2024/05/20
くまもりNews(2)クマが夜間に餌を求めて集落に出てきた場合
人間への警戒心があるクマなので、問題を起こすことは少ないです。
夜間に集落周辺の餌を食べて山への朝帰りが遅れ、早朝人間に見つかってしまったクマも、問題を起こすことの少ないクマです。
夏場に住宅密集地の小学校の近くに夜間に出てきたクマがいました。夜間でも撮影可能な自動撮影カメラをかけた結果、そのクマは小学校のプールで泳いでから、山に帰って行ったことがわかりました。
行政担当者は家屋から何m離れたところに来ているかなど、情報収集に努めます。家屋から100m離れていても危険な時もあれば、毎年来ているクマで5mしか離れていなくても大丈夫なクマもいます。
その地域のクマ社会が成立していれば、経験豊かな母グマが子グマに教育を徹底させるので、何時頃にどこまでなら出て行っても安全か、クマたちは皆、理解しています。よそからクマがやってきても、そこの母子グマを見習って集落に近づき過ぎないように気を付けます。このような母子グマの存在は流れグマが来ても集落に近づき過ぎないように教え、集落を守ってくれる貴重なクマで、決して捕獲してはならないクマです。
最新のお知らせ
2025/02/21 くまもりNews
福島市その3 住民団体が吾妻山メガソーラー工事中止・原状回復等を求め県に請願書提出2025/02/17 くまもりNews
福島市の再エネ森林破壊事業に新たな歯止めか その2 吾妻山メガソーラー 大学教授が注視団体2025/02/15 くまもりNews
㊗️福島市の再エネ森林破壊事業に歯止めがかかり始めた その12025/02/14 イベント+講演
第28 回 くまもり全国大会 2025年4月19日 13時~16時ページトップに戻る