2023/04/23
くまもりNews2023年4月1日(土)、横浜市のかながわ県民センターで神奈川県支部主催のくまもり講演会が開催されました。
支部長作成のポスター
神奈川県・東京都支部のボランティア計13名が会場の準備・片付け等をお手伝いしてくださいました。当日の参加者はなんとスタッフ寄せて84名!みなさん、お忙しい中、足をお運びくださってありがとうございました。
神奈川県支部の高野支部長は、以前から個人でツキノワグマの調査をしていました。誰か一緒に調査してくれる人はいないかなと探していて、熊森を見つけたそうです。今も仕事を兼ねて毎日山に入っています。今回初めて熊森講演会を企画しました。
高野支部長
まず、神奈川県出身の本部研究員羽田が、クマの特性や熊森が行っている被害対策、都市の人々に知っておいてもらいたいことなどを30分間話しました。
本部研究員羽田
次に、室谷悠子会長が熊森の成り立ちや歴史、再生可能エネルギーによる森林破壊に対する熊森の取り組みについて90分間講演しました。
室谷悠子会長
会場風景
参加者の皆さんには質問事項を用紙に記入してもらい、休憩後、室谷会長と羽田が約20分間、お答えさせていただきました。
<主な質問内容>
・野生動物が山で生きてけるようにするにはどうしたらいいのか?
・クマの個体数が急増しているというニュースをよく見るが実際どうなのか?
・人工林はどうやって伐り出すのか?
・国は荒れた人工林に対してどのような対策をとっているのか?
・人工林を天然林に戻す場合、山は購入しなくてはならないのか?
などなど
皆さん最後まで熱心に聞いてくださり、「今日は勉強になりました」という喜びの感想を何人もいただきました。帰る前に物販コーナーに立ち寄ってくださる方も大勢いました。熊森協会の活動を多くの方に知っていただくことができて、とても良かったと思います。高野支部長のリーダーシップでさらに神奈川県での熊森の輪が大きく広がり、大型野生動物と彼らの棲む豊かな森を守ろうという流れが関東でも大きくなることを願います。
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