2021/11/27
くまもりNews前回に引き続き、くくり罠の錯誤問題です。
(以下、11月22日 中国新聞記事要約)
県別ツキノワグマ捕獲総数は、島根352頭、広島131頭、山口40頭。
うち、殺処分合計は425頭と過去最多。
捕獲後は危険なため多くが殺処分となる。
環境省は3県のツキノワグマを西中国地域個体群としてレッドデータブックで「絶滅の恐れがある」としており、狩猟を禁止している。3県の計画では殺処分できる上限の目安を年間に計94頭としている。にもかかわらず、2020年度の捕獲数は過去最多で523頭、大きく上回った最大の要因は、錯誤捕獲の増加にある。
熊森から
熊森は早くから、野生動物たちの足を切断してしまうくくり罠の残虐性と無差別性に注目し、くくり罠の使用禁止を環境省に何度も訴えてきました。
熊森の会長が協議会委員を長年務め錯誤捕獲問題を訴え続けてきた兵庫県は特別で、シカ・イノシシ用くくり罠に錯誤捕獲されたクマは100%放獣されているもようです。
しかし、クマの恐怖や足切断などの重傷例も起きます。放獣されるからいいというものではありません。クマ以外にもおびただしい野生動物たちが錯誤捕獲され殺処分されたり放置されたりしています。生物倫理に著しく反しています。このような残虐罠を、しかも、山の中にまで仕掛ける権利は、肥沃な大地を野生動物たちから全部奪い取ってしまった人間にはないはずです。
環境省の旗振りで罠免許所持者は増える一方です。兵庫県の山奥に住む猟師に聞くと、狙った動物を獲るには、イノシシ道など各種野生動物の通る道が見えてこないとだめで、道が見えて来るのに2年かかったと言われていました。都市のにわかペーパー猟師に、狙った獲物だけ獲ることなど無理だということでした。
熊森は、野生動物のためにも、弱者を大切にする優しい人間社会を作るためにも、鳥獣被害対策の大転換が日本民族に求められていると思います。
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