地域や人への攻撃に変われば、多くの人を傷つけることになります。正義がいつしか憎しみに変わり、対立が大きくなれば、協力できるはずだった人たちとの関係が失われ、救えるはずの命を救えなくなることさえあります。
人や地域の安全を守る必要がある場面においても、私たちは、まず命を奪わない対応を可能な限り尽くしていただきたいと願っています。それでもやむを得ない対応が必要となる場合には、動物に与える恐怖や苦痛を最小限にする方法が取られなければなりません。
話し合い、より良い方法をともに模索できる道を残すこと。
それが自然と野生動物を守る力になると、私たちは考えています。
私たちはこれからも、自然と野生動物を守ることを諦めません。
対立や分断を広げず、命を守る道を粘り強く探し続けてまいります。

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